約 3,574,412 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1399.html
「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 「・・・お、おはよう」 「・・・・ん、おはよ」 クラブハンド・フォートブラッグ 第二十二話 『それを私にどうしろと』 うじうじすんのはもう止め。 確かにそういった。そういったけど・・・・。 「昨日の今日で何を話せばいいかわからないと」 「・・・・うん」 「全く、男女の仲というのは・・・どこも似たようなものですわね」 そういって遙はから揚げを口に放り込んだ。 うぅ・・・仕方ないじゃない。だって判らないんだもん。 「あはは。ほら、春奈ちゃんはツンデレだからさ。こういうのには弱いのよ」 クラスメイトのリオは笑いながら傍観している。 いや、アンタだって弱いじゃない。このブラコン。 ちなみに、八谷は四時間目が終わるやいなや学食にダッシュしていった。 教室出るときにこっち見てたから・・・多分むこうも気にしてるんじゃないだろうか。 「はぁ・・・いつまでもうじうじと。もういっその事貴女から思いを告げては如何? まだはっきりと口に出してはいないんでしょう?」 ・・・・確かにそうだけどさ。 なんというか・・・・ 「きっかけがない、と?」 「・・・うん」 どうしたものか。 今までだったら話すきっかけなんて考えたこともなかった。だって自然に話せてたし。 「・・・・もうこうなったら、何かきっかけを見つけるしかないですわね。とはいったものの、二人の共通点となると・・・・近所のお話なんてどうですか?」 「元からしないわよ。そんな井戸端会議みたいなこと」 「だったら何か昔の話とか」 「今の状況で出来ると思う?」 「昨日見た番組・・・」 「ニュースしか見ないわよ」 「・・・・・・」 「・・・・・・」 「じゃぁどうしろって言うのよ!!」 「逆ギレ!?」 何か怒こられてしまいましたよ!? これは私が悪いのか・・・いや多分違うと思うけど。 「もう全滅じゃないですか・・・・打つ手無しとは・・・・」 「・・・あのさ、二人とも」 と、私と遙が絶望に浸っていると今まで黙っていたリオが手を上げた。 二人揃って無言でリオの方を見る。 「共通点だったらさ、武装神姫があるじゃない?」 「・・・・・・・・・・あ」 「・・・・・・・・・・・それですわッ!!」 すっかり忘れてた。 っていうか当たり前すぎて気づかなかったんですけど。 「そうなると・・・・何か神姫の話で呼び出して・・・・」 「どーんといってガッシャンバラバラ」 「何の音ですの!?」 何か二人とも考え込んでるし。 ・・・なにか、いやな予感がするのは私だけかしらね。 「あ? 七瀬に会いづらい?」 現状を話したところ、親友その一・冬次君は非常に良く判らない顔をしました。 冬次も女顔、というか女にしか見えないから微妙な気分だけど。 「いやだってさ・・・アレだよ? なんてーかさ・・・ほら」 「あーまぁ言いたいことは判るけどよ。・・・・参ったな。どうするよ?」 そういって冬次は隣にいたハラキリ(あだ名・腹部に刺し傷がある)に話題を振る。 ・・・・ここでも名前がないんだこの人は。 「いやそれを言われてもだな。宇宙人相手にした方がまだ勝ち目があるだろ」 「それを言うなよ・・・なんか悲しくなってくるじゃねぇか」 そういって三人ともうな垂れる。 学食の中、このテーブルだけが何か暗かった。 「ともかくアレだ。押して押して押しまくれ。今のままじゃ絶対いけないぜ。会いづらいってんなら何か・・・考えて見るか」 そういって考え込む男三人組。 学食のにぎやかな空気がなんとも居心地が悪かった。 「・・・・お前と七瀬の共通点となるとだ、神姫しかないだろう」 ハラキリが重くそういった。 「そりゃそうだが、そっからどうするんだよ」 「・・・果たし状を送りつけてだな。勝ったら自分の話を聞いてもらうとか」 「よしそれで行こう」 「いやいや待ってよ絶対何か間違ってるでしょそれ!?」 この二人に任せてたらダメだ!! 失敗とかそういうの以前に何かダメだ!! どうしよう・・・・・。 「ちょっと。そこのなんか暗いズッ○ケ三人組」 僕が真剣に悩んでいると、誰かが話しかけてきた。 顔を上げると女生徒がいた・・・誰だっけのこの人。 「ん、どうしたよハルカ」 女生徒の存在に気づいたハラキリが気軽に声をかける。知り合いだったらしい。 「・・・お前、クラスメイトぐらい覚えとけよ」 え、あ、クラスの人だったんだ。 全然気づかなかった。 「・・・・ん、話してもよろしいかしら?」 どうぞ、と視線を送る男三人組。 「まずはこれをどうぞ。・・・これに書いてあることは絶対ですわ。彼女は延期も欠席も認めません。もしもそんなことがあったら・・・・まぁ大変なことになるでしょうね」 そういってハルカさんは一枚の封筒を僕にわたしてきた。 そこには・・・・ちょっと待て、何で『果たし状』って書いてあるんだ。 「三日後の午後三時、ちょうど午前授業の日ですわ。その日に貴方達がよく行く神姫センターで彼女は待ってます。ステージは砂漠、勝負形式は一対一の一本勝負、勝たなければ彼女は・・・男の子なら、こんな試練くらいちょちょいと打ち破って御覧なさいな」 そういうとハルカさんは踵を返してどこかへ行ってしまった。 残されたのは微妙な顔をした男三人組と果たし状だけ。 ・・・七瀬。 発想がこいつらと一緒だよ? 戻る進む
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1801.html
鋼の心 ~Eisen Herz~ 登場神姫の武装紹介 アイゼン #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Eisen01.JPG) 【ファルクラム】(fulcrum) アイゼンの標準装備。 ストラーフの各種装備を中心とした、オーソドックスな重量級神姫。 主兵装は2門の【FB256 1.2mm滑腔砲】で、弾種は【徹甲弾】【榴弾】【散弾】の三種を撃ち分けられる(弾薬選択はセレクターではなく、マガジン交換によって行う)。 副兵装は同じくフォートブラッグの【M16A1アサルトライフル】で、主砲リロード中の牽制や対空砲火として使用する他、軽装甲高機動の神姫相手ならば主力としても使用する。 補助兵装として使用するハンドガンも、やはりフォートブラッグの【FB0.9V アルファ・ピストル】で、『ハンドガンの利点は携帯性』と言う観点から小型拳銃として選ばれたもの。 近接武装としては【アングルブレード】【フルストゥ・グフロートゥ】【フルストゥ・クレイン】を二本ずつ備えており、多角的で手数と威力を両立させた攻撃が得意。 ただし、めんどくさくなると装甲に任せての力技に持ち込むので、目が離せないのだとか……。 これらの各種近接武装は、通常時【アングルブレード】をチーグルの内側に、【フルストゥ・グフロートゥ】【フルストゥ・クレイン】は背中に装備している。 特に背中の、【フルストゥ・グフロートゥ/クレイン】は放熱板としても機能しており、緊急放熱時には重なっている部分が展開し、あたかも2対の翼を持つ悪魔のように見えるとか……。 なお、脚部のタンクは増槽であり、追加の燃料が入っている。 外部に剥き出しではあるが、混合前の原液である為、被弾による爆発の心配は無いらしい。 もちろん、使った後は投棄し、機体を軽量化できる。 設計思想としては、腕部の重量を増大させることによりカウンターウェイトとしての効果を狙い、ストラーフの長所であるパワーで短所である機動性の低さ補った形の武装になる。 重量のある腕を振り回す事で反動を得、瞬間的にではあるがストラーフの域を超えた回避力を発揮することが可能。 更に、切り札として。収納状態の【FB256 1.2mm滑腔砲】を、反動抑制をカットした状態で発砲し、反動で拳の速度と威力を爆発的に増加させた“必殺技”とでも言うべき攻撃法、『ブーストアーム』を持つ。 ただし、空ぶった場合はチーグルの肘間接に反動が全て集中するため、おそらくは間接部の破壊により使用不能になると推測される。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Eisen02.JPG) 【バックファイア】(Backfire) アイゼンの砲戦装備。 第二話において、フェータと戦うために一晩で組み上げた砲戦装備。第七話でも使用しているが、基本的には緊急時用の予備武装。 主兵装は【ファルクラム】と同様に【FB256 1.2mm滑腔砲】で、副兵装に【M16A1アサルトライフル】、補助兵装に【FB0.9V アルファ・ピストル】を装備しているのも同じ。 【ファルクラム】の格闘能力をオミットした簡易設計に過ぎないが、【FB256 1.2mm滑腔砲】がバックパックに直接装備される形状となったため、弾種選択がセレクターで行えるようになっている。 これは、バックパック内部からの給弾で【徹甲弾】、砲に装填されたマガジンから【榴弾】を薬室に送り込むことで弾種を使い分ける仕様。 ちなみにこの装備では【散弾】は使用不能(微妙に弾の長さが違う為)。 また、バックパックからの直接給弾である為、装弾数が倍近くまで増加しているのも利点の一つ。 もちろん、事前に必要があると分かれば、【徹甲弾】と【榴弾】を入れ替えて装備することも可能。 とは言え、地味に命中精度が上がっているのが、実は一番のメリットだったりもするが……。 【フランカー】(Flanker) 対四姉妹(土方京子の神姫)用に開発されたアイゼンの切り札。 アサルトフォーム、フライトフォーム、ライダーフォームの三形態に変形し、強力な【レイブレード】と【斥力場シールド】を武器とする。 元々、四姉妹に対抗する為に四姉妹の持つ能力を再現する方針で作られたデッドコピーであり、個々の性能は四姉妹には及ばない。 また、【斥力場シールド】を持つとは言え、装甲自体の防御力は【ファルクラム】等と比べると明らかに見劣りし、パワーそのものもかなり低下している。 そのため、アイゼンの得意とする戦法とは合わず、100%のポテンシャルを引き出せるとは言いがたい。 それを補って尚余りあるのが、リーナの開発した超高出力のエンジン【メルクリウス】であり、これをパワープラントとする事で各種機能の強化や追加機能を使用し基本性能を補う事になる。 【レイブレード】 武装に割く余裕の少ない【フランカー】にとって、飛び道具は装備し辛い部分が多く、元より飛び道具の効かないカトレアを相手に戦うことも想定されていた為主兵装として抜擢された武装。 奇しくもカトレアと同じ武器であるが、製作者の技術レベルの差異がその性能の差として顕著に現れている。 結果として稼働時間も威力もカトレアの【レイブレード】には遠く及ばず、2刀を持ってしても太刀打ちできなかった。 【ハイパー・レイブレード】 主兵装である【レイブレード】をエンジンユニット【メルクリウス】に直結させる事で、強力な出力と実質無制限となる持続性を獲得させた形態。 威力はカトレアの【レイブレード】に勝るとも劣らず、非常に強力。 ただし、エンジンユニットごと振り回すために重く、攻撃速度はどうしても遅くなる。 リーチは非常に長い為、剣と言うよりもむしろ槍として運用される。 【フェルミオン・ブレイカー】 基本的に重火器を有さない【フランカー】の追加装備。 速射可能で威力と効果範囲も凄まじい陽電子砲だが、弾薬と砲身が一体化した砲撃ユニットが使い捨てである。 その為、一度の出撃で最大2発までしか使用できず、使用時は【メルクリウス】と直結させねばならない為、一部の機能とは併用できない。 しかし、それでも威力はブーゲンビリアの【ユピテルレーザーシステム】の“class1”程度でしかなく、“class3”、まで存在する【ユピテル】に比せる性能では無い。 その上、使用コストが膨大であり、一発辺り500円もする。 これは、高校生がゲーセン(神姫センター)で使うには高すぎる金額だと言えよう。 尚、【フェルミオン・ブレイカー】を有している【フランカー】を【ストライク・フランカー】と呼称する。 【カロッテP12】 機動性の高い【フランカー】運用時には、【ファルクラム】使用時の【FB0.9V アルファ・ピストル】では命中率が不足する事から、新たに補助兵装として選定されたもの。 これ自体には特に改造は施されていないものの、基本性能の高さとレーザーサイトによる命中率の補強は充分実用に耐えられる。 銃器に関し『Vulcan Lab』社がトップクラスである事の証左。 【メルクリウス】 多機能を誇る【フランカー】の中枢であり、最重要部位でもあるエンジンユニット。 開発をリーナ・ベルウッドが担当しており、同クラスの神姫のパワープラントとしては最先端クラスの性能を誇る。 この超高出力エンジンこそが【フランカー】の全戦闘力を支えると言っても過言ではない。 【斥力場シールド】 装甲の薄い【フランカー】を補う為のバリアシステム。 メインジェネレーターである【メルクリウス】に合計8器が内蔵されており、同時に8枚の斥力場フィールドを形成することが可能。 8枚を全面に展開しフルバリア(全周囲防御)として使用する事も、一方向に集中して鉄壁の盾として使用する事も可能。 当然ながら集中防御の方が強度は高い。 防御力の方はモデルであるカトレアの【イージスの盾】に比してかなり劣っており、集中防御でようやく対等である。 もちろんその状態で全周囲防御を実現しているカトレアの方が遥かに性能は高い。 【フライトフォーム】 機動性を極限まで向上させた形態。 戦闘モードであるアサルトフォームよりも機動性に勝り、高い回避力を誇る反面、装甲は薄く防御力は激減している。 この形態でも【斥力場シールド】は使用できるが、使用中は機動性が極度に低下する為通常はOFFになっている。 基本的に上に乗るか、下にぶら下がって使用する為、戦法としての自由度は高く、補助AIによる自律行動可能な為、ある種の【ぷちマスィーンズ】であるとも言える。 【ライダーフォーム】 移動力に特化した【フランカー】の一形態。 基本的な構成は【フライトフォーム】と大差ないが、飛行能力を捨てている分、最大速度が向上している。 構成が同一である以上、この状態でも【斥力場シールド】は使用可能。 もちろん、使用時には最大速度が低下する。 尚、上記の【フライトフォーム】と、この【ライダーフォーム】において、敵に向かって加速した後【斥力場シールド】を展開し、突進する攻撃をアイゼン自身が考案しており、纏めて【シールド突撃】と称する。 【アクセルモード】 反応速度の鈍いアイゼンの限界を補う為の補助装備。 思考速度を極限まで加速させると同時に、身体機能のリミッターを解除する諸刃の剣。 使用する事で身体、AI双方にダメージが蓄積される為、長時間使用も連続使用も不可能。 ただし、高速戦闘に不向きなアイゼンがそれを行う為には必須の装備であり、使用せざるを得ない局面は極めて多い。 アイゼン曰く、「使用中は頭痛がする」との事。 因みに、アイゼンの場合、反応速度はこれを使用してようやくカトレアと同等。 このシステム自体にも限界がある為、元々反応速度の高い神姫には余り効果が無い。 フェータ 【ファルクロス】 フェータの標準装備。 ノーマルのアーンヴァルから一部の装甲をオミットし、軽量化したもの。 武装が刀一本と言う事もあり非常に軽量で、エクステンドブースター無しでそれに匹敵しうる最大速度をもつ。 更に、全備重量の軽さから、回避、加速などの挙動が軽快であり、機動性は極めて高い。 反面、装甲は非常に脆弱で、防御力は全く期待できない上、武装が限定されている為、リスクの高い近接戦闘を余儀なくされるという尖った構成。 ただし、フェータ自身の技量と機体特性の適合性は高く、高速且つ必殺の威力を持つ抜刀(居合い抜き)を可能としており、限定的とは言え、戦闘力は非常に高い。 なお【ファルクロス】とは、【ネストランザ】が開発された後に、【ネストランザ】との区別のために命名された呼称。 【ネストランザ】 島田祐一により作成された、アーンヴァル用の強化ウイングユニット。 出力が強化されたメインスラスターと、各種バーニアを装備しており、巡航能力、機動性の双方で高い性能を発揮する。 主翼は可変翼を採用しており、根元から角度を変えて機動性を更に強化する他、エアブレーキとしての機能も併せ持つ。 重量の増加により挙動の一部が重くなるので、それを相殺する為にバーニアを使用した細かな姿勢制御が必須であり、飛行タイプの神姫以外にはやや扱いが困難という欠点もある。 更に、相変わらず装甲は薄く、不意の被弾が致命傷になりかねないという弱点は残ったまま。 【フリッサー】 本来は【ストライクフランカー】用の防御装備であったが、仕様の変更により【ネストランザ】と併用するように調整されたもの。 基部に装備されたエネルギーパック(通称マテリアル)を使用して高出力の電磁衝撃波を発生させる。 原理的には電磁波と衝撃波を同時に放出するだけの単純な機構だが、高度な制御プログラムの支配下において様々な効果を発揮する多目的兵装となっている。 衝撃波をそのまま放射する事もできるが、射程距離は1m。有効射程ならば30cm程度と射程距離は極めて短く、飛び道具としては扱い辛いものの、その特性上単純な装甲厚では防御できず、同時に放出される電磁波により一時的な機能不全も起こり得る。 これによって齎される機能不全は、平均的な神姫で1秒程度、電子戦に優れた神姫であっても0.5秒程度の麻痺効果。 更に、この衝撃波には銃弾やレーザー、荷電粒子などを吹き散らす効果もあり、防御兵装としてフェータの防御を一手に担っている。 また、【フリッサー】は直接接触時にも使用可能で、【刀】を振動させる事により高周波ブレードとしての機能を付与し、切断力を向上させる他、相手の身体を直接掴んで発動させる事で気絶状態にさせる事も可能。 尚、【フリッサー】の弾数はかなり特殊で、装備されている3器のマテリアルは開放する事でそれぞれ、凡そ5回の【フリッサー】起動を可能とするが、解放後は時間経過に応じてエネルギーを放出してしまう為、15回全部使える状況は殆ど無い。その為、使用回数は3~12回前後と安定せず、運用には注意が必要となる。 【為虎添翼(イコテンヨク)】 フェータ愛用の刀。 特別な加工は特に無く、店売りの量産品である。 フェータの真の強さは特別な武器を必要とせず、何処にでも在り(場合によっては敵が持っている事もある)、簡単に購入できるこの剣で十全の力を発揮できる事にあるのかもしれない。 尚、作中で一度ストレリチアに折られている為、大会の前後で違うものを使用している。 大会前の刀は【ハラキリ丸】、大会以後の刀を【クビキリブレード】と呼ぶらしいが、美空がそう主張しているだけで、フェータ本人はそれを否定しているとか…。 レライナ 【レティナラティス】 高速戦闘型のサイフォス、レライナの通常装備。 サイフォスにしては軽装で、防御力は平均的な神姫と同レベルでしかない。 ただし、レライナの武器は神速を誇るダッシュであり、そもそもレライナをまともに狙うことそのものがまず困難である事を考えれば必要充分な防御力だと言える。 主兵装は通常のサイフォス同様【コルヌ】を使用する。 この【コルヌ】は通常のものと何ら変わらない性能であり、特別性は無い。 また、サイフォスとしては低い装甲防御力を補う為に小型のシールドが装備されているが、こちらは非常に頑強で、ガードしてしまえば殆どの攻撃は無効化できる。 【ペタルプレート】 レライナの機動性を向上させる為の追加装備。 外見はジルダリアの【フローラルリング】そのものであるが、むしろ幾つかの機能がオミットされた簡易品である。 そもそも、圧倒的な瞬発力を持つレライナにとって、機動性を代替する装備はむしろ速度の低下にしかならない。 そこで、設計者であるリーナ・ベルウッドは、ダッシュ(超低空跳躍)中のレライナを強制的に着地させ、即座に別方向へのダッシュを可能とする装備を模索した結果が【フローラルリング】であったと言う事になる。 その為に機動ユニットとしての継続的な使用は念頭に入っておらず、浮遊か瞬間的な加速(もちろん加速といってもレライナのダッシュには及ばない為、基本的にダッシュ中のレライナを強引に着地させるためにだけ使用される)しか出来ないが、これを駆使することでレライナは圧倒的な機動力を発揮し、瞬時に相手の背後へ回りこむ事すら可能としている。 ただし、レライナのダッシュは大量の電力を消耗する為、活動時間が制限されると言う欠点があり、この【ペタルプレート】を装備することによってそのリミットは更に短くなってしまう。 【追加バッテリー】 レライナの腰の右に付いている外部電源BOX。 圧倒的な戦闘力を誇るレライナ唯一の弱点である継戦能力を補う為に装備された追加バッテリー。 もちろん、これで完全にバッテリー不足が解消される訳ではないが、戦闘時間はそれなりの向上を得ている。 セタ 【ツインピレム】 砲撃戦を主体とするハウリン、セタの標準装備。 主兵装は2門の【吠莱壱式】と【ホーンスナイパーライフル】で、狙撃と曲射砲による間接攻撃が主な戦闘スタイル。 中でも【吠莱壱式】を曲射砲として使用する高精度砲撃は、魔弾と称されるほどの精度を誇る。 セタもまた、ハウリンの例に漏れず【ぷちマスィーンズ】を装備しているが、彼女の装備する【ぷちマスィーンズ】は攻撃能力を完全に廃した代わりに、通信及び索敵性能を大幅に強化されている完全な偵察ユニット。 これを利用して、遥か遠方の標的を目視せずに砲撃することが可能。 また、近接戦闘用の装備として【ハグタンド・アーミーブレード】2本を【吠莱壱式】の内側に仕込んでいる。 作中では、フェータを相手にまるで歯が立たなかったが、砲撃装備を廃したセタはそれなりの格闘戦能力を有する。 【ビビアニト=178式センサーイヤー】 デルタ、セタに装備される音響索敵装置。 音を聞く事で周囲の状況を把握するパッシブソナーとしての機能の他、アクティブソナーとしても使用可能。 パッシブ時には静音状態であれば神姫の稼動音すら識別可能な精度を誇り、直接視界の通らない壁向こうや、完全な暗闇状態での策敵も容易にこなす。 神姫はその本来の静粛性から、たとえ隠密タイプとは言え静音性にまで手を加えているものは少ない為、非常に有効な索敵手段として機能する。 更に、アクティブ時には自ら発した超音波の反響で索敵を行う。 反響索敵においては、物体に当たり、跳ね返ってくる音波を拾う事で周囲を把握する為、形さえあれば音が無かろうと透明だろうと探知できる。 ただし、この場合は壁向こうなどの索敵は不可能であり、探知距離も短くなってしまう。 尚、ソナーとは本来こういった反響索敵を意味する単語。 【魔弾=タスラム】 超長距離、視界外への精密砲撃。【ぷちマスィーンズ】による視界外、遠距離での着弾観測を使用し、射線の通らない目標への攻撃を可能としている。 弧を描いて飛来する砲弾は、途中に岩や森、壁などの障害物があっても、その上を通過して目標を正確に捕捉することが可能。 使用する砲弾が着弾地点の周囲に爆炎を撒き散らす【榴弾】である事に加え、発射角と使用する炸薬の量を調節することで、複数の箇所へ行った砲撃が、その着弾時刻をまったく同じになるように調節することも可能。 敵からしてみれば、数体の砲撃機に集中攻撃を受けているようなものであり、生半可な機動性では脱出は難しい。 【魔弾=ザミエル】 中距離、視界内での誘導砲撃。 弾速が遅い、という欠点を持つ【吠莱壱式】榴弾仕様の特性を逆手に取った攻撃で、先行して発射した【吠莱壱式】の弾頭を、後発の【ホーンスナイパーライフル】の高速弾で狙撃し、その弾道を変更すると言うもの。 精密砲撃を駆使するセタは、自身の放った砲弾の弾道を正確に把握している為に、それを自ら狙い打つのは決して不可能なことではない。 弾道を自在に変えられる為に、敵の予期しない方向からの攻撃はもちろん、回避する敵を砲弾で追いかける一種のホーミングすらも可能としている。 ただし弾道の操作中は、セタ自身一切の移動はおろか防御行動すら出来ない程に集中力を要するために、完全な無防備状態となってしまう。 デルタ 【トリプルダガー】 デルタシステムの標準モデル。 親機であるデルタ1と、子機であるデルタ2、3で構成される戦闘ユニット。 量子力学に基づく共有意識を有する構成であり、相互の交信には一切のタイムラグが無く、距離制限も存在しない。 もちろんあらゆる妨害も通用せず、理論上この交信を妨げることは不可能とされる。 このシステムは、テレパシー(ESP)と呼ばれる物を量子力学で再現したものであり、簡単に言えば一つの意識に3つの身体が与えられているようなものである。 このため連携は非常に高レベルであり、個々の性能の低さをそれで補う事で高い戦闘力を発揮する。 【自爆システム】 デルタシステムの特性を活かした非常に強力な攻撃。 高度な自律思考を行い、自ら組み付いてくる爆弾がどれ程効果的かはあえて語るまでも無いが、自分自身である子機を自爆させるため、本来はデルタ本体にも高い精神的ストレスが与えられるとされる。 それを防ぐ為、デルタには『痛覚』及び『感覚』が除去されており、自らの自爆に一切の躊躇を持たないようにされている。 神姫としては非常に歪んだ存在だが、本人は余り気にしてないらしい。 大会以後、専用の爆薬を内蔵するようになり、破壊力は更に向上したが、レギュレーションには完全に違反している為、厳密にはイリーガルとも呼べる存在(大会では【トリプルダガー】は使用しておらず、審査にはかけられていない)。 【ロンクロイム=速射砲】 デルタの標準装備となる速射砲。 フォートブラッグの標準装備である【FB256 1.2mm滑腔砲】をベースに連射性と携帯性を向上させた武器。 火力の高さは【FB256 1.2mm滑腔砲】譲りであり、構造も単純で信頼性も非常に高い。 ベースに比べ、遠距離での命中精度に難が有るが、中距離以内では連射性の向上と取り回しの良さを活かした制圧射撃が可能。 対地、対空、中距離狙撃、弾幕と、様々な用途で使用できる非常に便利な火器。 尚、典雅の製品として販売される予定。 【ビビアニト=178式センサーイヤー】 デルタ、セタに装備される音響索敵装置。 デルタシステム用のオプションが追加されているが、基本的にセタのものと同一性能。 性能、外見は変わらないが、こちらの方は試作機である為、配線が整理されておらず少々整備に手間がかかるらしい。 典雅の製品として販売されるやいな、大型の策敵装置としては空前の売れ行きを見せ、同社の看板商品となる。 マヤア 【アーテリー】(artery) マヤアの標準装備。 何の変哲も無いツガルタイプの武装一式。 変形時のタイムラグを縮める為に幾つか手を加えられているが、その他はほぼ無改造。 しかしながら、機動性を中心にマヤアの強さを支える一要素であることは疑いようが無く、 ツガルの開発元である『Studio Roots』の技術力の高さを証明する好例。 ただし、ツガル本体と合わせ扱いこなすのが難しい事でも知られ、ポテンシャルを引き出せなければその性能は平均値にも及ばない。 そこそこ頑強なアーマーを各所に配し、その中にバーニアを仕込むという装備構成が防御+回避を高いレベルで実現しており、 遠、中、近と取り揃えられた武装が、高い機動性と相まって相手の不得意距離での戦闘を実現している。 更に変形し、ビークルモードになるなど、後々の神姫の多くが取り入れる事になる変形合体システムの走りとしての側面もある。 鋼の心 ~Eisen Herz~へ戻る -
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1590.html
公立画龍(がりゅう)高校、一年A組教室 突然だが学校である。前回が日曜日だから当然と言える。 いつもと同じく、聞くもの聞きつつ適度に聞き流していた二時間目である。 いつもと違うこと、それはヒカルがついて来ていることである。 なお校則には、「授業に集中するため、授業中はMMSを教室外へ出すこと」とある。 そんな校則がある学校ってなんだとか言ってはならない、この世界はMMSが普及している以上こういうモノがあってもおかしくはないのだ。 さて、今頃何をしているのやら… ~・~・~・~・~・~・~ 場面変更早くない? わたしは屋上でひなたぼっこの最中。 モデルがセイレーンなのに猫みたいだなとか、エウクランテ以外の神姫のほうがよかったんじゃないとか考えない! 書いて公開している以上、もう設定変更はできないわよ! ただでさえ遅筆の作者にこれ以上別のシリーズを作る余裕なんてないよ。 まあ、それは置いといて。 この学校の屋上はいい眺めだ、町並みが見渡せるもんね。 とかなんとか思ってたらた…眠く…なっ…ぅゅ… ZZZZZ… ……… …… … ~・~・~・~・~・~・~ 日差しがきつい初夏の屋上。 我はいつも通り修練を行う為、屋上へと足を運んでいた。 …ん?「突然出てきて、お前誰だ」と言いたいのだな? 我の名は零牙(れいが)、タイプは犬型ハウリン。気が向いたら覚えておいてくれ。 …… 百%機械部品の武装神姫といえども、人間で言う「体の反応速度」は訓練すればもっと上昇する。 AIからの動作信号を素早く伝達できれば、反射速度も上昇するのだ。 あくまで自論であるが。 と言う訳で、プチマスィーンズを使っての訓練である。 これら仮想敵機には指示を与えず、独自の判断で行動させ我を狙うようにしてある。 ある程度パターン化したら、行動パターンのデータを初期化して、ワンパターンを防ぐ。 そうしてきてかれこれ三ケ月となる。これは我がセットアップされてから経過した時間とほぼ等しい。 早速、参号機が我の胸倉に突撃をかけつつ、砲撃を仕掛けてくる。 「フッ!」 軽くかわし、十手で叩き伏せる。パターン化してきたな、後で初期化せねばな。 続いて物陰から出てきた影に棘輪を投げつける…、が。それが神姫であると気づいたのは棘輪が手から離れた直後であった。 なんて事だ…我とした事が…。 ぱかんっ! ~・~・~・~・~・~・~ 「…っつ~~っ!?」 突然飛んできたトゲリングが額に直撃して、わたしはもんどり打った。 「お、お主! 大丈夫か!?」 トゲリングをぶつけてきた神姫がこちらに走ってくる、犬型神姫『ハウリン』だ。 「なんなの突然! いきなり襲ってきて!」 「いやあの実はだな、マスィーンズを使用した訓練の途中で…」 と、ここで突然後頭部に強い衝撃を受けて、意識が飛んだ。 今回のわたしってこんな役!? ~・~・~・~・~・~・~ エウクランテが突然こちらに倒れこんだ。 そして迫るマスィーン。まずい、失念していた…! 十手を取り出す時間が惜しく、素手であしらう。 弾かれて軌道を変更させられ、真横を過ぎる相手に取り出した十手を叩きこむ。 エウクランテを地面に寝かせ、吠莱壱式を取り出す。 残るはニ機。 急降下しながら砲撃する影を捉えた。ギリギリまで引きつけて、激突寸前に後ずさる。 勢いを殺さず、体当たりしようとしていたマスィーンはそのまま地面に激突した。 更に低空を高速で飛ぶ影。 吠莱壱式を構えマスィーンの進入方向へと向ける、砲弾は榴弾。 「ハッ!」 号砲一発、わずか三センチ隣で榴弾が炸裂しマスィーンは地面に叩きつけられた。 仮想敵機は全滅。 …油断しているようでは実戦で敗北してしまうな、気をつけねば。 ~・~・~・~・~・~・~ 昼休みである ヒカルはどこだ、と言われるとすぐに答えられる。「屋上に行く」って言ってたしな。 一年の教室がある校舎A棟の屋上。 扉を開けると、何グループかが弁当をつついていた。 「どこに居るのかな…?」と、軽く考えて回りを見る。すると女生徒がしゃがんで何かと話していた。 どれ、聞いてみるか。 「あのー、すいませんがこの辺に前髪が茶髪のエウクランテは居ませんでしたか?」 『前髪が茶髪』というのは、ヒカルをパッと見で見分けるために風間が考えた方法だ。 別に毛染めならあったし、何故か。 「茶髪ですか? この神姫(こ)のことでしょうか」 見てみると、ヒカルに対してハウリンが延々と土下座している。 一体何があった。 ~・~・~・~・~・~・~ 「申し訳ない! 何時もこの場所には誰も居ない故、今回もそうだと思ってしまっていた!」 さっきからずっとこの調子で平謝りしている。 「あの、別に気にしてないってば。だからもういいって!」 思わず叫んでいたわたしだった。 気づいたら、ハウリンのマスターの隣に形人が立っていた。 「形人、居たの?」 「居た。ただし状況が読めていない」 「あ、この神姫(こ)のオーナーですか。どうやら私の零牙の修練に巻き込まれてしまったらしくて…」 零牙って言うんだ、このひと。 ~・~・~・~・~・~・~ 「まあ、別にヒカルも気にしてないし、そんなに謝ることないですよ」 うーん、模範的な返答だ。 「ならいいのですが…。あ、申し遅れました。私は三年B組の氷男 聖憐(ひお せいれん)と申します」 「あ、ご丁寧にどうも。僕は一年A組の彩聞 形人です」 先輩だったのか、言葉に気をつけてよかった。…あー、よく見ると結構美人だな。 「ふーん…」 あれ、何だヒカル。その"浮気症な彼を見る目"は?、僕はお前の彼氏ではないぞ。 …… まだ昼休み、教室。 弁当をつつきつつ、風間と談笑。 しかし、あの人って確かどっかで見たような…。 ああ、神姫の愛好サークルの責任者だっけか、確か。 そんなこんなで、昼休みは過ぎてゆくのだった。 流れ流れて神姫無頼に戻る トップページ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2683.html
赤い月が天窓に浮かぶ屋敷の広大なエントランスにて、銀色の輝く番犬が月光に照らされて鋭利な牙を光らせた。 その牙の先には床から壁から角から天井からと縦横無尽に跳び回る黒色と紫色の不躾者。 不躾ながらも一筋縄では往生しない実力者であるらしく、青いツインテールの彼女は既に何本もの番犬の牙から逃げ切っている。 されとて犬達の戦意は意気揚々と怖れず止まらず諦めずの精神を以て不躾者を仕留めてみせんと空を切った。 金属同士が鎬を削り合う際の荒い音が西洋風の屋敷の中で舞い踊ってはそそくさと舞台の外へ立ち去る。 既に何百と繰り広げてきた無骨な音の舞踏会は、しかし一人の役者と力不足によって台無しにされようとしていた。 ほんの僅かな隙、それこそ高名な評論家であっても見逃すであろう奇跡の隙間を番犬の一本が通り抜ける。 不躾者が自身の失態に気付いた時にはもう遅く銀色をした牙に腕一本を噛みつかれてしまう。 不意に受けた攻撃に反射的に動きを止めてしまった時にはもう遅く、番犬達の操り手であるメイドが静かに語り掛ける。 「殺人ドール。」 ミニスカートのメイド服を着たハウリンの宣言と共に服の袖から十本ほどの銀製ナイフが跳び出す。 少しの間ハウリンの傍に浮かんでいたナイフは、やがて犬の手を借りる事も無く独りでにストラーフへと襲い掛かる。 全てのナイフはその肢体を突き刺し刃の銀の光が暗闇に溶けていたフブキ型武装の黒と紫の色を明確に照らす。 本来なら今の一撃で決まっていたのだが、そうならなかったのはストラーフがナイフの一部を弾き飛ばしたからだ。 対戦相手の冷静な判断に敬意を称しつつもしかしながらハウリンは手を止めずに同じ技で雪崩れの如く押し崩しに掛かる。 「殺人ドール。」 十本の番犬が再び襲い掛かる。 さながら影の悪魔を仕留めんとする銀色の光弾にストラーフはハウリンを見据えたまま後ろへと跳んだ。 バックステップを踏んだ程度でナイフは避けられない、後ろへと跳んだのは前へと進む為だ。 鉤爪のような形をしているフブキ型のフットパーツと屈指の強力を誇る副腕であるチーグルを以て屋敷の壁に着地する。 そしてほんの一瞬、両脚と副腕を屈ませて、ほんの一瞬でも十分に溜まり切る力を解放し思い切りハウリンへと跳び掛かった。 だがそれは先に放たれた技であるナイフの群れの中へと踊り込む事を意味している。 そんな事は常々承知しているストラーフは必死の覚悟と共に素体の両腕で急所となる頭部と胸部のみを守る。 右目を貫かれようとも喉元を食い破られようとも腹部を刺し穿たれようとも太腿を噛み千切られようとも止まらない。 二体を隔てる距離が神姫一体分となりハウリンを射程距離に捕らえたストラーフは副腕を振り上げる。 「デモニッシュクロー!」 例えナイフを無尽蔵に貯蓄している不可思議なハウリンであってもこの必殺の悪魔の爪は避けれず防げない。 そう確信して放っていたのだがその爪がメイド服を切り裂く寸前、ハウリンの姿が忽然と消えた。 「!?」 瞬間移動や超スピードといったチャチな類では一切無く何の前触れも無く居なくなった。 一人その場に残されたストラーフは何が起きたのかすらも理解出来ず周囲を見渡しハウリンの姿を探す。 だがどこにも居ない、そう思っていた矢先、彼女は、ストラーフの後ろに居た。 「ようこそ私の『世界』へ。そして、永遠にさようなら。」 「なっ…!?」 ストラーフは下方向を除く百八十度全方位を優に百を超える無数のナイフに囲まれている事の気付く。 催眠術や超スピード等チャチな物では断じてない現実にハウリンは終わりを告げた。 「幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」!」 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァァァ!」 嵐の様なナイフが我が一番ナイフだと言わんばかりの猛烈な勢いでストラーフへと殺到した。 百を超える凶器に囲まれつつもストラーフはその眼の希望を夜闇に沈ませる事無く全身全霊を以て拳を振るい弾き飛ばす。 それでも尚、一本のナイフが肩に突き刺さり、一本のナイフが胸に突き刺さり、一本のナイフが副腕の接合部を破壊する。 「粘るわね…なら、駄目押しにもう一本!」 ハウリンが手を翳すとその手に何処からともなくナイフが現れる。 親指と人差し指で弾くように投げられたナイフは先行しているナイフをかい潜ってストラーフへと向かう。 ストラーフは先ずそれを弾き飛ばそうとし腹を殴ったが何故か奇妙な方向へと跳ねてそのままストラーフの頭部へと突き刺さった。 弾き飛ばされる事を計算に入れてナイフを投げたのか、そうだとすれば神業的な投擲技術である。 頭部を貫かれ両腕の動きが止まり抑制を失ったナイフに襲われ玩具の海賊船長の様な姿になったストラーフは崩れ落ちる。 だが崩れ落ちる寸前、手に持っていたハンドガンが火を吹いてハウリンの右肩を貫く。 完全に力尽きたストラーフのポリゴンの像が掻き消える瞬間にはあれほどの数のナイフは全て何処かへと消え去っていた。 勝者として一人残ったハウリンにジャッジマシンが祝福の判決を下す。 『ウィナー・サクヤ』 「最期まで勝利を望んでいたのね。貴方のその勝利への執念、このサクヤ、認めましょう。」 撃ち抜かれた右肩を抑えながらもメイドのハウリン、サクヤの姿が消え、そして誰も居なくなった。 …。 …。 …。 『刃毀れも大分ここに慣れてきたわね。』 バトルを終え、意識を現実世界の素体へと取り戻したイシュタルへと向けられた、サクヤの第一感想がそれだった。 黒野白太とイシュタルが今利用しているページは公式大会に出られない様な色物神姫とそのマスター達が集まる場所である。 偶然にもその場所の存在を知った黒野白太は一度そこでのバトルを覗いて以来、刃毀れというHNを使い色物神姫達との対戦を繰り広げていた。 今回の対戦相手、ハウリン型のサクヤは色物神姫達でも比較的穏やかな人物であり何度も戦っている強敵(とも)である。 そんな彼女にとって知り合いの成長と言うのは例えインターネットの回線を通しパソコンのモニター越しにしか知らなくとも嬉しいものらしい 『まぁ、もう百回は戦って負けてますからね。嫌でも慣れますよ。』 『大抵の神姫やそのマスターはここの連中と一度戦っただけでトラウマになるんだけど。負け慣れているのね。』 『ちょっとカッコ付けた台詞を言った後で結局負けた事もありましたから。そんじょそこらの敗北じゃ僕の心は傷付きませんよ。』 『それって竹姫葉月との戦いの時でしたっけ?』 『知ってるんですか?』 『御嬢様がテレビで見ていたのよ。』 『あぁ、成程。』 そう言えばあの大会の場にテレビカメラらしき物が回っていたような気もする。 黒野白太は眼中にしていなかったがあの大会には竹姫葉月以外にも高名な神姫プレイヤーがいたのかもしれない。 『でも、どんなに負けてもカッコ付けるのを止めない、そんな貴方に惹かれる人や神姫も居るのじゃないかしら。』 『居るとすればとんでもない根暗ですよ。僕、ファンレターとか一枚も貰った事ないですし。』 『貴方、手紙とか貰っても絶対に返さないでしょ。』 『勿論ですとも。ファンは自分の気持ちを伝えたくて手紙を送るのだから別に返さなくてもいいでしょう?』 悪い方向に歪みが無い黒野白太にサクヤは「やれやれだわ。」と扱いに困る子供を見る年上の女性のように優しく微笑む。 『それにしても前もその武装を使っていたわね。気に入ってるの?』 『ストラ・クモの事ですか。』 『ストラ・クモ?』 『初めはクモをイメージして組み立てたんです。ストラーフ型・クモ武装。だから僕は略してストラ・クモと呼んでいるんです。』 『実際の動きはバッタよね。ストラ・バッタにした方がいいんじゃないかしら。』 『その辺りちょっと気にしてるんですよ。後、ストラ・バッタじゃなんかカッコ悪いから嫌です。』 彼等が言う武装とはフブキ型の防具に初代ストラーフのリアパーツであるチーグルを組み込んだ武装の事である。 副腕で壁や地面を殴りつけて出す瞬発力と的確に相手の弱点を狙う柔軟性に重きを置いており急加速と急停止を繰り返す事で相手の撹乱させる戦法を主としている。足場となる物が多い屋内や障害物が多いステージでは無類の優位性を発揮し床と言う床を壁と言う壁を跳び回る姿は正にバッタと呼んでもいいだろう。 尤も黒野白太本人は初めはそういった特性に気付かず「クモっぽい」という理由から組み立てたものなので実際の性能がどうであれクモと呼ぶ事に固執しているのだが。 『でも、中距離から一気に近付いて斬りつけるのは僕好みの戦法なんです。機動力は低いから今回みたいにガン逃げされると厳しいですけど。』 『移動スキルや広範囲攻撃スキルで補うのはどう?』 『それは考えたんですけどストラーフ型ってSP低いから移動に使うと攻撃の方が疎かになるですよ。』 『ならチーグルは止めてFL017リアパーツを入れたら? グリーヴァと一緒なら高威力なスキルも発動出来るでしょう。』 『スキルは魅力的ですけど、あれ、重いんですよ。単純なパワーもチーグルに劣りますから瞬発力も下がりますし。』 『成程。良く言えば一長一短、悪く言えばままならないってことね。』 『そう言う事です。それでも今の武装を使っているのはヴィジュアルがクモっぽいからですよ。』 『動き方はバッタなのに?』 『あれは、バッタみたいな動きをするクモです。』 頑なにクモだと言い張る黒野白太であったが、ふと、デスクトップの向こうからくすくすと笑うサクヤの声が聞こえてきた。 『どうしたんですか?』 『今更だけど、貴方って普通よね。』 『普通?』 『そう。あの武装がいいかな、この武装がいいかな、なんて悩むなんて、まるで普通の神姫マスターじゃない。』 『そう言えばサクヤさんの武装はずっとメイド服とナイフですよね。時々魔法使ってきますけど。』 『むしろここではそれが普通よ? あらかじめ一つか二つ置く武装を決めて、それを重点に究める。沢山の武装を買うよりも一つの武装を改造した方が安上がりで済むし。』 『そのくせ、ここの人等は欠点無いですからねー。接近戦も格闘戦も銃撃戦も制圧戦も空中戦も海中戦も全てこなす上で何者も勝てない長所を持っている。サクヤさんも含めて異常者揃いですよ。』 『はっきり言うわね。否定しないけど。でも私達から見たら貴方の方が異常なんだけどね。』 『そりゃまぁ貴方達にとって僕の異常が普通ですし。』 『そういう意味じゃないわ。異常な武装を使う私達に普通の武装の貴方は勝とうとしている。普通なら異常には勝てないって諦めるはずなのに。実力差が分からない程、貴方は馬鹿ではないでしょう?』 『いや、だって勝ち負けに普通とか異常とか関係無いじゃないですか。』 『関係有るわよ。だって貴方、私達に一度も勝った事ないじゃない。』 『関係有りませんよ。普通が異常に勝てないって誰が決めましたか? 普遍が特別に勝てないって誰が決めましたか? 勝つ方が勝つ、それだけです。』 『じゃあ貴方はまだ私達に勝つつもりなの?』 『当たり前です。んでもってその時は今まで見下しやがった貴方達を指指して全力で笑ってやります。』 『性格悪いわね。じゃあその時まで私達は貴方を笑っていてもいいのかしら?』 『どーぞどーぞ。僕は特に気にしませんし。』 あっけらかんと言う黒野白太であるが、サクヤは笑わなかった。 『やっぱり貴方は充分に異常だわ。…勝利なんて何の価値も無いだろうに、何でそんなものを求めるの?』 『僕は勝ちたいだけの武装紳士です。勝ちたいから勝つ、それ以外に意味はありませんよ。』 『イシュタルも同じ意見なの?』 サクヤに話を振られてそれまで黙っていたイシュタルが返事をする。 『私はマスターのようには考えてはいないな。勝利だけでなく敗北にもまた価値があると思っている。それに私達が君達に勝つ日は無いだろうとも思っている。』 『じゃあ何で刃毀れを止めないの? 勝利以外は無価値だって言う刃毀れにとってここでの戦いは無意味じゃないの?』 『私が神姫だからだ。マスターは私の勝利を信じている。それが例え幼子の夢のような無根拠のものであっても、それに答えるのが神姫というものだろう?』 武装する神姫、武装神姫、その在り方は、ただひたすら、勝利を望むマスターの為に勝利を。 イシュタルの答えにサクヤはハッとなったようだった。 『驚いたわ。貴方達にもちゃんとした絆があるね。勝利で結びついた絆が。』 『果たしてそれを絆と呼んでいいのかと疑うがな。私のマスターは格闘技はやってないし手先は器用ではないし頭も良くし友達も居ないからバトルの大体は私は任せだ。むしろ無能とも言っていい。』 『うっわ、ひど。事実だから別にいいけど。』 『それでも私は貴方達に絆があると見るわ。確かにそれは歪ではあるけれどね。』 『サクヤさんはどうなんですか? 貴方のマスターと会話した事ないんですけど。』 『私には御嬢様がいるけど、御嬢様はマスターではなくオーナーね。人間じゃ私への指示が間に合わない。』 『サクヤさんですらもですか。サクヤさんですらそうなら、ここの利用者は皆、そうなのかもしれませんね。』 『そういう意味でも貴方達は異常なのかもね。マスターと神姫が一緒になって戦う普通の武装神姫。…ちょっとだけ羨ましいわ。』 『でも僕は適当に武装させたり指示出してるだけですし、イシュタルは勝手に動いているだけなんですけどね―。そのせいで結局は勝てませんし。』 『でも刃毀れはイシュタルを信じているんでしょ。』 『…まぁ、マスターが神姫を信じてやらなくて誰が信じてやるんですか。べ、別に勘違いしないでよね! ホントはイシュタルの事なんて何とも思っていないんだから!』 『男のツンデレって気持ち悪いわね。』 『同感だな。』 『言わないでください。自分でも本当に面倒臭い性格だって自覚しているんですから。』 神姫二体から罵倒されパソコンのデスクトップに向かってがっくりと頭を垂れる(一応)神姫マスター、黒野白太。 『でもハッキリ言って、僕が貴方達に勝てる可能性は零ではないと思っているんですよ。』 『あら、どうして?』 『ハッキリとした根拠は無いんですけどね。最強の武装はあるのかもしれませんが、無敵の武装は無いと思っているんです。何事も一長一短と言う一般論ですね。』 『私にも短所はあると言うの?』 『ありますよ。サクヤさんのナイフの量は確かに脅威ですけど所詮はナイフです。剣や銃弾で直接的に弾いたりするのではなく、爆風などで間接的に吹き飛ばせばいいのではないのでしょうか。』 『…成程。まぁ、間違ってはいないわね。』 『付け加えれば貴方達にはマスターが居てイシュタルには僕が居る。これもまた大きな違いです。』 『バトルにおいて人間の指示を聞くよりも神姫が自分で考えて動く方が効率がいいわよ?』 『それはそうですけどね。でも状況に対する柔軟性は僕達の方が上だと思っています。イシュタルが思いもよらなかった戦術に僕が気付くかもしれません。その逆も然りです。』 『でも貴方、無能じゃない。』 『一寸の虫にも五寸の魂です。』 『うちのマスターは自分が凄いと思っている誇大妄想野郎だからな。』 『イシュタルって容赦無く刃毀れを罵倒するわよね。』 『こんな奴を尊敬しろと言う方が無理だろう。』 『そのくせ刃毀れの為にバトルする事に迷いは無いと。』 『残念ながら私は刃毀れの神姫だからな。私が人間だったら知り合いにすらなりたくなかった。』 『イシュタルのLove度は-255です、はい。』 『カンストしてるのね。マイナス方向に。』 等と、和気藹藹と(だがこの中に人間は黒野白田一人しかいない)雑談をし、途中、サクヤが胸元から金色の懐中時計を取り出し、時間を見た。 『もうこんな時間。そろそろおゆはんの支度をしなくちゃ。』 『あ、そう? じゃあばはあーい。』 『出来たらまた今度、料理のレシピを送ってくれ。サクヤの料理は本当に上手い物が出来るからな。』 『分かったわ。それじゃあね。』 パソコンのモニターの向こうから、サクヤの姿が消えた。 それを確認した黒野白太もまた表示されていたページを閉じデスクトップに表示されているアナログな時間表示を目にする。時刻は約六時四十三分、窓から差し込んできた黄色味を帯びた光が満腹神経が刺激され内臓が言葉には出さずとも空腹を訴えかける。 立ち上がった黒野白太に合わせてイシュタルは彼の右肩に飛び乗って座った、そこが彼女の指定席であるからだ。 「じゃあ僕達もそろそろ夕御飯にしようか。今日は何作るの?」 「親子丼とごぼうのサラダ。昨日、卵が安かったからな。」 「分かった、じゃあ僕は親子丼の方を作ろうかな、サラダの方は任せたよ。」 「前みたいに弱火で加熱してしまい卵を発泡スチロールの屑みたいにしてしまわないようにするなよ。」 「分かってるって、強火で一気に、だよね。」 トントントンと小刻みの良い音の後に、ジュウジュウとフライパンが働く悲鳴の音が部屋に響いた。 神姫がマスターを見下し、神姫が罵倒し、神姫が戦い、神姫が勝利し、神姫が料理を考え、神姫が調理をする。 武装だとか戦法だとか実力だとかは普通なのかもしれない、けれどこういう日常も充分に異常で、けれど悪い物ではないと黒野白太は考えていた
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/6.html
先頭ページ 次へ 目次 インターバトル0「アーキタイプ・エンジン」 「強敵」 「犬達の出会い」 「バトリングクラブ」(上) 「バトリングクラブ」(下) インターバトル0「アーキタイプ・エンジン」 涼しい秋の風が網戸を通って、彼の頬をなでた。 私はたわむれに彼の頬をなでていた空気の粒子を視覚化して追う。 くるりと彼の頭の上で回転した空気は、そのまま部屋に拡散して消えた。 彼はもう一時間ほどデスクに座りっぱなしで、ワンフレーズずつ、確かめるようにキーボードを叩く。彼の指さばきが、ディスプレイに文字を次々と浮かべる。浮いている文字。 その後ろの、ベッドの上に座りながら、彼の大きな背中を見ている。これが私。 私は武装神姫。天使型MMSアーンヴァル。記念すべき最初のマスプロダクションモデル。全世界に数千万の姉妹がいる、そのうちの一人。 パーソナルネームは、マイティ。彼が一晩考え抜いて、付けてくれた名前だ。 私はこの名前に誇りを持っている。 うーむ、と、彼がパソコンチェアの背もたれに寄りかかって、腕を組んだ。再び 涼しい風が部屋に遊びに来る。窓を見る彼。外は快晴。ついで視線に気づいて、私を見る。 彼はくすり、と微笑む。ちょっと陰のある、はにかんだ笑顔。 「おまえは、食べ物は食べられるのかな」 壁の丸い時計をちらりと見て、彼は訊ねた。私に。 「はい。有機物を消化する機能があります。99.7パーセントエネルギー化して、排泄物を出しません」 「いや、それはいいんだが」 彼はちょっと困った顔をして、私はすぐに彼の言わんとしていることを悟った。 「味も識別できます」 「そうか。良かった」 昼飯にしよう、と、彼は台所に立つ。ワンルームの小さな部屋。一つの部屋がリビングとダイニングとキッチンと、仕事部屋と寝室を兼ねる。十畳以上あるから狭くはない。 カウンタをはさんでキッチンが見える。キッチンの横のドアは廊下があり、玄関へと続く。それまでに洗面所経由のお風呂があるドアがあって、玄関に近い方にトイレのドア、と並ぶ。反対側は大きな納戸だ。 カウンタの手前には小さなテーブル。一人暮らしのはずなのに、なぜか椅子が二つある。そのことを聞いてみたら、 「セット商品だったのさ」 と、苦笑した。 いい匂いがキッチンから漂ってくる。ガスコンロの上で、フライパンが踊る。お米と、たまねぎと、玉子、そしてお肉が舞う。 ほどなくして、テーブルに大小二つの皿が置かれて、そこに金色のご飯が乗せられた。 チャーハン。私のプリセット知識が料理の詳細を再生する。 私はテーブルに座らせられて、小さいお皿のほうが手前に寄せられる。 「多いか」 「いえ、丁度良いです」 彼は微笑して、椅子に腰掛けた。 「小さいスプーンがこれしかなかった」 と、彼はプラスチックのデザート用スプーンをくれた。 「いただきます」 私はチャーハンをほお張る。 おいしい。 有機物を摂取するのはこれが初めて。私のコア頭脳に新たなネットワークが築かれているのが分かる。 「おいしいです」 私は心からそう言った。 心、から。 そう。このときに、私が生まれたのかもしれない。初めて。 私は、マイティ。 「強敵」 『不良品』の著者様に敬意を込めて。 なんてこった。強すぎる。 『きゃあああ!?』 タイプ<ゴーストタウン>バトルフィールド内において、おれの天使型MMSアーンヴァル「マイティ」は、空中にいたところを相手神姫に攻撃された。アウトレンジから一方的に射撃することで安心しきっていた マイティは、ビルの外壁を蹴たぐって「跳んで」きた敵と避ける間もなく激突。そのまま失速し地面へ真っ逆さまに落下した。 「体勢を正せ!」 おれはすかさず命令する。ダメージからではなく驚愕に前後不覚に陥っていたマイティはおれの声で平静を取り戻した。神姫スケール換算地上三メートルでマイティはウイングブースターを反転させ、下方への運動エネルギーを強制排除、墜落寸前でホヴァリングした。 頭上から脳天割らんと落ちてきた敵。巨大なアームに握られた「フロストゥ・グフロートゥ」が道路を粉砕。まるで砲弾がぶち当たったようにアスファルトの破片が炸裂する。 マイティはすんでのところで避けていた。十二分に間合いを取る。若干組み替えているとはいえアーンヴァルそのものの優秀な中遠距離戦闘性能は殺していない。離れれば離れるほどこちらにとっては有利になれる。 相手神姫は悪魔型MMSストラーフだった。武装はほぼノン、カスタムに見えるが、一目で分かる最大の特徴――今やあれは特長と呼んだほうが良いかもしれない――があった。 一本足なのだ。性格には右足のみ、悪魔型のレッグパーツを取り付けてある。左足は素体のままで右レッグパーツに添えるだけ。右のレッグパーツはバッタの足みたいな補助シリンダーが装備され、片足以上の跳躍性能を秘めていた。ビルの壁面を蹴り登りマイティのところまでやってこれた正体だ。 決して不恰好ではない。正面から対峙すれば、本当に脚が一本しかないように見えてしまう。もともとが人型であるから、どうも対戦した神姫は生理的な恐怖か嫌悪感のようなものを感じてしまうらしい。 おれのマイティも例外ではなかった。 「片輪の悪魔、か……」 おれは相手神姫とそのオーナーに付けられた通り名を思い出していた。考えてみれば通り名がつくほどなのだから、そいつはめっぽう強いか笑えるほど弱いかのどちらかでしかないのだ。あいつはまず間違いなく前者だった。 まるで神姫と会う前から示し合わせていたように、オーナーの男は左足が、無かった。 『マスター!』 懇願するようにマイティが叫ぶ。命令をしてくれというのだ。しかし、おれは有効な戦術が思いつかない。 「今ので空中も危ないと分かったはずだ。動き回って間合いを取り続けろ」 『は……、はいっ』 有効な安心が得られなかったからか、やや不本意そうにマイティは応えた。 その後もこちらの不利が続いた。動き回れば追ってくるのは近接型のセオリーだが、悪魔のそれはつかみ所の無いトリッキーな動きだった。ビルの壁を利用し、三次元的に追ってくるのだ。そのくせこちらが予測して撃ったはずの弾は例外なくかわす。避けるのではない。弾丸をはじき飛ばしたり隙間を抜けさせたり、並大抵の神姫ではできない戦術を呼吸するようにやってのける。 マイティのコンディションに焦りが見え始めた。先頭の切れ目だ。おれは彼女にアウトレンジ戦法ばかり教えてきたから、突発的な対処にはめっぽう弱い。 悪魔が隠し持っていた拳銃を二、三連射する。マイティのちょうど後ろにあるビルの外壁に当たり、マイティはおののいて急制動をかけてしまった。拳銃は命中させるための攻撃ではなかったのだ。 すかさず悪魔の右アームが背中にまわり、目にも留まらぬ速さで前方に振られた。 「いけない。マイティ避けろ!」 『えっ』 ずがっ マイティの右ウイングが叩き切られた。外壁に刺さっていたのは忍者型の手裏剣。マイティは揚力を失い、墜落した。 『あ、あ……?』 衝撃で動けなくなり、地面に転がるマイティ。 どすん。目の前に悪魔が着地する。とどめを差す気だ。逆手に握られたフロストゥ・クレインを天高く持ち上げる。 『いやぁー!』 マイティの悲鳴。 『そこまでっ。試合終了』 審判側から試合終了の合図。 もちろんおれ達は負けた。マイティはなんとかぶち壊されずに済んだ。 「マスター!」 破損した部品を修理ブースへ預け戻ってくるなり、マイティはおれにしがみついた。体が小刻みに震えている。尋常でない恐怖だったのだろう。 おれは「大丈夫だ、もう大丈夫だよ」マイティの頭をなでた。 「よう、こっぴどく負けたな」 観戦していたらしい神姫仲間の一人が寄ってくる。胸ポケットには彼のハウリンが心配そうにマイティを見つめている。 「惨めなもんさ。見てたのか」 おれは頭を掻きながら、嘆息した。 了 「犬達の出会い」 「……でよぉ? そしたらそのバカの神姫が勢い余って壁にぶつかってやんの。で、目ぇまわして、相手不戦勝」 「はぁ」 「しっかし昨日の、なんだっけ。『片輪の悪魔』は強かったよなぁ。あいつのマイティがこっぴどく負けるほど強いんだぜ? 戦ってみたいよな」 「はぁ」 「……おいシエン、聞いてんのか?」 「へっ?」 やっぱ聞いてなかったか。 オレの神姫、犬型MMSハウリン「シエン」は、あわてて直立。 「も、申し訳ありません、ご主人様。聞いておりませんでした」 「いや、別にいいんだけどよ。なに見てたんだ?」 シエンの後ろには先ほどまでこいつが操作していたパソコン。画面にはおもちゃ屋のページが開いている。なになに……? 「ごっ、ご主人様!?」 すかさずシエンがマウスを操作し、ウインドウを消す。 「おいおい、何だよ?」 「いえ、あの」 「お前にしちゃずいぶん熱心に見入ってたじゃねえか」 「そ、それは」 「いいから。見せてみろよ」 オレはブラウザの履歴を開く。 「でも」 「見せろ。命令だぞ」 その言葉には逆らえず、シエンはその場でうなだれた。うーん、ちょっと卑怯くさかったな。 最新の履歴には「ホビーショップNOVAYA……」とあった。 開いてみると、そこには、 「1/12スコープドッグ復刻版、フルモータライズエディション?」 「あう……」 三十年も前に発売されたロボットのおもちゃを、間接の一つ一つに小型動力を仕込んだ、ラジコン操作が可能なやつだった。 このおもちゃのすごいところは、完全再現されたコクピットの計器・レバーがすべてアクティブだってことだ。武装神姫とのコラボレートを見込んだ機能らしい。 「お前ぇ、こいつが欲しいのか?」 「いや、その……」 「欲しいんだろ?」 「…………はい」 シエンは顔を真っ赤にして、蚊の鳴くような声で答えた。 「なんだよ。だったら言えばいいだろ。これくらい買ってやらんこともねえぞ」 まあ、ン万ぐらいだったらこいつに出しても良いだろうな、という覚悟は決めた。今。 「でも」 「あ?」 「お値段が……」 「値段?」 オレはページを下に少しスクロールした。 「いちじゅうひゃくせんまん……」 うぐ。オレはのどを詰まらせた。そこにはオレの予想を一桁超えた額が、メタリックフォントで燦然と輝いていたのだ。 まぶしいぜ。 「いえ、いいんです。自分は別に」 オレはシエンの顔を見た。申し訳なさそうに見上げるそいつの目。 そのとき、オレの中で何かが切れた。 「買うぞ」 オレは間髪いれずに言ってしまった。なんだか知らないが、買わなきゃいけない気がしたからだ。こいつのために。 「でも」 「いや、買う。これはご主人様めーれーだ」 言葉が間違っている気がする。 「ご主人様……」 「いいんだよ。金もあるし。お前が喜ぶなら、こんくらい」 「あ、あ。……ありがとうございます、ご主人様!」 シエンは満面の笑みでオレに抱きついた。尻尾を千切れんばかりに振っている。おいおい、そんな表情初めて見たぜ? 数日後。神姫の箱を四つ合わせたくらいどデカいパッケージが部屋の真ん中に鎮座していた。 オレとシエンはパッケージの前に正座する。ごくり。おもちゃに対して固唾を呑むのはさすがに初めてだぞ。 いよいよ開封。鉄片から発泡スチロールの梱包材ごと取り出す。とてつもなく重い。きっとおもちゃのガワの中身は動力がぎっしり詰まっているのだ。下手な持ち上げ方をすればぎっくり腰になるぞこりゃ。背筋をまっすぐにして「ふんぬっ」と中身を持ち上げ、シエンが箱をおろす。適当にスチロールを外すと、出てきたのはシエンの二、三倍はあろうかという緑色のロボットだった。 オレは触ってみて重さの正体を知った。重いのは動力のせいだけではなかったのだ。 「全身金属かよ……。これホントにおもちゃか?」 シエンは尻尾をぶんぶん振り回しながら、ほあー、という顔をしてロボット、スコープドッグを見上げていた。こいつにとっては神姫スケール換算四メートル弱の巨大ロボットなのだ(作者注:倉田光吾郎氏製作、一分の一ボトムズを見上げたことのある方はそのときの感情を思い出してください)。 「あの、ご主人様」 「ああ、良いぜ。乗ってみな」 オレは説明書片手にスコープドッグのハッチを開ける。シエンを持ち上げて乗せようとしたが、 「自分で乗ります」 と言って歩み出た。なるほど、昇降用の手すりや出っ張りがちゃんとあるのか。三十年前のおもちゃにしてはよくできたデザインだと感心する。シエンは乗り込む楽しみも味わいたいようだった。その気持ちはオレも良っく分かる。 シエンが自分でハッチを閉める。中でなにやらカチャカチャしていると思ったら、突然ロボットのカメラアイが「ヴゥーン」という電気音を立てて光りだした。 「うわっ!?」 オレはびっくりして引いてしまう。 主動力らしいエンジン音のようなグングンという音が鳴り始める。 ガシャン。スコープドッグが最初の一歩を踏み出した。 「シエン、大丈夫か!?」 スコープドッグのバイザーが上に競りあがる。頭の穴からシエンの顔が見えた。 「問題ありません。動きます。すごいです、ご主人様」 「そ、そいつは良かった……」 シエンを載せたスコープドッグが部屋の中を歩き回る。時折腕を回したり、いらない段ボールに向けてアームパンチを繰り出したり。うわ、ダンボールが破れた。どんだけ強力なんだ? ローラーダッシュのスピードは俺の狭い部屋じゃ速すぎる。やめろピックを打ち込むな、ターン禁止!! あーあ、床がへこんだ。こりゃあただのおもちゃじゃないぞ? いやしかし。オレも乗ってみてぇ……。 「ん?」 説明書のほかに妙なチラシが入っている。店側が入れたやつだろうか? チラシにはこう書かれていた。 『武装神姫in装甲騎兵ボトムズ・バトリングリーグ&トーナメント 近日開催!!』 オレはもう一度、シエンの動かすスコープドッグの方を見やった。 了 「バトリングクラブ」(上) 「ここか」 「……みたいですね?」 おれとマイティ――天使型MMSアーンヴァル――は、すえた臭いの立ちこめる場末の会員制クラブの入り口にいた。 なぜおれがこんなところにいるかというと、彼から招待状が届いたからだ。 彼――犬型MMSハウリン「シエン」のオーナー――は、 「いいから来い。面白いモンを見せてやんよ。来なかったら私刑」 と言って、半ば無理やりおれを呼び出した。私刑は誤字ではない。 おれは正直怖気づいていた。いや、私刑にではない。 そもそもおれはこんないかにも治安の悪そうな場所に自分から赴くような人間ではない。 なにより今はマイティを連れている事がおれをためらわせた。が、彼の「大丈夫だから」 という言葉を信じてやってきた。 とりあえずからまれることもなく無事に現地へ着いたわけだ。玄関先の巨漢の黒人に 招待状を見せる。 「ドウゾ、オハイリクダサイ」 片言の日本語だが、やはり威圧的な空気は篭っている。目の前にいるのはまったく場違いな人間なのだ。無表情な中から怪訝そうな感情がにじみ出ていた。 ウェイターに案内され、控え室の一つに通される。クラブであるはずなのにホールでは誰も踊っていなかった。何かを待っているようだった。そういえば真ん中のお立ち台には頑丈な金網が回されてあったが……。 「よお、来たな!」 出されたキツイ酒を飲んでいると彼が現れた。 「お前はこんなところにいても違和感ないよな」 おれは彼の茶髪やヒゲやピアスを見ながら言った。 「なんだそりゃ。まあいいや。ようこそ。バトリングクラブへ」 「バトリングクラブ?」 「シエン、入って来い」 『了解です、ご主人様』 妙にくぐもった声だなと思う間もなく、スコープドッグが入ってきた。 あのスコープドッグだ。ボトムズの。なぜか頭部が真っ赤に塗られている。 「シエンちゃん!?」 マイティが俺の懐から飛び出した。シエンが無骨な戦闘ロボットになってしまったと 思ったのだ。 「久しぶり、マイティ」 ハッチを上げて、中からシエンが出てきた。素体のままではなく、専用の対Gスーツを 着ている。頭には同梱の頭甲・咆皇にモニターゴーグルを取り付けていた。 「どうしたの、このロボット?」 「ご主人様に買ってもらったんだ」 なんだって? 「お前買ったのか、このバイクが買えるくらいのやつを?」 「買った。シエンの為だからな」 ある意味、こいつはおれ以上の神姫ラヴァーかもしれない。 「バトリングってのは、やっぱりボトムズのだったんだな」 「そうだ。オレはここで、パートナーをやらせてもらってる」 「誰と?」 「ここのチャンピオンとさ。もうすぐ試合があるんでそろそろ、……来たな」 ドアが開く。 そこには気さくそうな眼鏡の青年が立っていた。チェックのワイシャツにチノパン。おれよりも場違いな人間だった。 「やあ、君が『屍ケン』のご友人だね」 「屍ケン?」 「オレのリングネームさ」 「僕は舎幕(しゃばく)。リングネームは『青の騎士』だ。よろしく」 「あ、ああ。よろしく」 俺はごく自然に舎幕と握手していた。細い手だった。 「僕の神姫とATを紹介しよう。ライラ、入っておいで」 入ってきたのはスコープドッグよりもひとまわり大きな、青いロボット。 「僕のAT、ベルゼルガだ。パイロットは兎型MMS『ヴァッフェバニー』のライラ」 ハッチが開いて、中から完全武装の――とおれが思ったのは、その神姫がガスマスクと ゴーグルを付けていたからだ――神姫が出てきた。 『コーホー、コーホー……』 「ライラ、控え室にいるときぐらいはマスクを取りなさい」 『……ラジャー、オーナー』 渋々その神姫が素顔を見せた。 「……ライラです」 それだけか。愛想の無い神姫だ。 しかし人懐っこいマイティはすぐに寄っていって挨拶をしている。 「舎幕、時間だぜ」 彼――屍ケンが呼ぶ。 「ああ、そうだね。挨拶だけですまない。これから試合なんだ」 「いや、いいんだ」 「オマエには特等席を用意してあるぜ。楽しみにしてな」 そうして俺たち一人と一体は、その特等席とやらに通された。 思ったとおりあのお立ち台はバトルリングであり、特等席とはそのまん前、最前列であった。 「レィディースえ~んどジェントルメェン! ようこそ、クラブサンセット、武装神姫in装甲騎兵ボトムズ・バトリングマッチへ! 今宵もクラブチャンピオンの座を賭けたアツいバトルの始まりだ!」 司会のスタートコールにホールに集まった観客が歓声を上げる。 「まずは我らがチャンピオンタッグの紹介だ。」 リングの東方、おれのいた控え室の方向へ司会が手をかざす。 「チャンピオンの愛弟子! 幾度と無く敗れてなお、立ち上がってきたアンデッドマン。屍ケン&「ハウリン」シエン!」 フードを被った彼が、プッシング・ザ・スカイのBGMとともに登場。肩に立ったシエンが観客に手を振る。彼女のファンらしいグループが「シエンちゃーん!」と黄色い声。 「シエン‘sAT、ムダな装甲を限りなくそぎ落としたライト・スコープドッグ、『クリムゾンヘッド』!」 彼の後ろからハッチを開けた無人のスコープドッグがローラーダッシュで入場。彼の肩にいたシエンは跳躍、コックピットに見事着地し、ハッチを閉め、そのままリングへ登壇した。 「そして我らがクラブチャンピオン。並み居る挑戦者を華麗に撃破し続けるハンサムボーイ。青の騎士・舎幕&「ヴァッフェバニー」ライラー!」 青年舎幕が控え室そのままの姿で登場する。やっぱりどこかの理系の大学生にしか見えない。 ライラはどこだ? 「ライラ‘sAT。どんなATもその巨体にはかなわない。ヘヴィ級アーマードトルーパー、『ベルゼルガ』!」 ブルーの巨体が舎幕の後方からローラーダッシュしてくる。もうライラは乗り込んでいるようだ。 どうやら彼女は人前で素顔を見せたくないらしい。 挑戦者の紹介が始まった。 「今宵のチャレンジャー。都内各地のバトリングクラブを潰しまわって十二件。息のぴったり合ったユニゾン攻撃は相手を混乱の渦へと叩き込む。バックス兄弟、そして「ストラーフ」マリア&ミソラ!」 バックス兄弟? どう見ても日本人じゃないか。屍ケンより格段にガラの悪そうな連中だった。 たとえるなら、徒党を組んでカツアゲでもしていそうな連中だ。おれなら絶対に関わらない。 連中の神姫はそろってストラーフだったが、おれは妙な違和感を覚えた。 目に神姫特有の生気が宿っていないのだ。 「あのストラーフたち、感情回路を外されてます」 マイティが寒そうに胸をかき抱きながら言った。 「どうなるんだ?」 「ただのロボットになってしまうんです。マスター、あの、少し抱いていてください」 「ああ……」 おれはマイティを両手で包んだ。 無理も無い。あのストラーフたちの姿は、彼女らにとっては脳みそをいじくられているも同義。 痛々しい姿をマイティは見ていられないのだ。おそらくシエンとライラも同じ気持ちだろう。 「おい、舎幕」 「ああ。分かってる。倒すさ」 二人はそう打ち合わせた。 挑戦者のATは、黒いストロングバックスの背中にストラーフのアームユニットを二対も取り付けていて、さながら阿修羅のような格好だった。カメラは人間の目のようなステレオスコープ。 ルールは白兵戦武器も使わない肉弾戦のみの限定ブロウバトル。 ゴングが鳴った。 つづく 「バトリングクラブ」(下) ◆viewpoint change… “おれ”→”3rd person” リングは正八角形の平面で、直径は10メートル前後。1/12のATが悠々と走り回れる広さになっている。 「どちらかのATがすべて行動不能になった時、試合終了とします。それでは、レディー……ファイッ!!」 ゴングが鳴らされた途端、四体二組のATはそれぞれローラーダッシュを全力でかけ突進した。 いち早く飛び出たのは屍ケン、シエンのクリムゾンヘッド。頭部が真っ赤に塗りたくられたライトスコープドッグは、異常なまでに良好な出力重量比をもって機動する。 コックピット周辺を中心に可能な限り殺ぎ落とされた装甲は、駆動限界ギリギリまで迫る。重量軽減のために左腕のアームパンチさえオミットしているのだ。 「そんなにガリガリで、俺様のマリアに真正面から挑むのか、死にたがりめ」 ほくそ笑む、バックス兄弟の兄。 「ぶっ潰しちまえ、マリア!!」 『了解』 ひどく無機質な応答があり、「ストラーフ」マリアの阿修羅ストロングバックスがステレオスコープの両目を真っ赤に光らせ相対する。本体のと合わせ計六対のアームユニットが開かれ、迫るクリムゾンヘッドを殴り潰さんとランダムに飛来した。 さながら他弾頭ロケットの着弾である。掛け声を付けるなら「オラオラオラオラ」あるいは「無駄無駄無駄無駄」だが、あいにくパイロットの神姫は感情回路が無いためそんな気の利いた気合は出さない。 しかし、クリムゾンヘッドは当たらない。超軽量のボディはATらしからぬアクロバットな回避を簡単にこなすことができる。スウェー、ステップ、側転を織り交ぜ、機関銃のように繰り出されるパンチの雨を避け続ける。避けられたパンチはリングの床をえぐった。 「こりゃ負けたほうが弁償だぞ」 カウンターのバーテンダーがぼそりと呟いた。 『遅い!』 クリムゾンヘッドはついにマリア阿修羅STBの懐へ到達。唯一の武装である右手のアームパンチに気爆薬を装填、相手の胸部装甲へまっすぐに叩き込んだ。 マリア阿修羅STBが吹っ飛ぶ。が、すぐに体勢を整え着地。ストロングバックスは通常のスコープドッグよりも前面装甲が分厚い。1/12といえどその特性は変わらない。ダメージが思ったほど通っていない。 『ちっ』 シエンはコックピットの中で舌打ちした。 「ドン亀が! やっちまえミソラ!」 『了解』 ミソラ阿修羅STBはベルゼルガにターゲットを合わせた。ローラーダッシュでもさほどのスピードしか出ないへヴィ級ATベルゼルガを捉えるのは容易い。 あっという間に間合いを詰め、二対のアームでがっしりと青い巨体をホールド。両のアームパンチを連打する。 「はぁっはっはっは! さすがの青の騎士もこいつはキくだろう!」 「ベルゼルガを甘く見ないで欲しいね」 舎幕はふふと笑うと、自身の神姫に命令を下した。 「ライラ、思いっきり痛めつけてやりなさい」 『ラジャー、オーナー』 ベルゼルガの図太い腕がミソラ阿修羅STBを挟み込んだ。 「何ィ!?」 そのまま、なんとベルゼルガはストロングバックスを軽々と持ち上げたのだ。 『ふんっ』 気張って一発。投げ飛ばした。マリア阿修羅STBの方向へ。 二体の阿修羅は激突し、リングのすみへ転がった。 ベルゼルガの装甲は擦り傷さえあれ、少しのへこみも見当たらなかった。 ウォォォォォォォォ ギャラリーの吼えるような歓声。スタンディングオベーション。 「すごいな」 「はい……」 マイティたちは唖然としてリングの攻防を見つめていた。 「もう君たちの負けだ。僕らには勝てないよ」 冷静な顔で舎幕が言った。こんな台詞なのに、決して気取らない、チャンピオンの風格。 「こンの小僧があぁ……」 「兄貴、やっちまおうぜ」 バックス兄弟はリングの中へ何かを次々に投げ込んだ。 阿修羅たちがそれをキャッチ、六本のうでに装備する。 スコープドッグの標準装備、ヘビーマシンガンだった。それぞれ六丁ずつ。大型のマガジンを搭載してある。 「リアルバトルに変更かい」 「そうくると思ったぜ」 舎幕、屍ケンも投げ込んだ。ただしそれぞれ一つずつ。 クリムゾンヘッドが肩に背負ったのは、見覚えのあるキャノン砲。 ハウリンの同梱武装、吠莱壱式だ。 ベルゼルガのもとには、胴体部分をくまなく覆えるような大盾が落ちてきた。中心部分には針のようなものが通っている。 「出たぞ! ベルゼルガの必殺武器、パイルバンカーだ!」 司会が待ってましたとばかりに叫ぶ。 リングをリアルバトル用の強化透明プラスチック壁が覆う。ルールはリアルバトルに変更された。 銃火器使用可能、実戦さながらの無制限バトルである。銃火器と言ってももともとはマーキング弾が飛ぶおもちゃだが、リアルバトル用の銃器はだいたいATの装甲を貫けるように改造されている。小口径と言えど銃弾が飛んでくるようなものだから、リアルバトル時にはこのような専用の防護壁がリングもしくはバトルエリアを覆うのだ。 「シエンちゃんたち、大丈夫かな……」 マイティが心配そうにマスターに聞く。 「まあ、問題は無いと思うが。あの二人の表情を見てみろ」 マスターは屍ケンたちを指差した。 「楽しそうじゃないか」 バックス兄弟は声をそろえて自らの神姫に命令した。 「蜂の巣にしてやれァ!」 『了解』 合計十二丁の銃口が向けられた。 爆音。 目がくらむほどのマズルフラッシュがリングの一角を支配した。 ベルゼルガは大盾を構えて防御の体勢をとる。クリムゾンヘッドはローラーダッシュを最大出力にし、真横に避けた。 クリムゾンヘッドの通った壁にペレットの雨あられが着弾する。壁は二重構造で絶対に貫通することは無いが、その後ろにいる観客は恐怖にかられてのけぞった。 吠莱壱式が文字通り吠える。大口径の砲弾は連射能力こそないが、移動間射撃にもかかわらず相手のマシンガンを一丁ずつ、的確に撃ち落してゆく。 最後の一丁になったとき、弾丸が切れた。吠莱壱式の方だった。このときの間合いはAT二体分しかなかった。 「ぶっ殺せ!」 容赦なく、マリア阿修羅STBは撃った。照準はコックピット。 「シエンちゃん!!」 マイティが乗り出して悲鳴を上げる。 撃たれたとほぼ同時にコックピットハッチが開放された。マシンガンの弾は誰もいないシートに穴を開けた。 ほとんど素体のままのシエンが飛び出していた。右手には同梱武装の十手が逆手に握られている。 「うおおっ!」 シエンはマリア阿修羅STBの頭頂部めがけて、十手を突き刺した。落下の勢いが加算され、刃物でないはずの十手が頭部装甲を貫通した。シエンはマリアのコアユニットをつぶす手ごたえを感じた。シエンは哀れむべき同族を楽にしてやった。 ミソラ阿修羅STBの一斉射は、ベルゼルガの大盾に勝てなかった。 「くそう、くるな、くるなよお!」 バックス弟は涙目でがなりちらす。 ゆっくり、ゆっくりと、大盾を構えたベルゼルガは近づいてゆく。 ついに六丁のマシンガンが沈黙した。 ベルゼルガは緩慢な動作で大盾を引く。中心のパイルが後退してゆく。 『許せ』 一撃。 ストロングバックスの胸部装甲を、ベルゼルガのパイルバンカーが貫いた。斜め下方から侵入したパイルは、ミソラのコアユニットを破壊しながら、ATの後頭部まで到達した。 「試合終了! 勝者は屍ケン&青の騎士、チャンピオンチーム!!」 今迄で一番大きな歓声が上がった。マスターとマイティは耳を押さえた。 試合終了後にブチ切れた兄弟がナイフを振り回して舎幕らを襲おうとしたが、門番の巨漢の黒人、ボビーに「きゅっ」と締め落とされ、放り出された。 「ありがとう、ボビー」 「オ仕事デスカラ」 ボビーは門番に戻っていった。 ◆ ◆ ◆ 「やっぱり、こっちには来ないのか?」 屍ケンが寂しそうに言った。 「悪いがあんな危険な試合はできない。マイティを戦わせるのは神姫だけで十分だ」 マスターは答えた。 「そうか……。まっ、そう言うとは思ってたけどな」 「だがいい試合だった。あのストラーフの二人も浮かばれるだろうな」 「へっ……」 「じゃあな。おれはこれで」 「なあ」 「ん?」 「お前ぇ、リベンジするんだろうな。あの片足の悪魔に」 「……」 マスターはあごに手を当てて空を見ていたが、ややあってこう言った。 「考えておくよ。マイティ、帰るぞ」 「は、はい。……じゃあね、シエンちゃん」 「ああ。またな」 こうして二組のオーナーはそれぞれの戦いへと身を投じることになる。 それはまた、別のお話。 了 先頭ページ 次へ
https://w.atwiki.jp/battleconductor/pages/32.html
概要 通常リアステータス情報Lv1 Lv60 攻撃リアステータス情報Lv1 Lv60 アップデート履歴 コメント 概要 レッグパーツと同じく機動戦の要となるパーツ。ほとんどがブーストに関連したパッシブスキルが設定されている。 ただこちらはSPD値よりLP値とBST値を重視したステータスとなっており、強化もLP値とBST値のみ上昇するのだが、ボディパーツ以上にLP値が上昇する。耐久力と機動力を両立したいならこの部位を強化しよう。 装備アイコンの左下に翼のマークがあるものは飛行可能パーツ。 飛行可能か不可能かで戦闘スタイルが大きく変わるので、自身のプレイスタイルやMAPと要相談。 有志の検証によると、飛行可能リアの空中でのダッシュッスピードは接地状態でのダッシュスピードよりも約1.43倍速い模様。 コンボ三段目がリア自身に備え付けられている追加攻撃に置き換わる特殊なリアも存在する(末尾に[RW]と表記されている武装が該当)。この攻撃は神姫のATK値と現在装備中の武器の得意率に依存する。 コンボが必要かつ攻撃リアを装備とあって、基本的に通常攻撃の三段目よりもダメージが高くなるよう設定されている。 攻撃リア自体のステータスも実戦に耐えるものが多いため、近接武器のコンボを多様するプレイヤーにはお勧めできる。 なお攻撃リア自体の攻撃は無属性のため、追加ダメージ増加軽減スキルの対象外となることに注意。 通常リアピックアップ リアウイング+ブースター 恒常装備では数少ないマスクステータスで飛行(ホバリング)ブースト消費が減少する武装。元々消費が激しい高レアに装備させてもイマイチ恩恵を感じ取れないかもしれないが、低レアだと目に見えて効果を実感出来る。ダッシュブーストが若干重くなるが、空中に居座りたい編成を組むなら候補に上がる。 更に特定の装備と組み合わせる事によって低レアならホバリングしながらブーストを回復させると言ったインチキ構築も可能。詳細は装備構成研究参照。 九紫火星"金毛九尾" このパーツ単体で専用のアクティブスキルが発動できる。スキルの性能・避け方についてはアクティブスキルに記載。 パッシブ・アクティブ共にスキルが扱いやすく、ブースト回復量増加といおまけ付きで度重なる下方を受けてもなお一定の使いやすさを誇る。 強力な武装だが、ジェム展開速度が遅くなるのと、飛行不可能ということを忘れないように。 アーク・E・トゥージス[A]+ハフ・グーファ ダッシュブーストとATKに優れた飛行リア。珍しくレアリティによってダッシュブーストの減衰がないので高レアリティの神姫でも高いブースト速度の恩恵を受けれる。Defが下がる等のデメリットもあるが、正直ブースト速度の高い飛行リアというだけで十分お釣りがでる。 また、使用可能になるアクティブスキル「バッカルコーン+E83」は使用タイミングさえ噛み合えば恐ろしく強い。詳細はアクティブスキル参照。 攻撃リア[RW]ピックアップ ノインテーター + ジークフリート[RW] 素のステータスが高い上にパッシブスキルのおかげで数値以上の総合ステータスを出せる。 稼働初期組の武装がいくつか霞んでしまうほどの罪な武装。他からこれを装備したら全個所ステータスアップしたなんてのはよくある話。 非常にバランスの良い武装構を組めるが、それだけ中途半端になりやすいということも忘れないでおこう。 IM&ヴィントシュトース+3.5mm主砲[RW] 12/6のアップデートで[RW]が大量追加されるまで3段目が射撃に変化する唯一の射撃型[RW]だった武装。腰持ちヘビーガンのような弾を発砲する。 弾の射程は有限だが、あのアンチマテリアルライフルと同等の射程を持つ。MAP半分は射程圏内と思ってよい。 肝心のリアの攻撃は構えのせいで撃つまでが大変だが、公式が言うようにダメージは最高峰。ATK値350台でもDEF値750台に1100↑は普通に出す。あの双頭刃斬撃武器の三段目よりもダメージが高くなる。そんでもって大爆風付き。 とにかく主砲を撃てなければ重荷でしかないので、パッシブスキル「攻撃スピードアップ」と攻撃モーションの速い片手ライトガンを推奨する。 パッシブスキルと相性が良いポーレンホーミングや双ライトガンと組み合わせるとコンボ火力が跳ね上がる。 変則的な運用として、スキルの効果は乗らないが近接武器と合わせてリロードを気にせず延々とブッ放すというのもある。どの距離でも脅威になれるというのは相手に相当なプレッシャーを与えることができる。 その場合は攻撃モーションが速いロークがオススメ。 FB-RP3 ファイアリング・バックパック+FB256 1.2mm滑腔砲[RW] 12/6に追加された既存武装のRW版。上記と同じく主砲を発射する武装で運用法も殆ど同じ。ただしこちらの方が構えが早く両手ライトガン位の感覚で撃てる。ATKが+されないので上記よりやや火力は劣るが扱いやすさはぐっと上がっている。 バリスティックブレイズ[RW] 既に実装されてる武装の[RW]版。元の武装と若干ステータスが変わっている代わりにリア攻撃が追加され、3段目がリア部分からミサイルを2発同時×2セット発射する。 射撃[RW]の先駆者であるIM&ヴィントシュトース+3.5mm主砲[RW]と比べても隙が少なめで弾速・射程・ホーミング性能・威力共に申し分なく中距離~遠距離帯で猛威を奮う。対空性能も中々のもの。 但し軌道が山形弾道の撃ち上げ→追尾なので近距離では当たらないという弱点がある。 それを加味してもかなり有用であり[RW]の中でも扱いやすい部類と言えるだろう。 ちなみにレイドボスバトル(第三回まで)においては、特に中型及びボス相手の場合、相手が大柄な分近接してても当たってくれる場合が多い(上記の弱点がなくなる)ので、定番武器となっていた。…が運営の目に付いたらしく、第四回にて名指しでレイドにおけるダメージを下方修正される憂き目にあうのであった。 IM&ヴィントシュトース+超硬タングステン鋼芯[RW] 既存の武装が[RW]化されたもの。3段目がパイルバンカーをブチ込むものに変化する。この武装自体に攻撃スピードアップがついてるものの、見た目の通り隙が大きく威力が凄まじい。Nだろうと適当な装備でも4桁は余裕。何ならアセン次第では3000位叩き出す事も可能、要するに大体の神姫は2,3発でパージする。 普通に当てるのは難しいのでアクティブの攻撃スピードアップの併用や射撃神姫に装備させて対近接のカウンターとして運用する等工夫が必要か。浪漫溢れる武装なので火力好きのマスターなら採用してみるのもいいかも? 因みにゴールデンエンジェルの判定増加は白兵[RW]にも反映されるが、この武装にも当然有効。アホみたいにデカくなる真空判定で超火力をブチこみまくり、地獄絵図を築くこともできる(スキル効果中だけとはいえ) 朱袴&回転翼+三六式爆弾[RW] 近接攻撃でも射撃でもない特殊リアで三六式爆弾を2個投下するというものになっている。一応地上でも使用出来る。…が絵面的には自爆してるようにしか見えないが← この[RW]唯一の特性として、遠方の神姫をロックオンしていようと爆弾は真下に投下する。勿論誘導性は皆無。 爆弾だけあって爆風・威力共に申し分ないがその独特の攻撃範囲のせいで扱いづらさが目立つ。しかし必ず真下に投下する性質を利用してロックオンされていないと油断している相手を、こっそり爆撃するみたいな運用も出来なくはない、実用的かは別にして。 一見すると確率で飛行ダッシュ消費が抑えれる本来の持ち主で運用するデザインに見えなくもないが、投下時は浮いてなければならない以上、どっちかと言えばホバリング適正のあるエウクランテの方が扱いやすいだろう。 バドヒップアーマーフローラルリング ハイパーモード[RW] 1/11に追加された既存リアの[RW]版。前方180°近くをカバーする近接攻撃を繰り出す。ダウン値が物凄く高く設定されておりこれ一発のみ当てただけでもほぼ確実に吹っ飛ばせるほど。 公式から威力が低い宣言されているが半分嘘みたいなもので、確かに[RW]の中では低い方だがアセン次第ではそこそこ痛いダメージも入れれる。とはいえ、ダメージ目当てではなく、ダウンによる吹き飛ばしを生かす武装なのでそちらを意識しすぎないように。 片手ライトガン等で近接を嫌いたい時に使えるかもしれないが、これを使っている=殴られている状況なのはまず間違いないので、あくまでないよりはマシ、保険程度の認識で。逆に近接神姫で使うなら攻撃を当ててから吹き飛ばして離脱みたいな運用になる。 シェルスカートキュベレーアフェクション[RW] 1/11に追加された既存リアの[RW]版。三段目が踏み込みからのクローによる挟み攻撃に変化する。収穫の季節のトラウマ再来?( バトヒップがダウン値なのに対してこちらはスタン値が異常に高く、一発でほぼ確実にピヨる。射撃で至近距離の相手をスタンさせれる恩恵はダウンよりは少ないので、どっちかと言えば近接で追撃をしたい人向けの武装か。 ロークのような1,2段の出が早い近接武装ならハメを狙えなくもない。タイマンでハメが決まれば撃破したも同然だが、実戦では横槍が入って来るかもしれないので慢心は禁物。 GA4チーグルアームパーツ アングルブレード[RW] 発生こそかなり遅いが、尋常でないダメージとかなり高いスタン値・広い攻撃範囲を持つ、キュベレーアフェクションの地走版とでも呼べる武装。 特に「ゴールデンエンジェル」との組み合わせが非常に強力で、高火力かつ広い真空判定がハイペースで飛んでくるようになる。 欠点は燃費とスキルチャージ・ジェム回収の悪さ。「ゴールデンエンジェル」が使える武装は揃いも揃ってスキルチャージが低いので、装備を工夫しないと録にスキルも使えなくなる。 通常リアステータス情報 太字はマスクステータス Lv1 武装 本来の装主 レア度 攻 防 ス 体 ブ 展開 回復 走速 走費 跳費 浮費 防費 パッシブスキル 備考 バトルスキン リア (神姫名) N 0 0 50 200 150 60 リアウイングAAU7 アーンヴァル N 0 0 50 200 200 30 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げるbr()飛行可能 R 0 0 60 350 245 SR 0 0 70 500 290 UR 0 0 80 650 335 リアウイング+ブースター アーンヴァル N 0 0 68 240 150 750 30 20 - ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能ハイパーブラストの発動に必要 R 0 0 78 390 200 SR 0 0 86 540 250 UR 0 0 94 690 300 VLBNY1腰部ベルト+リアブースターJRv21 ヴァッフェバニー N 0 0 70 200 170 140 2 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる R 0 0 78 350 220 100 4 SR 0 0 86 500 270 40 6 UR 0 0 94 650 320 20 8 キャヴァリエアルミュール サイフォス N 0 5 50 200 165 60 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ近距離攻撃耐性少し有り R 0 5 60 350 215 SR 0 5 70 500 265 UR 0 5 80 650 315 ソルダットアルミュール サイフォス N 5 0 55 200 165 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる近距離攻撃耐性少し有り R 5 0 64 350 215 SR 5 0 73 500 265 UR 5 0 82 650 315 茜之草摺 紅緒 N 0 10 50 200 150 60 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する遠距離攻撃耐性少し有り R 0 10 60 350 200 SR 0 10 70 500 250 UR 0 10 80 650 300 蘇芳之草摺 紅緒 N 0 20 50 200 150 60 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ遠距離攻撃耐性少し有り R 0 20 60 350 200 SR 0 20 70 500 250 UR 0 20 80 650 300 ホーリィバーニアスカートレインディア ツガル N 20 10 60 200 150 60 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアッププレゼント・フォー・ユー!に必要遠距離攻撃耐性少し有り R 20 10 69 350 200 SR 20 10 78 500 250 UR 20 10 87 650 300 ホーリィバーニアスカートレインディア・タイプγ+GC ツガル N 10 0 55 200 150 5 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ飛行可能プレゼント・フォー・ユー!に必要遠距離攻撃耐性少し有り R 10 0 64 350 200 SR 10 0 73 500 250 UR 10 0 82 650 300 ヒップアーマーフローラルリング ノーマル ジルダリア N 0 10 50 200 350 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる R 0 10 60 350 380 SR 0 10 70 500 410 UR 0 10 80 650 440 ヒップアーマーフローラルリング ハイパーモード ジルダリア N 20 0 50 200 200 7 7 7 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能 R 20 0 60 350 245 8 8 8 SR 20 0 70 500 290 9 9 9 UR 20 0 80 650 335 10 10 10 シェルスカート ジュビジー N 0 30 50 200 150 60 防御力アップ 防御力を上げるクリティカル率約25%アップ R 0 30 60 350 200 SR 0 30 70 500 250 UR 0 30 80 650 300 シェルスカートキュベレーアフェクション ジュビジー N 0 20 50 200 150 防御力アップ 防御力を上げる飛行可能クリティカル率約25%アップ R 0 20 60 350 200 SR 0 20 70 500 250 UR 0 20 80 650 300 FB-RP3 ファイアリング・バックパック フォートブラッグ N 0 20 50 200 200 600 5 60 10 5 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる近距離攻撃耐性少し有り R 0 20 60 350 250 SR 0 20 70 500 300 UR 0 20 80 650 350 FB-RP3 ファイアリング・バックパック+FB256 1.2mm滑腔砲 フォートブラッグ N 0 20 50 200 150 600 5 60 5 遠距離攻撃追加ダメージアップ コンボの最終ダメージ増加砲撃体勢に必要 近距離攻撃耐性少し有り R 0 20 60 350 200 SR 0 20 70 500 250 UR 0 20 80 650 300 アペリオテスR+リプスS エウクランテ N 20 10 70 200 150 60 10 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げるテンペストに必要遠距離攻撃耐性少し有り R 20 10 78 350 200 SR 20 10 86 500 250 UR 20 10 94 650 300 アペリオテスR+リプスSアイオロス・リア エウクランテ N 20 10 70 200 150 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する飛行可能テンペストに必要遠距離攻撃耐性少し有り R 20 10 78 350 200 SR 20 10 86 500 250 UR 20 10 94 650 300 MM09MR フィンオプション イーアネイラ N 10 10 70 300 150 60 10 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる遠距離攻撃耐性少し有り R 10 10 78 450 200 SR 10 10 86 600 250 UR 10 10 94 750 300 ガラテイア・リアユニット イーアネイラ N 15 10 50 300 150 60 10 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少するメイルシュトロームに必要遠距離攻撃耐性少し有り R 15 10 60 450 200 SR 15 10 70 600 250 UR 15 10 80 750 300 リアブースターSSv12 ヴァッフェドルフィン N 0 3 50 210 250 60 10 防御力アップ 防御力を上げる R 0 3 60 360 300 SR 0 3 70 510 350 UR 0 3 80 660 400 OSA111 リアシャシーフレーム アーク N 0 3 55 210 260 60 10 120 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少するパトロクロスに必要 R 0 3 64 360 310 SR 0 3 73 510 360 UR 0 3 82 660 410 ジェリーmk2 イーダ N 20 0 70 225 170 140 10 130 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる R 20 0 78 375 220 SR 20 0 86 525 270 UR 20 0 94 675 320 ミラージュスカートティンクルスターアーマー シュメッターリング N 20 0 50 200 220 60 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる遠距離攻撃耐性少し有り R 20 0 60 350 270 SR 20 0 70 500 320 UR 20 0 80 650 370 エンジェルスパイン ブライトフェザー N 0 0 50 300 150 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる R 0 0 60 450 200 SR 0 0 70 600 250 UR 0 0 80 750 300 ドレス・オブ・ヴァージン ハーモニーグレイス N 0 15 50 200 200 60 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる近距離攻撃耐性少し有り R 0 15 60 350 245 SR 0 15 70 500 290 UR 0 15 80 650 335 忍者摺"白蘭" ミズキ N 5 15 50 220 150 60 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ R 5 15 60 3- 200 SR 5 15 70 5- 250 UR 5 15 80 6- 300 忍者摺"白蘭"+コンしっぽ ミズキ N 0 10 50 220 150 60 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する R 0 10 60 368 200 SR 0 10 70 516 250 UR 0 10 80 664 300 忍者摺"白蘭"+白き翼 ミズキ N 5 0 50 200 150 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能 R 5 0 60 350 200 SR 5 0 70 500 250 UR 5 0 80 650 300 忍者摺"白蘭"+コンしっぽ+白き翼 ミズキ N 15 10 50 200 150 防御力アップ 防御力を上げる飛行可能 R 15 10 60 350 200 SR 15 10 70 500 250 UR 15 10 80 650 300 忍者摺"紫蘭" フブキ N 5 0 70 200 150 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる R 5 0 78 350 200 SR 5 0 86 500 250 UR 5 0 94 650 300 忍者摺"紫蘭"+コンしっぽ フブキ N 0 10 70 215 150 60 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる R 0 10 78 365 200 SR 0 10 86 515 250 UR 0 10 94 665 300 忍者摺"紫蘭"+黒き翼 フブキ N 5 0 50 200 150 -19 飛行ブースト消費量減少 飛行する際のブースト消費を抑える飛行可能 R 5 0 60 350 200 SR 5 0 70 500 250 UR 5 0 80 650 300 忍者摺"紫蘭"+コンしっぽ+黒き翼 フブキ N 0 10 50 215 150 -19 攻撃力アップ 攻撃力を上げる飛行可能 R 0 10 60 365 200 SR 0 10 70 515 250 UR 0 10 80 665 300 ニーベルング アルトレーネ N 0 20 50 300 200 720 -5 10 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ飛行可能 R 0 20 60 450 240 SR 0 20 70 550 280 UR 0 20 80 700 320 ニーベルング フリューゲルモード アルトレーネ N 10 20 60 300 150 10 飛行ブースト消費量減少 飛行する際のブースト消費を抑える飛行可能 R 10 20 70 450 200 SR 10 20 80 600 250 UR 10 20 90 750 300 ノインテーター アルトアイネス N 0 20 50 300 200 1400 10 -5 10 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する飛行可能 R 0 20 60 450 240 SR 0 20 70 600 280 UR 0 20 80 750 320 ノインテーター フリューゲルモード アルトアイネス N 10 20 60 300 150 10 飛行ブースト消費量減少 飛行する際のブースト消費を抑える R 10 20 70 450 200 SR 10 20 80 600 250 UR 10 20 90 750 300 ヴェッターハーン ムルメルティア N 0 30 50 250 165 60 5 10 防御力アップ 防御力を上げる近距離攻撃耐性少し有り R 0 30 60 400 215 SR 0 30 70 550 265 UR 0 30 80 700 315 朱袴"八重牡丹" 飛鳥 N 0 0 50 200 210 60 20 90 防御力アップ 防御力を上げる R 0 0 60 350 260 SR 0 0 70 500 310 UR 0 0 80 650 360 朱袴"八重牡丹"+回転翼"飛輪" 飛鳥 N 20 10 50 200 230 -650 20 -5 100 飛行ブースト消費量減少 飛行する際のブースト消費を抑える飛行可能 R 20 10 60 350 300 SR 20 10 70 500 370 UR 20 10 80 650 440 朱袴&回転翼+三六式爆弾 飛鳥 N 25 0 50 200 230 -900 20 -5 100 攻撃力アップ 攻撃力を上げる飛行可能 R 25 0 60 350 300 SR 25 0 70 500 370 UR 25 0 80 650 440 朱袴&回転翼+投下式増槽 飛鳥 N 25 0 50 200 230 -900 20 -5 100 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ飛行可能 R 25 0 60 350 300 SR 25 0 70 500 370 UR 25 0 80 650 440 噴式推進"朱鷺" 飛鳥 N 10 0 60 200 200 -700 20 100 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する飛行可能 R 10 0 69 350 260 SR 10 0 78 500 320 UR 10 0 87 650 480 ジャンプブースターAAS9 ウェルクストラ N 0 0 60 240 170 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能特射プログラムwk01に必要ジェムの回収範囲が伸びるスピードが速い近距離攻撃耐性少し有り R 0 0 69 390 218 SR 0 0 78 540 266 UR 0 0 87 690 314 WA6リアユニット+カンベーリアームドユニット ヴァローナ N 20 20 56 200 150 5 5 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能ブーメランサイズに必要遠距離攻撃耐性少し有り R 20 20 65 350 200 SR 20 20 74 500 250 UR 20 20 83 650 300 RU・コーリペタラス アーンヴァルMk.2 N 0 20 60 250 150 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げるクリティカル率約10%アップ R 0 20 70 400 200 SR 0 20 80 550 250 UR 0 20 90 700 300 RU・シンペタラス アーンヴァルMk.2 N 0 0 50 200 200 300 飛行ブースト消費量減少 飛行する際のブースト消費を抑える飛行可能グランニューレに必要クリティカル率約10%アップ R 0 0 60 350 245 SR 0 0 70 500 290 UR 0 0 80 650 335 RU・コーリペタラス/T アーンヴァルMk.2テンペスト N 10 20 50 200 150 60 防御力アップ 防御力を上げる快刀乱麻に必要 R 10 20 60 350 200 SR 10 20 70 500 250 UR 10 20 80 650 300 RU・シンペタラス/T アーンヴァルMk.2テンペスト N 0 0 50 200 200 飛行ブースト消費量減少 飛行する際のブースト消費を抑える飛行可能グランニューレ/Tに必要 R 0 0 60 350 245 SR 0 0 70 500 290 UR 0 0 80 650 335 FL017リアユニット ストラーフMk.2 N 30 30 80 200 150 20 20 防御力アップ 防御力を上げる飛行可能ジャーヴァル・クルイクに必要 R 30 30 87 350 200 18 18 SR 30 30 94 500 250 16 16 UR 30 30 101 650 300 14 14 バンキッシュクーラー ベイビーラズ N 20 0 50 200 200 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ R 60 350 245 SR 70 500 290 UR ザ・リスン+ドラム ベイビーラズ N 15 0 50 215 200 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる単体リア装備 R 60 365 245 SR 70 UR 80 665 335 ザ・リスン+ドラム ベイビーラズ N 0 追加ダメージ軽減 敵からの追加ダメージを軽減するヘッド「PFエクスプローダ[B]」装備時自動装備 R SR 30 70 500 250 UR ザ・リスン+ドラム ベイビーラズ N 0 50 50 200 150 防御力アップ 防御力を上げる ヘッド「PFエクスプローダ・クラシックB」装備時自動装備 R 60 SR 40 70 500 250 UR 80 エキドナ ガブリーヌ N 0 30 50 230 180 -900 60 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少するヘルクライムに必要遠距離攻撃耐性少し有り R 0 30 60 380 227 SR 0 30 70 530 274 UR 0 30 80 680 321 ソプソプ ガブリーヌ N 0 0 80 200 150 350 60 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ遠距離攻撃耐性少し有り R 0 0 87 350 200 SR 0 0 91 500 250 UR 0 0 98 650 300 九紫火星"金毛九尾" 蓮華 N 0 0 70 200 190 -900 30 60 防御力アップ 防御力を上げる後天爆裂に必要近距離攻撃耐性少し有り R 0 0 78 350 236 27 SR 0 0 86 500 282 24 UR 0 0 94 650 328 21 アヴィアフォーム ラプティアス N 0 20 50 220 150 -300 20 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能 R 0 20 60 370 200 18 SR 0 20 70 520 250 16 UR 0 20 80 670 300 14 バリスティックブレイズ アーティル N 30 0 50 200 150 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げるスーパーツインカノンに必要 R 30 0 60 350 200 SR 30 0 70 500 250 UR 30 0 80 650 300 バリスティックブレイズ・オリジナル アーティル N 20 20 60 200 150 60 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する R 20 20 69 350 200 SR 20 20 78 500 250 UR 20 20 87 650 300 リアユニット+シュペスタ エーデルワイス N 10 0 50 230 170 5 70 5 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ R 10 0 60 380 218 5 5 SR 10 0 70 530 266 10 10 UR 10 0 80 680 314 20 20 サンタのスカート 期間限定イベント武装 N 0 0 50 230 150 60 ジャンプスピードアップ[小] ジャンプするスピードを上げるクリスマスイベント R 0 0 60 380 200 SR 0 0 70 530 250 ジャンプスピードアップ[中] UR 0 0 80 680 300 きらめき高校の制服 イベント武装 N -20 30 46 200 150 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げるボディパーツ「きらめき高校の制服」装備時自動装備ときめきメモリアルコラボ R -20 30 55 350 200 SR -20 30 64 500 250 UR -20 30 73 650 300 グリム・アロエの小悪魔羽&スカート 期間限定イベント武装 N 0 0 55 200 150 60 全能力アップ[小] 全ステータスがアップする神姫ハウス反映ボンバーガールコラボ R 0 0 64 350 200 SR 0 0 73 500 250 スピードアップ[中] 移動する際のスピードアップ神姫ハウス反映ボンバーガールコラボ UR 0 0 82 650 300 アンチソニックダイバー零神 期間限定イベント武装 N 10 30 55 220 170 ジャンプスピードアップ[小] ジャンプするスピードを上げる飛行可能両手斬撃武器「MVソード」装備時自動装備腰持ちヘビーガン「アンチマテリアルライフル」装備時自動装備スカイガールズコラボ被弾時ジェム排出量増加 R 10 30 64 370 218 SR 10 30 73 520 266 ジャンプスピードアップ[中] UR 10 30 82 670 314 バレンタインスカート 期間限定イベント武装 N 0 0 50 280 150 200 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる神姫ハウス反映バレンタインイベント R 0 0 60 430 200 SR 0 0 70 580 250 UR 0 0 80 730 300 バレンタインスカート Blue リペイントver. 期間限定イベント武装 N 0 25 50 300 150 1450 10 60 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ神姫ハウス反映ホワイトデーイベントイベントクリティカル防御アップ R 0 25 60 450 200 SR 0 25 70 600 250 UR 0 25 80 750 300 バレンタインスカート Green リペイントver. 期間限定イベント武装 N 25 0 50 200 250 60 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する神姫ハウス反映ホワイトデーイベントイベントクリティカル率約20%アップ交代後のスキルが少し溜まりやすい R 25 0 60 350 300 SR 25 0 70 500 350 UR 25 0 80 650 400 悪魔の羽 Sリーグ達成報酬 N 15 0 50 200 200 20 20 5 飛行ブースト消費量減少 飛行する際のブースト消費を抑える飛行可能神姫ハウス反映 R 15 0 60 350 250 SR 15 0 70 500 300 UR 15 0 80 650 350 フェアリークイーン SSSリーグ達成報酬 N 0 30 50 300 150 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能神姫ハウス反映被弾時スキルが約10%溜まりやすい R 0 30 60 450 200 SR 0 30 70 600 250 UR 0 30 80 750 300 十羽野高校の制服 期間限定イベント武装 N 0 0 50 200 250 60 5 防御力アップ 防御力を上げるボディパーツ「十羽野高校の制服」装備時自動装備ラブプラスコラボ R 0 0 60 350 300 SR 0 0 65 500 350 UR 0 0 70 650 400 ランドセル[A] イベント武装 N 0 0 50 200 250 5 飛行ブースト消費量減少 飛行する際のブースト消費を抑える飛行可能神姫ハウス反映 R 0 0 60 350 300 SR 0 0 70 500 350 UR 0 0 80 650 400 ランドセル[B] イベント武装 N 0 0 50 200 250 5 攻撃力アップ 攻撃力を上げる飛行可能神姫ハウス反映 R 0 0 60 350 300 SR 0 0 70 500 350 UR 0 0 80 650 400 RU・シンペタラス[G] 期間限定イベント武装・アーンヴァルMk.2 N 0 0 80 250 190 900 20 16 5 20 防御力アップ 防御力を上げる飛行可能 R 0 0 87 400 235 18 14 SR 0 0 94 550 280 16 12 UR 0 0 101 700 325 14 10 グリム・アロエの水着 期間限定イベント武装 N 15 -15 55 350 150 15 60 -10 50 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「グリム・アロエの水着」装備時自動装備神姫ハウス反映ボンバーガールコラボ R 15 -15 65 500 200 SR 15 -15 75 650 250 UR 15 -15 85 800 300 グリム・アロエの水着・オリジナル 期間限定イベント武装 N 15 -15 55 350 150 15 60 -10 50 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「グリム・アロエの水着・オリジナル」装備時自動装備神姫ハウス反映ボンバーガールコラボブースト回復量アップ R 15 -15 65 500 200 SR 15 -15 75 650 250 UR 15 -15 85 800 300 悪魔の黒ビキニ 期間限定イベント武装 N 25 -25 55 200 200 15 60 -10 50 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少するボディパーツ「悪魔の黒ビキニ」装備時自動装備神姫ハウス反映近距離攻撃耐性有り R 25 -25 65 350 250 SR 25 -25 75 500 300 UR 25 -25 85 650 350 天使の白ビキニ 期間限定イベント武装 N 25 -25 55 200 200 15 60 -15 50 体力最大値アップ 体力の最大値を上げるボディパーツ「天使の白ビキニ」装備時自動装備神姫ハウス反映遠距離攻撃耐性有り R 25 -25 65 350 250 SR 25 -25 75 500 300 UR 25 -25 85 650 350 キューティドットフリルビキニ 期間限定イベント武装 N 0 35 55 280 150 60 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「キューティドットフリルビキニ」装備時自動装備神姫ハウス反映ラブミー!とんとんアタックの発動に必要ヘッドカラーに依存 R 0 35 65 430 200 SR 0 35 75 580 250 UR 0 35 85 730 300 キューティフリルビキニ 期間限定イベント武装 N 0 35 55 300 150 60 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少するボディパーツ「キューティフリルビキニ」装備時自動装備神姫ハウス反映ラブミー!とんとんアタックの発動に必要ヘッドカラーに依存 R 0 35 65 450 200 SR 0 35 75 600 250 UR 0 35 85 750 300 スポーティストライプビキニ 期間限定イベント武装 N 20 35 55 200 200 60 体力最大値アップ 体力の最大値を上げるボディパーツ「スポーティストライプビキニ」装備時自動装備神姫ハウス反映とんとんアタックの発動に必要ヘッドカラーに依存 R 20 35 65 350 250 SR 20 35 75 500 300 UR 20 35 85 650 350 スポーティビキニ 期間限定イベント武装 N 30 -35 55 200 180 60 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「スポーティビキニ」装備時自動装備神姫ハウス反映とんとんアタックの発動に必要ヘッドカラーに依存 R 30 -35 65 350 230 SR 30 -35 75 500 280 UR 30 -35 85 650 330 セクシークロスワンピース 期間限定イベント武装 N 20 20 55 350 250 60 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「セクシークロスワンピース」装備時自動装備神姫ハウス反映パワフル!とんとんアタックの発動に必要ヘッドカラーに依存 R 20 20 65 500 300 SR 20 20 75 650 350 UR 20 20 85 800 400 プレティフリルワンピース 期間限定イベント武装 N 15 15 55 215 165 60 体力最大値アップ 体力の最大値を上げるボディパーツ「プレティフリルワンピース」装備時自動装備神姫ハウス反映3連!とんとんアタックの発動に必要ヘッドカラーに依存 R 20 15 65 365 215 SR 20 15 75 515 265 UR 20 15 85 665 315 リアウイングAAU7[15th] 期間限定イベント武装・アーンヴァル N 15 15 65 200 165 15 15 15 15 15 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる飛行可能クリティカル率約15%アップ R 15 15 75 350 215 SR 15 15 85 500 265 UR 15 15 95 650 315 リアウイング+ブースター[15th] 期間限定イベント武装・アーンヴァル N 0 15 65 300 165 15 15 15 15 15 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能クリティカル率約15%アップハイパーブラストの発動に必要 R 0 15 75 450 215 SR 0 15 85 600 265 UR 0 15 95 750 315 キャヴァリエアルミュール[S] 期間限定イベント武装・サイフォス N 10 0 50 200 165 60 30 -5 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ R 10 0 60 350 215 SR 10 0 70 500 265 UR 10 0 80 650 315 蘇芳之草摺[S] 期間限定イベント武装・紅緒 N 0 40 50 200 150 60 30 -9 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ R 0 40 60 350 200 SR 0 40 70 500 250 UR 0 40 80 650 300 ダークユニットブースター 闇神姫 N 33 33 55 300 250 -1100 15 60 15 20 50 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ被弾時のスキルが約10%溜まりにくい交代後のスキルが約10%溜まりにくい R 33 33 64 450 300 SR 33 33 73 600 350 UR 33 33 82 750 400 カードゲーマーTシャツ 期間限定イベント武装 N 0 0 - 200 150 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「カードゲーマーTシャツ」装備時自動装備神姫ハウス反映飛行可能 R 0 0 87 350 200 SR 0 0 - 500 250 UR 0 0 - 650 300 武装神姫Tシャツ[武] 期間限定イベント武装 N 55 -50 50 150 170 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップボディパーツ「武装神姫Tシャツ[武]」装備時自動装備遠距離攻撃被ダメージ増加神姫ハウス反映飛行可能 R 55 -50 60 300 220 SR 55 -50 70 450 270 UR 55 -50 80 600 320 武装神姫Tシャツ[装] 期間限定イベント武装 N 0 0 80 200 150 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げるボディパーツ「武装神姫Tシャツ[装]」装備時自動装備スキルが少し溜まりやすい神姫ハウス反映飛行可能 R 0 0 - - - SR 0 0 - - - UR 0 0 - - - 武装神姫Tシャツ[神] 期間限定イベント武装 N 10 10 60 210 200 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「武装神姫Tシャツ[神]」装備時自動装備ため攻撃威力上昇近接攻撃被ダメージ増加神姫ハウス反映飛行可能 R 10 10 60 360 250 SR 10 10 70 510 300 UR 10 10 80 660 350 武装神姫Tシャツ[姫] 期間限定イベント武装 N - - - - - ため威力増加 タメ攻撃の威力を上げるボディパーツ「武装神姫Tシャツ[姫]」装備時自動装備ため攻撃威力上昇ジェム排出量軽減神姫ハウス反映飛行可能 R - - - - - SR - - - - - UR - - - - - BX.ホーリィバーニアスカートレインディア 期間限定イベント武装・ツガル Blue Xmas ver. N 10 40 50 200 150 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げるBX.プレゼント・フォー・ユー!に必要 R 15 40 60 350 200 SR 20 40 70 500 250 UR 25 40 80 650 300 BX.ホーリィバーニアスカートレインディア・タイプγ+GC 期間限定イベント武装・ツガル Blue Xmas ver. N 10 20 50 200 150 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能BX.プレゼント・フォー・ユー!に必要 R 15 20 60 350 200 SR 20 20 70 500 250 UR 25 20 80 650 300 アンの水着 期間限定イベント武装・アーンヴァルMk.2 N 15 10 35 210 215 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「アンの水着」装備時自動装備神姫ハウス反映被弾時のスキルが溜まりやすい R 15 - - 7- - SR 15 - - 9- - UR 15 - - 10- - ヒナの水着 期間限定イベント武装・ストラーフMk.2 N 65 -65 50 135 130 60 ため威力増加 タメ攻撃の威力を上げるボディパーツ「ヒナの水着」装備時自動装備神姫ハウス反映 R 65 -65 60 285 180 SR 65 -65 70 435 230 UR 65 -65 80 585 280 レーネの水着 期間限定イベント武装・アルトレーネ N 30 15 50 200 180 60 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少するボディパーツ「レーネの水着」装備時自動装備神姫ハウス反映 R 25 20 60 350 225 SR 20 25 70 500 270 UR 15 30 80 650 315 アイネスの水着 期間限定イベント武装・アルトアイネス N 15 30 50 200 150 60 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「アイネスの水着」装備時自動装備神姫ハウス反映 R 20 25 60 350 200 SR 25 20 70 500 250 UR 30 15 80 650 300 ○○の水着 期間限定イベント武装 N 65 -65 50 135 130 60 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「○○の水着」装備時自動装備神姫ハウス反映 R 65 -65 60 285 180 SR 65 -65 70 435 230 UR 65 -65 80 585 280 Lv60 武装 本来の装主 レア度 攻 防 ス 体 ブ 展開 回復 走速 走費 跳費 浮費 防費 パッシブスキル 備考 リアウイングAAU7 アーンヴァル N 0 0 50 613 243 30 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる飛行可能 R 0 0 60 855 290 SR 0 0 70 1079 334 UR 0 0 80 1309 397 リアウイング+ブースター アーンヴァル N 0 0 68 653 193 750 30 20 - ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能ハイパーブラストの発動に必要 R 0 0 78 895 245 SR 0 0 86 1179 294 UR 0 0 94 1349 362 VLBNY1腰部ベルト+リアブースターJRv21 ヴァッフェバニー N 0 0 70 602 213 140 2 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる R 0 0 78 855 265 100 4 SR 0 0 86 1079 314 40 6 UR 0 0 94 1304 382 20 8 キャヴァリエアルミュール サイフォス N 0 5 50 602 208 60 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ近距離攻撃耐性少し有り R 0 5 60 855 260 SR 0 5 70 1079 309 UR 0 5 80 1304 377 ソルダットアルミュール サイフォス N 5 0 55 602 208 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる近距離攻撃耐性少し有り R 5 0 64 855 260 SR 5 0 73 1079 309 UR 5 0 82 1304 377 茜之草摺 紅緒 N 0 10 50 602 193 60 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する遠距離攻撃耐性少し有り R 0 10 60 855 245 SR 0 10 70 1079 294 UR 0 10 80 1304 362 蘇芳之草摺 紅緒 N 0 20 50 602 193 60 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ遠距離攻撃耐性少し有り R 0 20 60 855 245 SR 0 20 70 1079 294 UR 0 20 80 1304 362 ホーリィバーニアスカートレインディア ツガル N 20 10 60 602 193 60 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアッププレゼント・フォー・ユー!に必要遠距離攻撃耐性少し有り R 20 10 69 855 245 SR 20 10 78 1079 294 UR 20 10 87 1304 362 ホーリィバーニアスカートレインディア・タイプγ+GC ツガル N 10 0 55 602 193 5 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ飛行可能プレゼント・フォー・ユー!に必要遠距離攻撃耐性少し有り R 10 0 64 855 245 SR 10 0 73 1079 294 UR 10 0 82 1304 362 ヒップアーマーフローラルリング ノーマル ジルダリア N 0 10 50 602 393 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる R 0 10 60 855 425 SR 0 10 70 1079 459 UR 0 10 80 1304 502 ヒップアーマーフローラルリング ハイパーモード ジルダリア N 20 0 50 602 243 7 7 7 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能 R 20 0 60 855 290 8 8 8 SR 20 0 70 1079 339 9 9 9 UR 20 0 80 1304 397 10 10 10 シェルスカート ジュビジー N 0 30 50 602 193 60 防御力アップ 防御力を上げるクリティカル率約25%アップ R 0 30 60 855 245 SR 0 30 70 1079 294 UR 0 30 80 1304 362 シェルスカートキュベレーアフェクション ジュビジー N 0 20 50 602 193 防御力アップ 防御力を上げる飛行可能クリティカル率約25%アップ R 0 20 60 855 245 SR 0 20 70 1079 294 UR 0 20 80 1304 362 FB-RP3 ファイアリング・バックパック フォートブラッグ N 0 20 50 602 243 600 5 60 10 射程増加 攻撃距離が伸びる近距離攻撃耐性少し有り R 0 20 60 855 295 SR 0 20 70 1079 344 UR 0 20 80 1304 412 FB-RP3 ファイアリング・バックパック+FB256 1.2mm滑腔砲 フォートブラッグ N 0 20 50 602 193 600 5 60 5 遠距離攻撃追加ダメージアップ コンボの最終ダメージ増加砲撃体勢に必要近距離攻撃耐性少し有り R 0 20 60 855 245 SR 0 20 70 1079 294 UR 0 20 80 1304 362 アペリオテスR+リプスS エウクランテ N 20 10 70 602 193 60 10 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げるテンペストに必要遠距離攻撃耐性少し有り R 20 10 78 855 245 SR 20 10 86 1079 294 UR 20 10 94 1304 362 アペリオテスR+リプスSアイオロス・リア エウクランテ N 20 10 70 602 193 10 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する飛行可能テンペストに必要遠距離攻撃耐性少し有り R 20 10 78 855 245 SR 20 10 86 1079 294 UR 20 10 94 1304 362 MM09MR フィンオプション イーアネイラ N 10 10 70 702 193 60 10 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる遠距離攻撃耐性少し有り R 10 10 78 955 245 SR 10 10 86 1179 294 UR 10 10 94 1404 362 ガラテイア・リアユニット イーアネイラ N 15 10 50 702 193 60 10 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少するメイルシュトロームに必要遠距離攻撃耐性少し有り R 15 10 60 955 245 SR 15 10 70 1179 294 UR 15 10 80 1404 362 リアブースターSSv12 ヴァッフェドルフィン N 0 3 50 612 293 60 10 防御力アップ 防御力を上げる R 0 3 60 865 345 SR 0 3 70 1089 394 UR 0 3 80 1314 462 OSA111 リアシャシーフレーム アーク N 0 3 55 612 303 60 10 120 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少するパトロクロスに必要 R 0 3 64 865 355 SR 0 3 73 989 404 UR 0 3 82 1314 472 ジェリーmk2 イーダ N 20 0 70 627 213 140 10 130 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる R 20 0 78 880 265 SR 20 0 86 1004 314 UR 20 0 94 1329 382 ミラージュスカートティンクルスターアーマー シュメッターリング N 20 0 50 602 263 60 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる遠距離攻撃耐性少し有り R 20 0 60 855 315 SR 20 0 70 1079 364 UR 20 0 80 1304 432 エンジェルスパイン ブライトフェザー N 0 0 50 702 193 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げ R 0 0 60 955 245 SR 0 0 70 1179 294 UR 0 0 80 1404 362 ドレス・オブ・ヴァージン ハーモニーグレイス N 0 15 50 602 243 60 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる近距離攻撃耐性少し有り R 0 15 60 855 290 SR 0 15 70 1079 334 UR 0 15 80 1304 397 忍者摺"白蘭" ミズキ N 5 15 50 622 193 60 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ R 5 15 60 - 245 SR 5 15 70 - 294 UR 5 15 80 - 362 忍者摺"白蘭"+コンしっぽ ミズキ N 0 10 50 622 193 60 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する R 0 10 60 873 245 SR 0 10 70 1095 294 UR 0 10 80 1318 362 忍者摺"白蘭"+白き翼 ミズキ N 5 0 50 602 193 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能 R 5 0 60 855 245 SR 5 0 70 1079 294 UR 5 0 80 1304 362 忍者摺"白蘭"+コンしっぽ+白き翼 ミズキ N 15 10 50 602 193 防御力アップ 防御力を上げる飛行可能 R 15 10 60 855 245 SR 15 10 70 1079 294 UR 15 10 80 1304 362 忍者摺"紫蘭" フブキ N 5 0 70 602 193 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる R 5 0 78 855 245 SR 5 0 86 1079 294 UR 5 0 94 1304 362 忍者摺"紫蘭"+コンしっぽ フブキ N 0 10 70 617 193 60 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる R 0 10 78 870 245 SR 0 10 86 1094 294 UR 0 10 94 1319 362 忍者摺"紫蘭"+黒き翼 フブキ N 5 0 50 602 193 -19 飛行ブースト消費量減少 飛行する際のブースト消費を抑える飛行可能 R 5 0 60 855 245 SR 5 0 70 1079 294 UR 5 0 80 1304 362 忍者摺"紫蘭"+コンしっぽ+黒き翼 フブキ N 0 10 50 617 193 -19 攻撃力アップ 攻撃力を上げる飛行可能 R 0 10 60 870 245 SR 0 10 70 1094 294 UR 0 10 80 1319 362 ニーベルング アルトレーネ N 0 20 50 702 243 720 -5 10 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ飛行可能 R 0 20 60 955 285 SR 0 20 70 1179 322 UR 0 20 80 1404 382 ニーベルング フリューゲルモード アルトレーネ N 10 20 60 702 193 10 飛行ブースト消費量減少 飛行する際のブースト消費を抑える飛行可能 R 10 20 70 955 245 SR 10 20 80 1179 294 UR 10 20 90 1404 362 ノインテーター アルトアイネス N 0 20 50 702 243 1440 10 -5 10 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する飛行可能 R 0 20 60 955 285 SR 0 20 70 1179 322 UR 0 20 80 1404 382 ノインテーター フリューゲルモード アルトアイネス N 10 20 60 702 193 10 飛行ブースト消費量減少 飛行する際のブースト消費を抑える R 10 20 70 955 245 SR 10 20 80 1179 294 UR 10 20 90 1404 362 ヴェッターハーン ムルメルティア N 0 30 50 652 208 60 5 10 防御力アップ 防御力を上げる近距離攻撃耐性少し有り R 0 30 60 905 260 SR 0 30 70 1129 309 UR 0 30 80 1354 377 朱袴"八重牡丹" 飛鳥 N 0 0 50 602 253 60 20 90 防御力アップ 防御力を上げる R 0 0 60 855 308 SR 0 0 70 1079 354 UR 0 0 80 1304 422 朱袴"八重牡丹"+回転翼"飛輪" 飛鳥 N 20 10 50 602 273 -650 20 -5 100 飛行ブースト消費量減少 飛行する際のブースト消費を抑える飛行可能 R 20 10 60 855 345 SR 20 10 70 1079 414 UR 20 10 80 1304 502 朱袴&回転翼+三六式爆弾 飛鳥 N 25 0 50 602 273 -900 20 -5 100 攻撃力アップ 攻撃力を上げる飛行可能 R 25 0 60 855 343 SR 25 0 70 1079 414 UR 25 0 80 1304 502 朱袴&回転翼+投下式増槽 飛鳥 N 25 0 50 602 273 -900 20 -5 100 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ飛行可能 R 25 0 60 855 343 SR 25 0 70 1079 414 UR 25 0 80 1304 502 噴式推進"朱鷺" 飛鳥 N 10 0 60 602 243 -700 20 100 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する飛行可能 R 10 0 69 855 305 SR 10 0 78 1079 364 UR 10 0 87 1304 542 ジャンプブースターAAS9 ウェルクストラ N 0 0 60 642 213 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能特射プログラムwk01に必要ジェムの回収範囲が伸びるスピードが速い近距離攻撃耐性少し有り R 0 0 69 995 263 SR 0 0 78 1119 310 UR 0 0 87 1344 376 WA6リアユニット+カンベーリアームドユニット ヴァローナ N 20 20 56 602 193 5 5 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能ブーメランサイズに必要ブーメランサイズに必要遠距離攻撃耐性少し有り R 20 20 65 855 243 SR 20 20 74 1079 290 UR 20 20 83 1304 356 RU・コーリペタラス アーンヴァルMk.2 N 0 20 60 652 193 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げるクリティカル率約10%アップ R 0 20 70 905 245 SR 0 20 80 1129 294 UR 0 20 90 1354 362 RU・シンペタラス アーンヴァルMk.2 N 0 0 50 602 243 600 飛行ブースト消費量減少 飛行する際のブースト消費を抑える飛行可能グランニューレに必要クリティカル率約10%アップ R 0 0 60 855 290 SR 0 0 70 1079 334 UR 0 0 80 1304 397 RU・コーリペタラス/T アーンヴァルMk.2テンペスト N 10 20 50 602 193 60 防御力アップ 防御力を上げる快刀乱麻に必要 R 10 20 60 855 245 SR 10 20 70 1079 294 UR 10 20 80 1304 362 RU・シンペタラス/T アーンヴァルMk.2テンペスト N 0 0 50 602 243 飛行ブースト消費量減少 飛行する際のブースト消費を抑える飛行可能グランニューレ/Tに必要 R 0 0 60 855 290 SR 0 0 70 1079 334 UR 0 0 80 1304 397 FL017リアユニット ストラーフMk.2 N 30 30 80 602 193 20 20 防御力アップ 防御力を上げる飛行可能ジャーヴァル・クルイクに必要 R 30 30 87 855 245 18 18 SR 30 30 94 1079 294 16 16 UR 30 30 101 1304 362 14 14 バンキッシュクーラー ベイビーラズ N 20 0 50 602 243 追加ダメージ軽減 敵からの追加ダメージを軽減する R 60 855 290 SR 70 979 334 UR 80 ザ・リスン+ドラム ベイビーラズ N 15 0 50 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる単体リア装備 R 60 870 290 SR 70 UR 80 1319 397 ザ・リスン+ドラム ベイビーラズ N 40 0 50 602 193 追加ダメージ軽減 敵からの追加ダメージを軽減するヘッド「PFエクスプローダ[B]」装備時自動装備 R 0 60 855 245 SR 30 0 70 979 294 UR 25 0 80 1304 362 ザ・リスン+ドラム ベイビーラズ N 0 50 50 602 193 防御力アップ 防御力を上げる ヘッド「PFエクスプローダ・クラシックB」装備時自動装備 R 60 855 245 SR 40 70 979 294 UR 80 エキドナ ガブリーヌ N 0 30 50 632 223 -900 60 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少するヘルクライムに必要遠距離攻撃耐性少し有り R 0 30 60 885 272 SR 0 30 70 1109 318 UR 0 30 80 1334 383 ソプソプ ガブリーヌ N 0 0 80 602 193 350 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる R 0 0 87 855 245 SR 0 0 91 1079 294 UR 0 0 98 1304 362 九紫火星"金毛九尾" 蓮華 N 0 0 70 602 233 -900 30 60 防御力アップ 防御力を上げる後天爆裂に必要 R 0 0 78 855 281 27 SR 0 0 86 1079 326 24 UR 0 0 94 1304 390 21 アヴィアフォーム ラプティアス N 0 20 50 622 193 -300 20 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能 R 0 20 60 875 245 18 SR 0 20 70 1099 294 16 UR 0 20 80 1324 362 14 バリスティックブレイズ アーティル N 30 0 50 602 193 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げるスーパーツインカノンに必要 R 30 0 60 855 245 SR 30 0 70 1079 294 UR 30 0 80 1304 362 バリスティックブレイズ・オリジナル アーティル N 20 20 60 602 193 60 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する R 20 20 69 855 245 SR 20 20 78 1079 294 UR 20 20 87 1304 362 リアユニット+シュペスタ エーデルワイス N 10 0 50 632 213 5 70 5 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ R 10 0 60 885 263 5 5 SR 10 0 70 1109 310 10 10 UR 10 0 80 1334 376 20 20 サンタのスカート 期間限定イベント武装 N 0 0 50 632 192 60 ジャンプスピードアップ[小] ジャンプするスピードを上げるクリスマスイベント R 0 0 60 885 245 SR 0 0 70 1109 294 ジャンプスピードアップ[中] UR 0 0 80 1334 362 きらめき高校の制服 イベント武装 N -20 30 46 602 192 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げるボディパーツ「きらめき高校の制服」装備時自動装備ときめきメモリアルコラボ R -20 30 55 855 245 SR -20 30 64 1079 294 UR -20 30 73 1304 362 グリム・アロエの小悪魔羽&スカート 期間限定イベント武装 N 0 0 55 602 193 60 全能力アップ[小] 全ステータスがアップする神姫ハウス反映ボンバーガールコラボ R 0 0 64 855 245 SR 0 0 73 1079 294 スピードアップ[中] 移動する際のスピードアップ神姫ハウス反映ボンバーガールコラボ UR 0 0 82 1304 362 アンチソニックダイバー零神 期間限定イベント武装 N 10 30 55 622 213 ジャンプスピードアップ[小] ジャンプするスピードを上げる飛行可能両手斬撃武器「MVソード」装備時自動装備腰持ちヘビーガン「アンチマテリアルライフル」装備時自動装備スカイガールズコラボ被弾時ジェム排出量増加 R 10 30 64 875 263 SR 10 30 73 1099 310 ジャンプスピードアップ[中] UR 10 30 82 1324 376 バレンタインスカート 期間限定イベント武装 N 0 0 50 682 193 200 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる神姫ハウス反映バレンタインイベント R 0 0 60 935 245 SR 0 0 70 1059 294 UR 0 0 80 1384 362 バレンタインスカート Blue リペイントver. 期間限定イベント武装 N 0 25 50 703 193 1450 10 60 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ神姫ハウス反映ホワイトデーイベントイベントクリティカル防御アップ R 0 25 60 955 245 SR 0 25 70 1079 294 UR 0 25 80 1404 362 バレンタインスカート Green リペイントver. 期間限定イベント武装 N 25 0 50 602 293 60 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する神姫ハウス反映ホワイトデーイベントイベントクリティカル率約20%アップ交代後のスキルが少し溜まりやすい R 25 0 60 855 345 SR 25 0 70 1079 394 UR 25 0 80 1304 462 悪魔の羽 Sリーグ達成報酬 N 15 0 50 602 243 20 20 5 飛行ブースト消費量減少 飛行する際のブースト消費を抑える飛行可能神姫ハウス反映 R 15 0 60 855 295 SR 15 0 70 1079 344 UR 15 0 80 1304 412 フェアリークイーン SSSリーグ達成報酬 N 0 30 50 702 193 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能神姫ハウス反映被弾時スキルが約10%溜まりやすい R 0 30 60 955 245 SR 0 30 70 1179 294 UR 0 30 80 1404 362 十羽野高校の制服 期間限定イベント武装 N 0 0 50 603 293 60 5 防御力アップ 防御力を上げるボディパーツ「十羽野高校の制服」装備時自動装備ラブプラスコラボ R 0 0 60 855 345 SR 0 0 70 1079 394 UR 0 0 80 1304 462 ランドセル[A] イベント武装 N 0 0 50 603 293 5 飛行ブースト消費量減少 飛行する際のブースト消費を抑える飛行可能神姫ハウス反映 R 0 0 60 855 345 SR 0 0 70 1079 394 UR 0 0 80 1304 462 ランドセル[B] イベント武装 N 0 0 50 603 293 5 攻撃力アップ 攻撃力を上げる飛行可能神姫ハウス反映 R 0 0 60 855 345 SR 0 0 70 1079 394 UR 0 0 80 1304 462 RU・シンペタラス[G] 期間限定イベント武装・アーンヴァルMk.2 N 0 0 80 652 233 900 20 16 5 20 防御力アップ 防御力を上げる飛行可能 R 0 0 87 905 280 18 14 SR 0 0 94 1129 322 16 12 UR 0 0 101 1354 387 14 10 グリム・アロエの水着 期間限定イベント武装 N 15 -15 55 752 193 15 60 -10 50 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「グリム・アロエの水着」装備時自動装備神姫ハウス反映ボンバーガールコラボ R 15 -15 65 1005 245 SR 15 -15 75 1229 299 UR 15 -15 85 1454 362 グリム・アロエの水着・オリジナル 期間限定イベント武装 N 15 -15 55 752 193 15 60 -10 50 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「グリム・アロエの水着・オリジナル」装備時自動装備神姫ハウス反映ボンバーガールコラボ R 15 -15 65 1005 245 SR 15 -15 75 1229 299 UR 15 -15 85 1454 362 悪魔の黒ビキニ 期間限定イベント武装 N 25 -25 55 602 243 15 60 -10 50 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少するボディパーツ「悪魔の黒ビキニ」装備時自動装備神姫ハウス反映近距離攻撃耐性有り R 25 -25 65 855 295 SR 25 -25 75 1079 344 UR 25 -25 85 1304 412 天使の白ビキニ 期間限定イベント武装 N 25 -25 55 602 243 15 60 -10 50 体力最大値アップ 体力の最大値を上げるボディパーツ「天使の白ビキニ」装備時自動装備神姫ハウス反映遠距離攻撃耐性有り R 25 -25 65 855 295 SR 25 -25 75 1079 344 UR 25 -25 85 1304 412 キューティドットフリルビキニ 期間限定イベント武装 N 0 35 55 682 193 60 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「キューティドットフリルビキニ」装備時自動装備神姫ハウス反映ラブミー!とんとんアタックの発動に必要ヘッドカラーに依存 R 0 35 65 935 245 SR 0 35 75 1159 294 UR 0 35 85 1381 362 キューティフリルビキニ 期間限定イベント武装 N 0 35 55 702 193 60 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少するボディパーツ「キューティフリルビキニ」装備時自動装備神姫ハウス反映ラブミー!とんとんアタックの発動に必要ヘッドカラーに依存 R 0 35 65 955 245 SR 0 35 75 1179 294 UR 0 35 85 1404 362 スポーティストライプビキニ 期間限定イベント武装 N 20 35 55 602 243 60 -アップ -上げるボディパーツ「スポーティストライプビキニ」装備時自動装備神姫ハウス反映とんとんアタックの発動に必要ヘッドカラーに依存 R 20 35 65 855 295 SR 20 35 75 1079 344 UR 20 35 85 1304 412 スポーティビキニ 期間限定イベント武装 N 30 -35 55 602 223 60 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「スポーティビキニ」装備時自動装備神姫ハウス反映とんとんアタックの発動に必要ヘッドカラーに依存 R 30 -35 65 855 275 SR 30 -35 75 1079 324 UR 30 -35 85 1304 392 セクシークロスワンピース 期間限定イベント武装 N 20 20 55 752 293 60 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「セクシークロスワンピース」装備時自動装備神姫ハウス反映パワフル!とんとんアタックの発動に必要ヘッドカラーに依存 R 20 20 65 1005 345 SR 20 20 75 1229 394 UR 20 20 85 1454 462 プレティフリルワンピース 期間限定イベント武装 N 15 15 55 617 208 60 体力最大値アップ 体力の最大値を上げるボディパーツ「プレティフリルワンピース」装備時自動装備神姫ハウス反映3連!とんとんアタックの発動に必要ヘッドカラーに依存 R 20 15 65 870 260 SR 20 15 75 1094 309 UR 20 15 85 1319 377 リアウイングAAU7[15th] 期間限定イベント武装・アーンヴァル N 15 15 65 602 208 15 15 15 15 15 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる飛行可能クリティカル率約15%アップ R 15 15 75 855 260 SR 15 15 85 1079 309 UR 15 15 95 1304 377 リアウイング+ブースター[15th] 期間限定イベント武装・アーンヴァル N 0 15 65 702 208 15 15 15 15 15 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能クリティカル率約15%アップハイパーブラストの発動に必要 R 0 15 75 955 260 SR 0 15 85 1179 309 UR 0 15 95 1404 377 キャヴァリエアルミュール[S] 期間限定イベント武装・サイフォス N 10 0 50 602 208 60 30 -5 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ R 10 0 60 855 260 SR 10 0 70 1079 309 UR 10 0 80 1304 377 蘇芳之草摺[S] 期間限定イベント武装・紅緒 N 0 40 50 602 193 60 30 -9 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ R 0 40 60 855 245 SR 0 40 70 1079 294 UR 0 40 80 1304 362 ダークユニットブースター 闇神姫 N 33 33 55 702 293 -1100 15 60 15 20 50 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ被弾時のスキルが約10%溜まりにくい交代後のスキルが約10%溜まりにくい R 33 33 64 955 345 SR 33 33 73 1179 394 UR 33 33 82 1404 462 カードゲーマーTシャツ 期間限定イベント武装 N 0 0 - 602 193 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「カードゲーマーTシャツ」装備時自動装備ボディサイズ反映神姫ハウス反映飛行可能 R 0 0 87 855 245 SR 0 0 - 1079 294 UR 0 0 - 1304 362 武装神姫Tシャツ[武] 期間限定イベント武装 N 55 -50 50 552 213 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップボディパーツ「武装神姫Tシャツ[武]」装備時自動装備遠距離攻撃被ダメージ増加神姫ハウス反映飛行可能 R 55 -50 60 805 265 SR 55 -50 70 1029 314 UR 55 -50 80 1254 382 武装神姫Tシャツ[装] 期間限定イベント武装 N 0 0 80 602 193 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げるボディパーツ「武装神姫Tシャツ[装]」装備時自動装備スキルが少し溜まりやすい神姫ハウス反映飛行可能 R 0 0 - - - SR 0 0 - - - UR 0 0 - - - 武装神姫Tシャツ[神] 期間限定イベント武装 N 10 10 60 612 243 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「武装神姫Tシャツ[神]」装備時自動装備ため攻撃威力上昇近接攻撃被ダメージ増加神姫ハウス反映飛行可能 R 10 10 60 865 295 SR 10 10 70 1089 344 UR 10 10 80 1314 412 武装神姫Tシャツ[姫] 期間限定イベント武装 N - - - - - ため威力増加 タメ攻撃の威力を上げるボディパーツ「武装神姫Tシャツ[姫]」装備時自動装備ため攻撃威力上昇ジェム排出量軽減神姫ハウス反映飛行可能 R - - - - - SR - - - - - UR - - - - - BX.ホーリィバーニアスカートレインディア 期間限定イベント武装・ツガル Blue Xmas ver. N 10 40 50 602 193 60 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げるBX.プレゼント・フォー・ユー!に必要 R 15 40 60 855 245 SR 20 40 70 1079 294 UR 25 40 80 1304 362 BX.ホーリィバーニアスカートレインディア・タイプγ+GC 期間限定イベント武装・ツガル Blue Xmas ver. N 10 20 50 602 193 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能BX.プレゼント・フォー・ユー!に必要 R 15 20 60 855 245 SR 20 20 70 1079 294 UR 25 20 80 1304 362 アンの水着 期間限定イベント武装・アーンヴァルMk.2 N 15 10 35 612 258 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「アンの水着」装備時自動装備神姫ハウス反映被弾時のスキルが溜まりやすい R 15 - - - - SR 15 - - 1- - UR 15 - - 1- - ヒナの水着 期間限定イベント武装・ストラーフMk.2 N 65 -65 50 537 173 60 ため威力増加 タメ攻撃の威力を上げるボディパーツ「ヒナの水着」装備時自動装備神姫ハウス反映 R 65 -65 60 790 225 SR 65 -65 70 1014 274 UR 65 -65 80 1229 342 レーネの水着 期間限定イベント武装・アルトレーネ N 30 15 50 602 223 60 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少するボディパーツ「レーネの水着」装備時自動装備神姫ハウス反映 R 25 20 60 855 270 SR 20 25 70 1079 314 UR 15 30 80 1304 377 アイネスの水着 期間限定イベント武装・アルトアイネス N 15 30 50 602 193 60 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「アイネスの水着」装備時自動装備神姫ハウス反映 R 20 25 60 855 245 SR 25 20 70 1079 294 UR 30 15 80 1304 362 ○○の水着 期間限定イベント武装 N 65 -65 50 537 173 60 ため時間減少 ため時間を減少するボディパーツ「○○の水着」装備時自動装備神姫ハウス反映 R 65 -65 60 790 225 SR 65 -65 70 1014 274 UR 65 -65 80 1229 342 攻撃リアステータス情報 太字はマスクステータス Lv1 武装 本来の装主 レア度 攻 防 ス 体 ブ 展開 回復 走速 走費 跳費 浮費 防費 パッシブスキル 備考 GA4チーグルアームパーツ[RW] ストラーフ N 50 40 50 200 130 -750 20 60 20 10 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げるピアスドナイトメアの発動に必要 R 50 40 60 350 180 18 18 SR 50 40 70 500 230 16 16 UR 50 40 80 650 280 14 14 GA4チーグルアームパーツ アングルブレード[RW] ストラーフ N 55 40 50 200 120 -750 20 60 20 10 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する R 55 40 60 350 170 18 18 SR 55 40 70 500 220 16 16 UR 55 40 80 650 270 14 14 FB-RP3 ファイアリング・バックパック+FB256 1.2mm滑腔砲[RW] フォートブラッグ N 0 0 50 250 200 600 5 60 10 5 射程増加 攻撃距離が伸びる砲撃体勢に必要 近距離攻撃耐性少し有り R 0 0 60 400 250 SR 0 0 70 550 300 UR 0 0 80 700 350 モーターユニット"ジェリーmk2" AMCs[RW] イーダ N 20 0 70 200 170 140 10 130 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップヴィシュヴァ・ルーパーに必要 R 20 0 78 350 220 SR 20 0 86 500 270 UR 20 0 94 650 320 IM&ヴィントシュトース+超硬タングステン鋼芯[RW] ムルメルティア N 30 0 50 250 165 60 5 10 攻撃スピードアップ 攻撃時のスピードが上がる近距離攻撃耐性少し有り R 30 0 60 400 215 SR 30 0 70 550 265 UR 30 0 80 700 315 IM&ヴィントシュトース+3.5mm主砲[RW] ムルメルティア N 30 0 50 250 165 60 5 10 遠距離攻撃追加ダメージアップ コンボの最終ダメージ増加シュヴァルツェ・カノーネに必要近距離攻撃耐性少し有り R 30 0 60 400 215 SR 30 0 70 550 265 UR 30 0 80 700 315 ヴェッター&ヴィント[RW] ムルメルティア N 30 0 50 250 165 60 5 10 全能力アップ 全ステータスがアップする近距離攻撃耐性少し有り R 30 0 60 400 215 SR 30 0 70 550 265 UR 30 0 80 700 315 朱袴&回転翼+三六式爆弾[RW] 飛鳥 N 0 30 50 200 200 -900 20 20 -5 100 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能 R 0 40 60 350 260 SR 0 50 70 500 320 UR 0 60 80 650 380 ニーベルング + ジークフリート[RW] アルトレーネ N 15 20 50 300 200 10 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する飛行可能 R 15 20 60 450 240 SR 15 20 70 600 280 UR 15 20 80 750 320 ニーベルング + ジークグリンテ[RW] アルトレーネ N 10 20 50 200 150 5 5 10 防御力アップ 防御力を上げる飛行可能ゲイルスケイグルに必要 R 10 20 60 350 200 SR 10 20 70 500 250 UR 10 20 80 650 300 ニーベルング + ブラオシュテルン[RW] アルトレーネ N 15 20 50 300 200 10 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能 R 15 20 60 450 240 SR 15 20 70 600 280 UR 15 20 80 750 320 ノインテーター + ジークフリート[RW] アルトアイネス N 15 20 50 300 200 10 10 全能力アップ 全ステータスがアップする飛行可能 R 15 20 60 450 240 SR 15 20 70 600 280 UR 15 20 80 750 320 ノインテーター + ジークムント[RW] アルトアイネス N 10 20 50 200 150 5 5 10 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ飛行可能 R 10 20 60 350 200 SR 10 20 70 500 250 UR 10 20 80 650 300 ノインテーター + ロッターシュテルン[RW] アルトアイネス N 15 20 50 300 200 -260 10 10 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる飛行可能 R 15 20 60 450 240 SR 15 20 70 600 280 UR 15 20 80 750 320 FL017リアユニット[RW] ストラーフMk.2 N 30 30 80 200 150 20 20 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する R 30 30 87 350 200 18 18 SR 30 30 87 500 250 16 16 UR 30 30 94 650 300 14 14 FL017リアユニット+グリーヴァ[RW] ストラーフMk.2 N 50 0 50 200 150 10 10 防御力アップ 防御力を上げる飛行可能ジャーヴァル・クルイクに必要 R 50 0 60 350 200 9 9 SR 50 0 70 500 250 8 8 UR 50 0 80 650 300 7 7 FL017リアユニット+クリウーフ[RW] ストラーフMk.2 N 20 0 80 200 150 10 10 防御力アップ 防御力を上げる飛行可能ジャーヴァル・クルイクに必要 R 20 0 87 350 200 9 9 SR 20 0 94 500 250 8 8 UR 20 0 101 650 300 7 7 FL017リアユニット+ローク[RW] ストラーフMk.2 N 0 50 80 200 150 10 10 防御力アップ 防御力を上げる飛行可能ジャーヴァル・クルイクに必要 R 0 50 87 350 200 9 9 SR 0 50 94 500 250 8 8 UR 0 50 101 650 300 7 7 バリスティックブレイズ[RW] アーティル N 0 30 50 200 150 60 防御力アップ 防御力を上げるスーパーツインカノンに必要 R 0 30 60 350 200 SR 0 30 70 500 250 UR 0 30 80 650 300 FL017リアユニット/L[RW] ストラーフMk,2 ラヴィーナ N 30 30 80 200 150 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する R 87 350 200 SR 94 500 250 UR 101 650 300 FL017リアユニット/L+グリーヴァ/L[RW] ストラーフMk,2 ラヴィーナ N 50 0 50 200 150 攻撃力アップ 攻撃力を上げる R 60 350 200 SR 70 500 250 UR 80 650 300 FL017リアユニット/L+クリウーフ/L[RW] ストラーフMk,2 ラヴィーナ N 20 0 80 200 150 攻撃スピードアップ 攻撃時のスピードが上がる R 87 350 200 SR 94 500 250 UR 101 650 300 FL017リアユニット/L+クルイーク/L[RW] ストラーフMk,2 ラヴィーナ N 30 30 80 200 150 ジャンプスピードアップ ジャンプ時のスピードが上がる R 87 350 200 SR 94 500 250 UR 101 650 300 FL017リアユニット/L+ローク/L[RW] ストラーフMk,2 ラヴィーナ N 0 50 80 200 150 攻撃スピードアップ 攻撃時のスピードが上がる R 87 350 200 SR 94 500 250 UR 101 650 300 FL017リアユニット+グリーヴァ[G][RW] 期間限定イベント武装・ストラーフMk.2 N 0 0 60 250 190 900 -5 5 20 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する飛行可能 R 0 0 69 400 235 SR 0 0 78 550 280 UR 0 0 87 700 325 GA4チーグルアームパーツ[15th][RW] 期間限定イベント武装・ストラーフ N 0 50 50 240 250 15 60 15 15 15 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げるクリティカル率約15%アップピアスドナイトメアの発動に必要 R 0 50 60 390 300 SR 0 50 70 540 350 UR 0 50 80 690 400 GA4チーグルアームパーツ アングルブレード[15th][RW] 期間限定イベント武装・ストラーフ N 0 55 50 240 250 15 60 15 15 15 15 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少するクリティカル率約15%アップ R 0 55 60 390 300 SR 0 55 70 540 350 UR 0 55 80 690 400 Lv60 武装 本来の装主 レア度 攻 防 ス 体 ブ 展開 回復 走速 走費 跳費 浮費 防費 パッシブスキル 備考 GA4チーグルアームパーツ ストラーフ N 50 40 50 602 173 -750 20 60 20 10 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げるピアスドナイトメアの発動に必要 R 50 40 60 855 225 18 18 SR 50 40 70 1079 274 16 16 UR 50 40 80 1304 342 14 14 GA4チーグルアームパーツ アングルブレード[RW] ストラーフ N 55 40 50 602 163 -750 20 60 20 10 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する R 55 40 60 855 215 18 18 SR 55 40 70 1079 264 16 16 UR 55 40 80 1304 322 14 14 FB-RP3 ファイアリング・バックパック+FB256 1.2mm滑腔砲[RW] フォートブラッグ N 0 0 50 652 243 600 5 60 10 5 射程増加 攻撃距離が伸びる砲撃体勢に必要 近距離攻撃耐性少し有り R 0 0 60 905 295 SR 0 0 70 1129 344 UR 0 0 80 1354 412 モーターユニット"ジェリーmk2" AMCs[RW] イーダ N 20 0 70 613 213 140 10 130 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップヴィシュヴァ・ルーパーに必要 R 20 0 78 855 265 SR 20 0 86 1079 314 UR 20 0 94 1304 382 IM&ヴィントシュトース+超硬タングステン鋼芯[RW] ムルメルティア N 30 0 50 652 208 60 5 10 攻撃スピードアップ 攻撃時のスピードが上がる近距離攻撃耐性少し有り R 30 0 60 1005 260 SR 30 0 70 1129 309 UR 30 0 80 1354 377 IM&ヴィントシュトース+3.5mm主砲[RW] ムルメルティア N 30 0 50 652 208 60 5 10 遠距離攻撃追加ダメージアップ コンボの最終ダメージ増加シュヴァルツェ・カノーネに必要近距離攻撃耐性少し有り R 30 0 60 1005 260 SR 30 0 70 1129 309 UR 30 0 80 1354 377 ヴェッター&ヴィント[RW] ムルメルティア N 30 0 50 652 208 60 5 10 全能力アップ 全ステータスがアップする近距離攻撃耐性少し有り R 30 0 60 905 260 SR 30 0 70 1129 309 UR 30 0 80 1354 377 朱袴&回転翼+三六式爆弾[RW] 飛鳥 N 0 30 50 602 243 -900 20 20 -5 100 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能 R 0 40 60 855 305 SR 0 50 70 1079 364 UR 0 60 80 1304 442 ニーベルング + ジークフリート[RW] アルトレーネ N 15 20 50 702 243 10 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する飛行可能 R 15 20 60 955 285 SR 15 20 70 1179 322 UR 15 20 80 1404 382 ニーベルング + ジークグリンテ[RW] アルトレーネ N 10 20 50 602 193 5 5 10 防御力アップ 防御力を上げる飛行可能ゲイルスケイグルに必要 R 10 20 60 855 245 SR 10 20 70 1079 294 UR 10 20 80 1304 362 ニーベルング + ブラオシュテルン[RW] アルトレーネ N 15 20 50 702 243 10 ブースト最大値アップ ブーストゲージの最大値を上げる飛行可能 R 15 20 60 955 285 SR 15 20 70 1179 322 UR 15 20 80 1404 382 ノインテーター + ジークフリート[RW] アルトアイネス N 15 20 50 702 243 10 10 全能力アップ 全ステータスがアップする飛行可能 R 15 20 60 955 285 SR 15 20 70 1179 322 UR 15 20 80 1404 382 ノインテーター + ジークムント[RW] アルトアイネス N 10 20 50 602 193 5 5 10 ブーストアップ ブースト時の移動スピードアップ飛行可能ジークフリートに必要 R 10 20 60 855 245 SR 10 20 70 1079 294 UR 10 20 80 1304 362 ノインテーター + ロッターシュテルン[RW] アルトアイネス N 15 20 50 702 243 -260 10 10 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げる飛行可能 R 15 20 60 955 285 SR 15 20 70 1179 322 UR 15 20 80 1404 382 FL017リアユニット[RW] ストラーフMk.2 N 30 30 80 602 193 20 20 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する R 30 30 87 855 245 18 18 SR 30 30 87 1079 294 16 16 UR 30 30 94 1304 362 14 14 FL017リアユニット+グリーヴァ[RW] ストラーフMk.2 N 50 0 50 602 193 10 10 防御力アップ 防御力を上げる飛行可能ジャーヴァル・クルイクに必要 R 50 0 60 855 245 9 9 SR 50 0 70 1079 294 8 8 UR 50 0 80 1304 362 7 7 FL017リアユニット+クリウーフ[RW] ストラーフMk.2 N 20 0 80 602 193 10 10 防御力アップ 防御力を上げる飛行可能 R 20 0 87 855 245 9 9 SR 20 0 94 1079 294 8 8 UR 20 0 101 1304 362 7 7 FL017リアユニット+ローク[RW] ストラーフMk.2 N 0 50 80 602 193 10 10 防御力アップ 防御力を上げる飛行可能ジャーヴァル・クルイクに必要 R 0 50 87 855 245 9 9 SR 0 50 94 1079 294 8 8 UR 0 50 101 1304 362 7 7 バリスティックブレイズ[RW] アーティル N 0 30 50 602 193 60 防御力アップ 防御力を上げるスーパーツインカノンに必要 R 0 30 60 855 245 SR 0 30 70 1079 294 UR 0 30 80 1304 362 FL017リアユニット/L[RW] ストラーフMk,2 ラヴィーナ N 30 30 80 602 193 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する R 87 855 245 SR 94 979 294 UR 101 1304 362 FL017リアユニット/L+グリーヴァ/L[RW] ストラーフMk,2 ラヴィーナ N 50 0 50 602 193 攻撃力アップ 攻撃力を上げる R 60 855 245 SR 70 979 294 UR 80 1304 362 FL017リアユニット/L+クリウーフ/L[RW] ストラーフMk,2 ラヴィーナ N 20 0 80 602 193 攻撃スピードアップ 攻撃時のスピードが上がる R 60 855 245 SR 70 979 294 UR 80 1304 362 FL017リアユニット/L+クルイーク/L[RW] ストラーフMk,2 ラヴィーナ N 30 30 80 602 193 ジャンプスピードアップ ジャンプ時のスピードが上がる R 60 855 245 SR 70 979 294 UR 80 1304 362 FL017リアユニット/L+ローク/L[RW] ストラーフMk,2 ラヴィーナ N 0 50 80 602 193 攻撃スピードアップ 攻撃時のスピードが上がる R 60 855 245 SR 70 979 294 UR 80 1304 362 FL017リアユニット+グリーヴァ[G][RW] 期間限定イベント武装・ストラーフMk.2 N 50 0 60 652 233 900 -5 5 20 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少する飛行可能 R 0 0 69 905 230 SR 0 0 78 1129 324 UR 0 0 87 1354 387 GA4チーグルアームパーツ[15th][RW] 期間限定イベント武装・ストラーフ N 0 50 50 642 293 15 60 15 15 15 15 ジャンプスピードアップ ジャンプするスピードを上げるクリティカル率約15%アップピアスドナイトメアの発動に必要 R 0 50 60 895 345 SR 0 50 70 1019 394 UR 0 50 80 1344 462 GA4チーグルアームパーツ アングルブレード[15th][RW] 期間限定イベント武装・ストラーフ N 0 55 50 642 293 15 60 15 15 15 15 ダッシュブースト消費量減少 ダッシュする際のブースト消費を減少するクリティカル率約15%アップ R 0 55 60 895 345 SR 0 55 70 1099 394 UR 0 55 80 1344 462 アップデート履歴 日時:2022.01.11 内容:以下の武装を追加 バドヒップアーマーフローラルリング ハイパーモード[RW]、シェルスカートキュベレーアフェクション[RW] ※追加されたバドヒップアーマーフローラルリング ハイパーモード[RW]は威力は弱めですが広範囲の攻撃判定と敵を吹き飛ばすことができるおススメ装備です。 飛行オプションの無いリアユニットのダッシュに関してのステータスを上方修正しました。 飛行ユニットを採用しているマスターが多いので装備バリエーションが増えればと考えています。 ダッシュスピードを少しだけ上方修正しました。これであのぶんぶん飛んでる神姫の着地を狙おう! ダッシュ早くしたといっても体感できないかもしれません… 日時:2021.12.06 内容:「リアウィング+ブースター」のホバリング時のブースト消費量を-30→?に下方修正。 「蘇芳之草摺[S]」のガード時のブースト消費量を-15→-9に下方修正。 「忍者摺"紫蘭" + 黒き翼、忍者摺"紫蘭" + コンしっぽ + 黒き翼」のガード時のブースト消費量を?→-19に下方修正。 攻撃リアの名称の最後に[RW]を追加。 「GA4チーグルアームパーツ アングルブレード[RW]」「GA4チーグルアームパーツ アングルブレード[15th][RW]」の攻撃範囲とスタン値を下方修正。 「GA4チーグルアームパーツ[RW]」「モーターユニット"ジェリーmk2" AMCs[RW]」「ヴェッター ヴィント[RW]」「IM ヴィントシュートース + 超硬タングステン鋼芯[RW]」「FL017リアユニット+ローク[RW]」「FL017リアユニット+グリーヴァ[RW]」「FL017リアユニット+クリウーフ[RW]」「FL017リアユニット+グリーヴァ[G][RW]」「GA4チーグルアームパーツ[15th][RW]」の攻撃力と攻撃範囲を上方修正。 攻撃リアに「朱袴 回転翼 + 三六式爆弾[RW]」「FB-RP3 ファイアリング・バックパック + FB256 1.2mm滑腔砲[RW]」「バリスティックブレイズ[RW]」「FL017リアユニット[RW]」の追加。既存の武装はそのままに、新しく武装追加となる。 ※イーアネイラのレッグパーツ「テティス・テイルパーツ」装備時、一部の[RW]武装のモーションに意図しない挙動が発生しております。順次修正予定になります。 日時:2021.10.06 内容:「FL022チェストガード・トロイエ」装備時のダッシュ消費量増加量とブースト回復量をN/R/SR/URの順に5/5/10/20に軽減。 「FL017リアユニット+ローク」「FL017リアユニット+グリーヴァ」「FL017リアユニット+クリウーフ」のリア攻撃部分の攻撃力上方調整。 「GA4チーグルアームパーツ アングルブレード」のリア攻撃部分のスタン値を下方修正。 日時:2021.8.04 内容:レッグパーツ「テティス・テイルパーツ」と特殊リアパーツ「IM&ヴィントシュトース+3.5mm主砲」を装備時、遠距離攻撃武器の3撃目の挙動を再修正。 日時:2021.7.28 内容:リロード中に特殊リア攻撃使用時、リロードタイムがリセットされる挙動を修正。 レッグパーツ「テティス・テイルパーツ」と特殊リアパーツ「IM&ヴィントシュトース+3.5mm主砲」を装備時、遠距離攻撃武器の3撃目の挙動を修正。 「グリム・アロエの水着」「グリム・アロエの水着・オリジナル」「天使の白ビキニ」のジェム回収範囲展開速度を上方修正。 日時:2021.6.28 内容:ジェム排出に関する防御力のパラメーターを一律付与。 ダメージを軽減できる神姫の純正武装に軽減ボーナスを少し付与。 日時:2021.5.26 内容:武装名変更。 変更前:「WA6リアユニット+カンベーリアームドユニット+ヴァルナー・アームドテイル」 変更後:「WA6リアユニット+カンベーリアームドユニット」 日時:2021.4.27 内容:「RU・シンペタラス」「RU・コーリペタラス」「シェルスカート」「シェルスカートキュベレーアフェクション」装備時、クリティカル発生率を強化。 「FL022チェストガード・トロイエ」装備時、ブースト回復量をN/R/SR/URの順に15/20/25/30に増加。 日時:2021.3.10 内容:武装(防具)の各部位にLPのステータスを追加しました。数値はレアリティ毎に異なります。N:LP+100 R LP+200 SR LP+300 UR LP+400 「バトルスキン リア」がLP+100された。 「FL017リアユニット+グリーヴァ」「FL017リアユニット+クリウーフ」「FL017リアユニット+ローク」装備時、遠距離武器の2コンボ目の攻撃で弾数が減らない場合がある症状を修正(実質下方調整) 「FL017リアユニット+グリーヴァ」「FL017リアユニット+クリウーフ」「FL017リアユニット+ローク」近距離武器装備時、4コンボ目に追加ではなく3コンボ目と置き換わるように修正(実質下方調整) 日時:2021.2.25 内容:「FL017リアユニット+○」系装備時、遠距離武器で残り弾数1でコンボを開始した際、コンボ二段目では空撃ちするように変更。(実質下方調整)コンボ三段目は引き続きリアによる近接攻撃 「バリスティックブレイズ・オリジナル」のパッシブスキルを飛行ブースト消費量減少からに変更 日時:2021.2.24 内容:非飛行リアのダッシュスピード上昇。 日時:2021.1.26 内容:カスタマイズ画面で「ハウス」のアイコンが表示されている武装については、装備が神姫ハウスでも反映されるようになりました。 「グリム・アロエの小悪魔羽&スカート」 日時:2021.1.14 内容:「リアユニット+シュペスタ」装備時、ダッシュ時ブースト消費量をN/R/SR/URの順に15/20/25/30に増加。 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/585.html
SHINKI/NEAR TO YOU Phase01-2 シュンにとってゼリスは初めての神姫だった。 もちろん神姫のオーナーになっていなくても、世間はまさに神姫ブーム。 興味の有無に関わらず情報は入ってくるし、ちょっと興味を持って調べればそれこそ山のように時事、伝聞があふれてくる。むしろ多種多様な情報を取捨選択する方が大変なくらいだ。 少なくともシュンたち今どきのティーンエイジャーにとって神姫とはそれくらい身近な存在だったし、すでに神姫を持ってる友人もクラスに何人もいる。 だからシュンも漠然と「神姫ってこんなんだろうなぁ」くらいのイメージは持っていた。 しかし、実際に神姫の――ゼリスのオーナーになってそうした想像はもろくも崩れ去った。 少なくとも彼女にはそうした一般的な価値観や想像は当てはまらない、その事を彼はゼリスと出会ってからのこの一週間というもの、痛感させられていた。 「ごめ~ん、待った?」 考え込むシュンの思考をふいにさえぎる能天気に明るい声。 どうやら待ち人がようやく現れたらしい。 やれやれと頭を掻きつつ、嫌味のひとつでも言ってやろうかと顔を上げたところで彼の動きはハタと止まった。 「……どうかしたの?」 目の前にはシュンの幼馴染である伊吹舞(イブキ マイ)が立っていた。 今日の彼女はいつも見慣れた学校の制服姿ではなく、オシャレな私服姿だ。 見ればうっすらとメイクもしているし、髪も普段より念入りにセットされているみたいでさりげなくバレッタで止めたりしている。 なんというか……気合が入っていた。 「ふふん、どう?」 そんなシュンの様子に気がついたのか、伊吹はその場でくるりとターンするとポーズを決め、いたずらっぽい視線で彼を見つめ返してきた。悔しいがそうした仕草がばっちり決まってる。 「……あれだな。孫にも衣装ってヤツ」 「あ~、何それすっごい淡白な反応。少しは素直に褒めてくれてもいいんじゃない、シュっちゃん?」 「……その国籍不詳系のあだ名は、いい加減やめろ」 「もう~、せっかくの休日なんだからもっと明るく行こうよ! 明るくネッ?」 「……とか言いつつ関節取るな。つーかイタタタタ……痛いっつの」 「別にぃ? ただスキンシップしてる、だ・け・だ・よ?」 そう顔では笑いながら、伊吹はしっかり間接技を決めてくる。結構本気で抵抗しながらシュンは思う。 こいつはいつもこうだ。子供の頃からこの変にアクティヴな伊吹に何度泣かされたことか知れない。さっきの私服姿を見たときは新鮮味を覚えたものだが、やっぱり全然変わってない。 というか何だか怒ってないか? 助けを求めシュンは視線を巡らせる。その目とベンチに座るゼリスの視線とが合った。 ゼリスはしばし見詰め返した後、興味なしといった感じで再び本に視線を落とした。 無視かよ。 久しぶりにマジで落とされるかも知れない。 覚悟を決めるシュンに、救いの手――いや救いの声は意外なところから出てきた。 「むぎゅう……苦しいの~っ」 ハッと気付いて伊吹が手をパッと離す。 開放された拍子に尻餅をついたジーンズの尻を払い、シュンはこの場の救い主に声を掛けた。 「助かったよ。サンキュー、ワカナ」 伊吹の胸のあたりがもぞもぞ動き、ポケットから呼ばれた相手が顔を出した。 「はふぅ~、びっくりだよ~」 「ごめんワカナ。あなたがポケットにいることつい忘れてたわ」 伊吹の胸ポケットから出てきたのは彼女の神姫、猫型MMSのワカナだ。ワカナは頭のネコ耳をぴくぴくさせながら目を回している。 「舞ちゃんひどいよ~。ボクがぽけっとでお昼寝してるときに、カンセツワザはダメ~っ」 「ごめんごめん、次からは気をつけるから」 伊吹は自分の頭をポカリと叩きながら「てへっ」と舌を出す。本当に反省してるのか。 「むぅ~、ボクはゴキゲンナナメだよ~」 「そんなこと言わないで、後でワカナの好きなもの買ってあげるから」 ふくれっ面をしていたワカナがその伊吹の一言でパッと明るくなる。 「ほんとう? だから舞ちゃん大好きっ♪」 「あたしだって、ワカナのことダ~イ好きだよ♪」 そして伊吹はワカナを抱きしめ頬ずりする。ワカナも心底嬉しそうな表情。なんというか、よく連携の取れた神姫とオーナーだ。 シュンがやれやれといつも通りの幼馴染に呆れていると、この段階にいたってようやくゼリスも本を閉じ腰を上げた。 「全く……騒々しい方々ですね。これではおちおち本も読んでいられないではないですか」 「……嘘つけ、さっきまで完全に無視してたクセに」 シュンの指摘に聞こえない振りをしつつ、ゼリスはジャレ合うふたりと向き合う。 「初めまして。あなた方がシュンのご学友である舞さんと、そしてワカナさんですか?」 「そうだよ~ん。へえ~、あなたが噂のシュっちゃんの武装神姫かぁ」 「ゼリスと申します」 そうしてゼリスはぺこりとお辞儀をした。それを見た伊吹の表情がパッと輝く。 「よろしくね、ゼリス」 笑いかけながら伊吹は握手しようと手を差し出た。しかしゼリスは差し出された手を見つめてキョトンとしている。 「なんでしょうか?」 「何って、ゼリスちゃんはまだこういう習慣知らない? 握手よ、親愛の握手♪」 伊吹に言われゼリスはポツリ「なるほど」と呟く。 「まずは初歩的なスキンシップという訳ですね。舞さんは優れた神姫オーナーであると伺っています。これも今日一日の私たちのコミュニケーションを良好かつ円滑に行うためのファーストステップということですね」 ゼリスは納得顔で伊吹の手を握り返す。 「さすがです。これで今日の必要諸用品の購入も、成功が保障されたも同然ですね」 「え……えぇ、そうね……」 洋々と話しかけるゼリスと握手を交わした終えた伊吹は、シュンのかたわらに身を寄せるとささやいた。 「なんていうか……あんたの神姫ってカワイイけど変わった娘ね」 そのままくるっとゼリスに向き直った伊吹は「さあ、それじゃいざ出発。レッツラゴー!」と腕を振りながら、互いに挨拶をしているゼリスとワカナを連れ立って改札に向かう。 後に残されたシュンは空を見上げながら心の中で呟いた。 そんなの、僕が一番よく知ってるんだよ。 ▲BACK///NEXT▼ 戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2232.html
ウサギのナミダ・番外編 少女と神姫と初恋と その3 ◆ 翌朝。 昇降口で上履きに履き替えようとしたところで、呼び止められた。 「おはよう、八重樫!」 「あ……おはよう、安藤くん」 今日は普通に笑えているだろうか。 そんなことばかり気になってしまう美緒である。 昨日の今日で、安藤とはずいぶん距離が縮まった、ような気がする。 ほら、今も彼の顔がすぐ間近に…… 「……って、うわぁ!」 安藤の端正な顔がすぐ隣にあって、思わず飛び退いてしまった。 だが、安藤はいたって普段通りの様子で、不思議そうにこちらを見ている。 「どうかした?」 「え、えと……なんでも、ない……」 「そっか。昨日はありがとな。助かったよ」 「そんな……大したことしてないし」 「それでさ、よかったら今日の昼休みも付き合ってくれないか? 聞きたいことが山ほどあってさ」 「うん……」 当然、美緒に断ることができようはずもない。断る理由もない。 美緒が小さく頷くと、安藤はさわやかな笑みを浮かべた。 「じゃあ、昨日と同じ、屋上で。よろしくな!」 「うん」 安藤は颯爽と朝の廊下を歩いていく。 その背中が、なんだか美緒にはまぶしく感じられた。 美緒はしばらくその場に立ち尽くしてしまっていた。 頭がぼーっとしている。 これは何という夢の続きなのだろうか……。 「みーお」 そんな美緒を一瞬にして現実に引き戻したのは、背後から聞こえてきたハスキーな呼び声だった。 声に聞き覚えはありすぎる。 美緒はものすごい勢いで振り向く。 はたして、そこには、彼女の親友である三人、有紀、涼子、梨々香の姿があった。 三人とも、なんとも言えない笑みを口元に浮かべつつ、目を細めながら、なまあたたかーい視線で美緒を見つめていた。 「あ、あ、あなたたちっ……!?」 「ほほーう、昨日一日でずいぶん進展したようですなぁ、涼子さん」 「そうですねぇ。ゲーセンで待ちぼうけしていたかいもあった、というものでしょうか、梨々香さん?」 「もう、いやですわねぇ、お二人とも。それを口にすることこそ野暮と言うものですわよ?」 美緒は背中にいやな汗が流れていくのを感じた。 三人は、昨日美緒がゲーセンに顔を出さなかったことを怒っているのだろうか? いや、そうではない。 これはもっとたちの悪い何か。 そう、三人は面白がっているのだ。 だから、美緒は弁解する言葉さえ失ってしまう。 美緒がムキになって言葉を重ねるほど、泥沼に陥ってしまうだろう。 この親友たちは、たちが悪いことでは折り紙付きだ。 「なに落ち込んでるんだよ、美緒。あたしたちはアンタの味方だよ?」 「そうそう。あなたを応援してるわ。リーダーの美緒には、幸せになって欲しいから」 「大丈夫。わたしたちに任せて。安藤くんとうまくいくように、三人で全力でフォローするからね!」 激励が猛烈な不安と化して、重く肩にのしかかってくるのはなぜだろう。 美緒は重たいため息を一つついた。 そして、親友たちに教室まで連行された。 有紀たち三人が、朝から美緒を囲んだのは、何もからかうためだけではない。 学年女子のアイドル的存在の安藤には、過激派的な自称恋人候補が、少数ではあるが存在する。 朝の昇降口での、美緒と安藤の親密さを見れば、過激派が美緒を女子トイレあたりに拉致する危険性は確実にある。 そこで三人は先回りして、高校の最寄り駅から、登校中の美緒を尾行していたのだ。 四人揃っていれば、過激派たちもおいそれとは手が出せないはずだ。 面白がってからかってはいても、やはり美緒は彼女たちのリーダーであり、大事な親友であった。 ◆ 安藤を狙う女子連にとって、八重樫美緒はもはや最重要人物になっていた。 彼女たちは早朝より、情報収集と共有を行っていた。 そして、昨日の放課後に安藤と美緒の間になんらかの事象があり、二人の仲が深まったと結論づけられた。 今朝の安藤と美緒のランデブーとその会話の内容についても、朝のホームルームまでには情報共有が済まされていた。 一部の過激派が、八重樫拉致に動きかけたが、八重樫美緒には私設の護衛が張り付いており、強襲作戦は失敗に終わっている。 その結果を受け、女子連は休戦協定を無期延長。共通の仮想敵である八重樫美緒の動向を探り、可能であればこれ以上の侵攻阻止のために、団結することとなった。 情報によれば、ターゲット・八重樫は、今日もまた安藤と、屋上で昼食を共にするようだ。 昨日は会話が直接聞き取れなかったことが情報不足を招き、その後の対策が行えずじまいだった。 だが、今日の女子連の動きは迅速かつ的確だった。 昨日と同じ轍は踏まない。 二人が落ち合う屋上のベンチを同じ場所に想定、盗聴器を仕掛ける。 そして、安藤と美緒がそのベンチに座るように仕向けるため、手を打った。 ある者は友達と誘い合って屋上で昼食を取る。 ある者は部活の先輩に依頼して、カップルで屋上での昼食をするように仕向ける。 ある者は賄賂(パックの飲み物人数分)をクラスの男子生徒のグループに渡し、屋上での昼ご飯を依頼した。 いつの間にか設置されていた美緒のクラスの作戦本部には、屋上の見取り図が用意され、次々と空きのベンチが塗りつぶされてゆく。 そして午前の授業終了前に、作戦の準備が整った。 もちろん、安藤と美緒の二人は、そんなことを知る由もない。 ◆ 「おーい、八重樫、こっち!」 昨日と同じように五分後に教室を出て、昨日と同じように安藤がベンチから手を振っていて、昨日と同じようにジュースのパックを彼からもらった。 今座っているベンチも、昨日と同じだ。 今日も快晴。 屋上で昼食を取るには気持ちのいい日和である。 安藤と一緒にいることにも慣れてきたのか、昨日よりは幾分緊張しないですんでいる美緒だった。 今日も安藤は焼きそばパンをかじっている。 美緒はいつもどおり手作り弁当だ。 談笑しながらの昼食は、昨日よりも楽しく感じられた。 こんな昼食が毎日続けばいいのに、と思うのは贅沢だろうか。 いつも昼時を共にしていた三人の親友に、美緒は心の中で手を合わせて謝った。 ◆ その三人は、やはり昨日と同じ階段ホールの陰から、美緒たち二人を見守っている。 もちろん、周りには、クラスメイトの女子たちが陣取っていた。 有紀は小型のワイヤレスヘッドセットに耳を傾ける。 携帯端末の電波の受信域をあわせ、盗聴器からの音声を拾い、聞いているのだ。 感度は良好。 その場にいる誰もが、二人の会話を盗み聞いていた。 涼子が小さく呟く。 「スパイ大作戦も真っ青ね」 「なんだそりゃ?」 「古い海外ドラマ」 有紀は、涼子の意味不明の呟きに首を傾げたが、すぐに忘れてしまう。 今は二人の動向の方が重要だ。 有紀はヘッドセットに注意を傾けながらも、視線をベンチの方へと送った。 ◆ 「……それで、今日の相談は?」 美緒が水を向けると、パックを置いた安藤が、待ってましたとばかりに、傍らに置いた包みを取り上げた。 どこかの書店の紙袋のようである。 「昨日の帰りに、本屋に寄って、神姫関係の雑誌を買ってきたんだ」 「へえ」 「それで、書いてあることで分からないことが多くてさ……」 えてして、専門の雑誌というものは、初心者の読者に優しくない。 情報の鮮度を優先し、専門用語や知識を解説することはないからだ。 さもありなん、と美緒は頷いた。 「それで、帰ってから姉貴に思い切って雑誌見せてみたんだ」 安藤が取り出した雑誌は二冊。 今表紙が見えているのは、週刊バトルロンド・ダイジェストの最新号である。 「お姉さん?」 「そう。そしたら、この雑誌のバックナンバー押しつけられてさ。 『読め、そして泣け!』とか言って、わけわかんねー。 雑誌記事で泣くとか、なんだそりゃって感じだよな」 そして安藤は、そのバックナンバーを最新号の下から取り出す。 その表紙を見て。 美緒は今度こそイチゴミルクを吹き出した。 ◆ 「ああ、もう美緒ちゃんったら……ジュースを吹いたりしたら、台無しじゃない。ここまで上げてきた好感度が急降下よ、もう」 一部始終を見ていた梨々香の感想である。 梨々香たちがいる階段ホール裏からでは、くだんの雑誌の表紙は見えない。 「いったい、何の表紙だったのかしら……」 涼子が呟く視界の中で、美緒が猛烈にむせていた。 すると、隣にいる安藤が、美緒の背中に手を当てた。 周りにいる女子連中の、息を飲む気配。 有紀は小さくガッツポーズした。 ◆ 「ごほっ、ごほっ、えほっ」 「大丈夫か、八重樫」 さすがにみっともなくて、美緒は泣きたい気分だった。 でも、背中をさすってくれる安藤の手は優しい。 しばらくして、呼吸も元に戻ってくる。 もう大丈夫、と言って、安藤からバトルロンド・ダイジェストのバックナンバーを受け取った。 表紙に写る二人の神姫。 美緒はそのうちの一人を撫でるように、そっと指で触れた。 感慨は深い。 表紙の写真は、『ハイスピードバニー』ティアと『アーンヴァル・クイーン』雪華が抱き合っている様子だ。 「八重樫は、この神姫たちを知っているのか?」 「うん……よく知ってる」 この場面に、美緒は立ち会っていた。 神姫マスターとして、決して忘れられない大切な出来事だった。 「この二人は、わたしとパティが一番尊敬する神姫なの。 この時の出来事は、よく知ってるわ。この前のことも、その後のことも……」 「八重樫……泣いてる?」 「え……?」 いつの間にか、美緒の瞳から頬に涙の筋が通っていた。 「や、やだ……ごめんね……泣くつもりなんて……」 美緒はあわてて目をこする。 無意識のうちに涙がこぼれた。 美緒の中には、あの事件に対し、関わることができたことへの誇らしさと、自責の念がある。 表紙のティアを見て、そんな複雑な感情が溢れてきたのだった。 「その泣いてる方の神姫さ……姉貴が大ファンらしいんだよ」 「え、そうなの?」 「やっぱ、ウサギだからなのかな……ああ見えてウサギ好きでさー」 「へえ……」 「もしよかったら、この神姫のこと、教えてくれないか? 姉貴にも教えてやりたいし……オレも聞きたい」 安藤に見つめられて、美緒は胸に手を当てる。 大丈夫、感情の揺れはもう収まっている。 新たに神姫のマスターになった安藤には、是非聞いてもらいたい。 「うん。話すね。この神姫……ティアのこと、そのマスターのこと。 二人は……神姫とマスターの関係になるために、すべてを賭けて戦って……運命さえ覆したの」 「……大げさだなあ」 肩をすくめて笑った安藤に、美緒はただ微笑みを返した。 ◆ 美緒は語り上手だった。 彼女の記憶は再構成され、一つの物語として語られる。 その物語の内容については、拙作「ウサギのナミダ」を参照されたい。 彼女の口調はよどみなく、その柔らかな声に誘われ、物語世界に引き込まれていく。 安藤も聞き上手だった。 相づちを打ちながら、彼女の語りを止めないようなタイミングで質問したりする。 それは聴衆の多数が疑問に思ったことで、説明が補足されて、さらに物語は鮮明になるのだった。 いつしか、盗聴器に傾注していた女子連のほとんどが、美緒の語りに引き込まれていた。 「その男の出現に、ティアは動揺したと思う。 ティアの過去を知る……いいえ、ティアにずっとひどいことをし続けた人物だったから。 きっと、怖くて怖くて、仕方がなかったはず。 だけど、彼女は一人じゃなかった。 ティアのマスターは、その男に敢然と立ち向かったわ。 『ティアは決して渡さない』って言い切った。 ティアの過去をばらされても……ティアは自分の神姫だって主張し続けた。 彼にとってはもう、ティアはとても大切な存在になっていたの。 だけど……その後、とんでもないことが起こった。 その醜い男のせいで、二人は絶望の淵に追い込まれることになったのよ……」 安藤がごくり、とのどを鳴らす。 と、そのとき。 全校にチャイムの音が響きわたった。 午後の授業五分前の予鈴だ。 美緒は小さく吐息をつく。 「あ……途中だけど、そろそろ教室に戻らなくちゃ」 「そうだな……」 安藤と美緒はベンチから立ち上がった。 「なあ、八重樫」 「はい?」 「……今の話の続き、また明日にでも聞かせてくれないか」 「え?」 「だって、まだこの雪華とかいう神姫が出てきてないじゃんか。続きも気になるし」 「うん……いいよ」 「それじゃあ、また明日昼はここで!」 「うん」 美緒は頷きながら、ようやく心からの笑みを安藤に向けることができた。 ◆ 階段ホール裏では、女子連中が全員ずっこけていた。 「な、なんちゅーとこで話切るのよ、あの子!」 「美緒……恐ろしい子!」 あのゲーセンに通い詰めてでもいない限り、知る人ぞ知る話だ。 女子連の誰も、ティアの話を知らない。 続きがとても気になる。 しかし、その話の続きを聞くには、明日、また安藤と昼食を共にすることを容認しなくてはならなかった。 その場にいた、美緒の親友たちに話の続きを尋ねたが、三人ともニヨニヨと薄気味悪い微笑を浮かべるばかりだった。 美緒本人に話の続きを語らせるという手もあったが、しかしそれでは、安藤との会話を盗聴したことがばれてしまう。 彼女たちに選択肢はなかった。 美緒と安藤の逢い引きを監視するという名目で、美緒の語りを聞くほかには。 こうして、美緒がティアの物語を話し続ける限り、女子連は美緒に手出しできなくなったのだった。 ◆ 高い空に、終業の鐘が鳴り響く。 「おーい、やえが」 「あーおわったおわった美緒今日はゲーセン行くか?いくよなよーしそれじゃあ今日は存分に対戦だレッツゴー!」 し、と安藤が言い終えるよりも早く、有紀は美緒を抱えて、風のように教室を去った。 その後を、自分と美緒の分の荷物を抱えた梨々香が、これまた風のように教室を出て行く。 声をかけようとしていた安藤は、その場で硬直してしまっていた。 「残念だったわね、安藤」 固まっている彼に声をかけたのは、旧知の女子・蓼科涼子である。 二人が小学校からの知り合いで、お互いに気がないのは周知の事実だ。 だから、うるさい女子連も、涼子が話しかけるときは、全く警戒していない。 「蓼科……なんなんだ、園田のヤツ」 「あなたが美緒を独り占めしてるから、嫉妬して拉致したのよ」 安藤は思わず目を見開いていた。あの蓼科涼子が冗談を言っている。 「美緒に用があるなら、あとでT駅前のゲームセンター『ノーザンクロス』に来て」 「え?」 「あなたの神姫を連れてきなさい。武装も持ってね。美緒もわたしたちもそこにいるから」 「……なんで?」 煮え切らない安藤に、涼子は眉根を寄せた。 「安藤はバトルロンドがしたいんじゃないの? そうじゃなきゃフルセットの神姫なんか買わないでしょう」 フルセットの武装神姫とライトアーマーでは、マニュアルの大きさ、厚さが違う。 昨日の昼休み、安藤が持ってきたマニュアルは、明らかにフルセットのものだった。 「まあ……そう、だけどさ……」 「だったら、つべこべ言わずに来るといいわ。バトロンのことも神姫のことも教えて上げる。……主に美緒が」 最後の言葉だけ安藤に聞こえるように言って、涼子は踵を返した。 安藤は首を傾げつつ、彼女の背を見送った。 ◆ 「ちょ、ちょっと有紀……! いったい何なのよ!?」 美緒は自分を小脇に抱える親友に抗議する。 有紀は校門を出たところでようやく美緒を降ろした。 下校する生徒たちの視線が痛い。 「おー、わりいわりい」 有紀は悪びれる様子もない。 後ろから、梨々香がとてとてと付いてきた。 「はい、美緒ちゃん」 渡された荷物を仏頂面で受け取る。 いったいなんなのか。 親友二人の顔を睨むが、二人ともなま暖かいまなざしでニヨニヨと微笑するばかりで、何を考えているのかさっぱり分からない。 「まあ、そう睨むなよ。悪いようにはならないからさ」 「そうそう。とりあえず、ゲーセンいこ? そこで待ってれば分かるから」 親友たちの言葉に、不安が増大するのはなぜだろう。 ここに涼子がいないのも気にかかる。 まさか安藤くんに何かあることないこと吹き込んでいるのではあるまいか。 しかし、結局美緒は為すすべもなく、有紀と梨々香に連行された。 ゲームセンターに着くまでの道のり、女同士の友情について、ひたすら考えていた。 ◆ T駅前のゲームセンター『ノーザンクロス』は、安藤も知っている店だ。 何度か友人たちと遊びに行ったこともある。 バトルロンドが盛んで、美緒たち四人が入り浸っていることも知っていた。 だが、一人で入るのは初めてだった。 しかも神姫連れである。 少しばかり戸惑って、足を進めるのに躊躇するのも致し方のないところであろう。 安藤は、アルトレーネのパッケージを入れたスポーツバッグを手に、ゲーセンの前で立ち尽くしている。 だが、そうしていても意味はない。 意を決し、安藤はゲームセンターの自動ドアをくぐった。 扉が開き、独特の喧噪に包まれる。 入り口に配置されたプライズマシンやプリクラ機の筐体の陰から、大型ディスプレイの映像が見える。 武装神姫同士のバトル。 彼が目指すコーナーは一番奥にある。 安藤は緊張した面もちのまま、歩を進めていく。 バトルロンドのコーナーは予想以上に盛況だった。 対戦台はすべて埋まっている。 神姫連れで気後れしていた安藤であったが、そんな必要はどこにもないことがわかる。 このコーナーにいる客は皆、堂々と神姫を連れているからだ。 安藤はあたりをきょろきょろと見回した。 探す人物とその仲間たちはすぐに見つかった。 八重樫美緒と仲間たち。 彼女たちはバトルロンドコーナーの壁際に陣取って、何事か話している。 四人の視線は、すでにこちらを向いていた。 安藤は四人の方へと歩いていく。 「言われたとおり、来たぞ」 少し棘のある口調も仕方のないところだ。 充分な説明もされずに呼び出された上に、美緒以外の三人はなにやら不気味な微笑を浮かべている。 何か企んでいることは確実だ。 「ノーザンにようこそ」 真顔に戻って涼子が言う。 このゲームセンター『ノーザンクロス』は、客からノーザンと略される。 安藤は涼子と視線を合わせた。 「いったい何なんだ。確かにバトルロンドやるつもりではいたけど、何を企んで……」 「ばかね。あのまま学校であなたと美緒が話し続けてたら、それこそ学校中の噂になってるわよ。だからゲーセンに来てもらったの。ここでなら、クラスメイトの横やりも入らないでしょう」 「う……」 確かに、涼子の言うことは一理ある。 バトルロンドをプレイしにゲーセンに来ていることにすれば、美緒たちと話していても何の問題もないし、よけいな横やりも入らない。 「おまえらもバトルロンドをやるのか」 「ったりめーよ! あたしたちはここじゃ『LAシスターズ』で通ってるんだぜ?」 有紀は安藤に胸を張って見せた。 確かに、美緒たち四人は最近、『LAシスターズ』あるいは『シスターズ』と呼ばれている。 LAはライトアーマーの略だ。 ライトアーマー神姫を操る四人組の少女たちは、もともと目立つ存在だった。 最近は陸戦トリオと一緒にいることでさらに注目を集めているし、めきめきと実力を上げてきていて、一目置かれるようになってきている。 それで、いつの間にか誰かが、LAシスターズと呼ぶようになっていたのだった。 「そうか、それなら教えてくれよ、バトルロンド」 「いいとも。マンツーマンで教えてやるよ。……講師は美緒で」 「え……ええぇっ!?」 有紀の言葉に泡を食ったのは、美緒本人だった。 「あ、あの、な、なんでわたし!?」 「えー? だって、あたしたちん中じゃ、パティが一番強いしー」 「わたしの涼姫はオリジナル装備だから邪道だしー」 「ここはやっぱり、リーダーの美緒ちゃんの出番でしょ!」 もっともらしい解答を並べた有紀、涼子、梨々香は、一様になまあたたかーい視線で美緒を見ていた。 楽しんでる……絶対楽しんでる。 もはや女同士の友情を疑わざるを得ない美緒だった。 それでも、 「それじゃ……引き続きよろしくな、八重樫」 と安藤くんが笑顔で言ってくれたから。 美緒は頷いてしまうのだった。 ◆ それが火曜日の話で、それから毎日、安藤はノーザンクロスにやってきて、バトルロンドをプレイした。 安藤は最初から目立っていた。 彼の神姫・オルフェが、今話題のアルトレーネ・タイプだったこともある。 彼につきっきりでレクチャーしているのは、LAシスターズの面々だ。 実はシスターズは、このゲーセンでは密かに人気を集めている。美少女ぞろいなのだから、それも当然というものだろう。 ノーザンクロスの常連たちが、そんな安藤を放っておくはずもなかった。 新しいプレイヤーと知って、好意的に話しかけてくる常連もいた。 目立っている彼の鼻っ柱を折ってやろうと、強気に挑んでくるプレイヤーもいた。 しかし、いずれのプレイヤーたちとも、対戦後には仲良くなっている。 安藤は人がよく、謙虚な姿勢で、むしろ彼の方から教えて欲しいと頼んでくる。 彼の謙虚さと向上心溢れる姿勢に、常連たちは皆好感を持ち、すぐに打ち解けた。 こうして、週末前の金曜日には、安藤はすっかりノーザンクロスの常連たちの仲間に入っていた。 彼とシスターズを中心に、和やかな笑い声が聞こえてくる。 しかし、それを快く思わない者もいた。 「チッ……安藤のヤツ……ゲーセンでも調子に乗りやがって……」 そう呟いた少年の名は、蜂須英夫。 ノーザンクロスにおける『三強』の一人で、『玉虫色のエスパディア』の異名を取る神姫マスターである。 続く> Topに戻る>
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2006.html
第三話 「バトルフィールド・砂漠地帯。おーなーノミナサマハ神姫ヲすたんばいシテクダサイ」 ジャッジAIが無機質な声で会場の準備が整ったことを伝える。 神姫同士の戦い、すなわちバトルロンドは大きく分けてバーチャルバトルとリアルバトルの二種類がある。 バーチャルバトルは文字通り「仮想現実空間でのバトル」で、常に最高の状態で戦えるのが特徴だ。 何より神姫が壊れることもない。ただし、バトル中に味わった恐怖をトラウマとしてそのまま引きずることもあるので一概に安全とは言えないが、これの普及も武装神姫がここまで流行った理由の一つである。 逆にリアルバトルではふつうに実弾が飛び交い、神姫も実際に損傷する。 しかし、こっちはこっちでバーチャルにはないスリルが楽しめる。 さらに、バトルの公正さを保つために個々の神姫にはランクというものが与えられている。 これは一定のポイントをためるとランクが上がるというモノで、勝てば成績に応じてポイントが与えられ、負ければその分相手に奪われる。さらに、格上の相手に勝てばたくさんポイントがもらえ、逆に格下に負けてしまった場合、最悪降格もあり得る。早い話が弱肉強食だ。 全部で五段階あり、上からプラチナ>ゴールド>シルバー>カッパー>ブロンズの順に低くなっていき、上に行けば行くほどリアルバトルが数を増してくる。 ちなみに優一のアカツキはシルバーランクの中堅どころをキープしている。 そしてスペックが異常な違法パーツや反則行為は厳しく規制するレギュレーションもそれに一役買っている。 しかし、中にはルールギリギリのヒールファイターもいるものである。 「アカツキ、危なくなったらギブアップもして良いぞ」 「「最後まで諦めるな」って教えたのはマスターでしょう?絶対勝ってきますよ」 「そう来なくっちゃな。それでこそ俺の神姫だ」 クレイドルのハッチが閉じられ、ロードが始まる。その間に優一は可能な限り情報を集めにかかった。 「障害物と呼べるのは岩場とサボテンくらい・・・、サバが地面に刺さっているのはギャグとして受け取っておこう。 とれるレンジは自ずと離れざるを得ないからアカツキにとっては有利だな」 そうこうしているうちに互いの神姫がバーチャル空間に転送されてきた。 アカツキはアーンヴァルのデフォルトである白い翼のようなフライトユニット・リアウィングAAU7を背中に、 左腕にはガードシールド、頭にはヘッドセンサー・アネーロ改を装備している。 これは天使コマンド型・ウェルクストラのデータをフィートバックした最新鋭モデルだ。 いや、アカツキ自身もアーンヴァルの上位機種である「アーンヴァルトランシェ2」と呼ばれるモデルだ。 当然性能も並のアーンヴァルのより少しは上である。 武装は右手に標準的なアサルトライフルを持ち、M4ライトセーバーを両腰のホルスターに収めている。 予備の武装であるLC3レーザーライフルと2種類のカロッテ、蓬莱壱式を改造したロケットランチャーとMVランスは まとめてサイドボードに格納されている。 対するジャンヌは漆黒の鎧に身を包んでいるが、装備している武器は火器ばかりだ。 あれでは完全にサイフォスの特徴を完全に殺してしまっている。 自分ならバランスのとれたヴァッフェバニーのバックパックにランスと二本の剣に加えて補助でサブマシンガンか、ハンドガンを1,2丁持たせる。 「バトルロンド、セットアップ。レディ・・・ゴー!!」 「さあジャンヌ、あの天使型の子を血祭りにあげておやり!!」 「イエス・マスター!」 試合開始のブザーが鳴ったと同時にジャンヌが全身の砲を一斉にぶっ放してきた。 「あの神姫、スポーツマンシップってモノが無いんですか?」 「神姫に罪は無い。それと避けないと木っ端微塵だぞ!」 「わかってますよもう!」 アカツキはアウターバーナーを噴かして急上昇し、辛うじて回避する。こうなると戦術は一つ。 「アカツキ、回避に専念しろ。レーザーライフルを使う」 「いきなりそれですか。」 「相手のウィークポイントに一撃当てたら接近戦だ。とはいえ、相手はサイフォスだから簡単には行かないかな」 「簡単に進むことほどショボイことはありませんて。」 「よく言った!」 優一はサイドボードの武装とメインボードの武装の入れ替えの準備を始めた。アカツキの右手にあったアサルトライフルがポリゴンの塊となって消滅し、代わりにアカツキの身長ほどはあろうかというLC3レーザーライフルが転送された。 「そんなモノ、出してきたところでムダですわ!ジャンヌ!!」 「イエス・マスター!」 ジャンヌは再び全身の火器を撃ってくる。今度は一撃必殺を狙った収束ではなく、けん制目的の拡散発射だ。 しかし、アカツキはこれらを紙一重でかわして行く。 「エネルギー充電完了、システムオールグリーン、ターゲットロックオン!いっけえええぇぇぇぇぇ!!」 腰だめに構えたレーザーライフルの砲口からプラズマ球が発生し、一拍おいて閃光が迸る。 それは真っ直ぐジャンヌへと向かい、彼女の体を包み込んでゆく。 そして照射が終わった頃にはジャンヌがいた場所は巨大なクレーターができあがっていた。 「やった?撃った?勝った?」 「お前はシーザーか。・・・?!いかん!!まだだ!!」 「え・・・きゃあ!!」 勝利を確信しかけたその次の瞬間、グレネードの一撃がリアウィングに着弾し、根元から折れてしまった。 その結果、揚力を失ったアカツキは落下するも、脚部のブースターを使って辛うじて着陸する。 「装備を・・・。マスターから授かった私の装備を・・・、許しませんわ!!」 「ぐふぅ!!」 ジャンヌのボディーブローが脇腹にクリーンヒットし、思わず膝を着くアカツキ。 そこへさらに彼女の顔に蹴りが入り、地面へと倒れ込んでしまう。 「誇り高き鶴畑の神姫たるこの私の装備だけでなく、あまつさえ五体の一つを奪うなど、 身の程知らずも甚だしい!その行為、万死に値しますわ!!」 そう言うとジャンヌはさっきのお返しだと言わんばかりにアカツキを足蹴にし始めた。 火器に誘爆したのか、確かに装甲や火器ははほとんど残っておらず、左前腕が無くなっている。 「そうよジャンヌ、この鶴畑和美に逆らった愚か者はどうなるか、観客に教えて差し上げなさい!」 「イエス・マスター!!」 「うっ、あぐっ、くはぁ!」 和美の指示を受けたジャンヌはアカツキをより一層痛めつける。 しかし、残された力を振り絞ってアカツキはジャンヌの脚をつかんだ。 「まだ抵抗する力が残っていましたの?ジャンヌ、トドメを」 「イエス・マスター!」 「まだ、終わっちゃいない!!」 一本残されたナイフをのど元に突き立てようとしたジャンヌめがけてバイザーに隠されたバルカン砲を放った。 人間で言えば豆鉄砲に当たるので、ダメージには至らないが、怯ませるのには十分だった。 「マスター、今です!MVランスを!!」 「いよっしゃ、受け取れ!!」 アカツキはリアウィングをパージし、転送されてきたMVランスを受け取ると、 少し距離を空けてからジャンヌめがけて突撃した。 「いっけえええええぇぇぇぇ!!」 「悪あがきですわね。ジャンヌ!!」 「イエス・マスター!!!」 ジャンヌも転送されてきたトライデントを手に取ると、アカツキに正面からぶつかっていった。 お互いの位置が入れ替わった。 アカツキは右腕を喪失したが、かわりにジャンヌの胸には深々とMVランスが突き刺さっていた。 「ばとるおーばー。Winner、アカツキ」 「マスター!私、勝ちましたよ!!」 「よくやったなぁアカツキ!!さすがだ!!」 クレイドルから出てきたアカツキは感極まって優一に飛びついた。 ところが、反対側から怒声が聞こえてきた。 「全く!!後一歩だったと言うのに、なんたる失態ですの!!ジャンヌ、それとそこのあなた!!今日の所は許してあげますが、次はこうも行きませんわよ!!!」 そう言うと和美は床を打ち鳴らさんばかりにがに股でその場を後にした。 「何ででしょう、一種の哀れみの感情が・・・」 「まあ、良い薬になっただろう。勝負の世界は勝ち続けるよりもある程度は負けを重ねた方が経験になるからな。それはそうとお疲れさんアカツキ。ちょうど昼時だし、うちに帰って焼きそばでも食うか」 「はい、それじゃあ具は豚コマとニンジンにタマネギ、味付けはソースも良いですけど、偶には酢醤油も悪くないですね」 「酢醤油とは・・・、意外と通だな」 「そんなこと無いですよもう!」 二人の絆は家族とも友人とも、恋人のそれともまた違ったモノがあった。 ~The END~ とっぷに戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2836.html
ぶそしき! これから!? 第1話 『ハジメテ』 1-3 「あ、あはは……」 「なに笑ってんだよマスター。あ、そうだ!」 乾いた笑いをしているマスターに、さっきまで悔しがっていたヒイロが呼びかける。 「あ、なにかな?」 「この武装パーツ気に入ったらからさ、買ってくれよ!」 ヒイロは胸を張って自身の格好を見せる。 ヴァーチャルバトルで傷ついても、リアルには反映されない。 始めに試着した時のまま、レイディアントアーマーは磨かれた鏡のような輝きを誇っている。 その手に持つレーヴァテインも当然、その切っ先は折れていない。 「う~ん、そうだなぁ。よく似合っていたし」 「そうだろそうだろ。それにオレ素体だけの状態だったから、武装が何もないし」 友大は腕を組んで悩む。 (ヒイロとそのクレイドルを買うだけで、今まで貯めていた分をほとんど使っちゃったんだよね。でもあんなに必死だし。幾つかの武装パーツくらいなら、今月のマンガやおやつとか、あきらめればいけるかな……?) ふと、今ヒイロが装備しているものの値札をしっかりと見ていなかったことに気づく。 「すいませーん」 「はーい、なんでしょうか?」 友大は近くにいたセラフィルフィスを呼び寄せる。 「今ヒイロが試着している武装っていくらですか?」 「マスター!」 ヒイロの顔が輝く。 「そうだね、レイディアントの黒一式とレーヴァテインだから、合わせてこの位になるよ」 電卓に武装の金額を打ち込んで見せてくれる。 「え」 その額を見て、思わず声をあげる。 「合わせてこの位になるよ」 電卓に表示されている金額を言う営業スマイルのセラフィルフィス。 「……」 「……マスター?」 黙り込むマスターをヒイロは怪訝に見る。 「ごめん、ヒイロ」 「ま、マスタ~」 顔を伏せて謝る自身のマスターに、ヒイロは情けない声を出してしまう。 「な、ならせめて! せめてレーヴァテインだけでも……!!」 「レーヴァテインだけだと、このお値段だよ」 営業スマイルのセラフィルフィスが、すばやくその値段を告げる。 「……」 「……ま、マスター」 再び黙り込む自身のマスターを、ヒイロは不安げに見る。 「…………………………ごめん」 「ま、ますた~~」 沈痛な声に、ヒイロは再び情けない声を出してしまう。 ■ ■ ■ 「……」 「ひ、ヒイロ……」 「……」 あの後、ヒイロが試着していた武装パーツを返却した友大。 ショックでいじけてしゃがみこみ、のの字を書いているヒイロへの対処に困り果てる。 「そ、そういえばさ。セラフィルフィス」 困り果てた友大が、現実逃避するかのようにセラフィルフィスに質問する。 「武装神姫の武装パーツって、プラモのとかと比べてすごく高いんだけど、なんで?」 「リアルバトルでも使えるよう、良い素材を使っているのもあるよ。実際に動いたり飛んだりとか機構が入っているパーツは、当然その分高いんだけど――」 セラフィルフィスが例として、ストラーフやイーダなどの神姫のリアのアーム、アーンヴァルやアスカのフライトユニットなどを出す。 「リアルバトル、ヴァーチャルバトルのどちらでも設定された機能を発揮できるよう、神姫の武装パーツにはデータチップが仕込まれているんだよ。見た目特に機構がないパーツも割高なのは、そのせいだね」 「そ、そうなんだ。ありがとう、セラフィルフィス」 「どういたしまして。頑張ってね、新しいマスターさん」 今度は営業スマイルではなく、見守るような微笑みをかけてセラフィルフィスが立ち去る。 ■ ■ ■ 「ひ、ヒイロ。今度おこづかいが出たら、何か買ってあげるから」 「…………約束するか?」 「あ、ああ。……あ、さっきの装備を全部は無理だけど、ひ、1つは買ってあげるから」 「……絶対?」 「ああ! 絶対買ってあげるから!」 「……」 「……」 「……分かった」 ■ ■ ■ 「「ありがとうございました」」 何とかヒイロの説得に成功した友大が店を出る。 その際に星原店長から、ヒイロをいきなりリアルバトルには出さず、ヴァーチャルバトルで経験を積むよう忠告を受ける。 「――あ、夕日だ。思ったより長くいたんだなぁ」 紅い夕日が友大とその神姫を照らす。 「そう言えば、マスターの家ってどんなんだ?」 肩に乗ったヒイロが自身のマスターに尋ねる。 「ここから自転車でしばらく走ったところにある一戸建てだよ。そういえば――」 「なんだ? なにかあるのか?」 「――いや、なんでもないよ」 ふと気づいたことを呟きそうになったが、寸前で止める。 (家に戻るのに、1人じゃないのは久しぶりだ……) 騒ぐヒイロをなだめながら、少し感慨にふける。 ■ ■ ■ 「ダンボールだらけだなー」 家に入るなり、ヒイロがそんなことを言い放つ。 「引っ越したばかりで取り敢えず、すぐに使うものを出しただけだからね」 「そうなのかー」 肩から降りて、ダンボールの中を覗いたりなどするヒイロの姿に、友大は思わず苦笑する。 (あ……) ヒイロの姿を見て、ふと思いつく。 「ちょっと、ヒイロ。そこで待ってて」 「なんだよ?」 怪訝げにだが、急に部屋を出ていった自身のマスターの言葉通りに、ヒイロは待つことにする。 「え~と……あ、あった!」 自分の部屋に戻り、家庭科で使っていた目的のものと自身の赤いTシャツを、ダンボールから取り出す。 「葉々辺さんのクラハみたいなのは無理だけど……」 友大少年は、ふと昨日今日と出会った神姫達の姿を思い起こす。 「これなら、僕でも」 断ち切りバサミでシャツの袖を細く切り取り、長細い布切れにする。 「ヒイロ、ちょっとこっちに来て」 「? なんだよ」 自身のマスターに呼びかけられ、近づく。 「そこでいいよ。そのまま動かないでね」 「?」 自身のマスターの手によって、ヒイロの首になにか巻かれ、結ばれる。 「僕からのプレゼントだよ。どうかな?」 ヒイロは自身のマスターが持っていた手鏡に映った自身の姿を確認する。 「――あ。か、格好いいよ! ありがとうマスター!!」 何かのヒーローのような赤くて長いマフラーを身に付けた自身の姿を見て、ヒイロが大はしゃぎする。 「良かった」 思いつきに大喜びをする自身の神姫の姿を見て、友大は自身の心が温かくなるような感じを覚える。 「僕は子どもで、お金がなくてろくにパーツを買ってあげられない。きれいな服や格好いい武装パーツを作ったりなんでできないけど――改めて、これからもよろしくヒイロ」 友大が自身の神姫に向かって手を出す。 「何言ってんだよマスター。こんな格好いいの、プレゼントしてくれたじゃないか。 うん――改めて、これからもよろしくマスター」 ヒイロが自身のマスターの指を両手で掴む。 胸が熱くなるような感覚を覚える。 (うん、良かった) 胸中にそんな思いが過る。 ――――To Be Continued☆ ――ヒイロの武装データが更新されました。 ウェポン:なし ヘッド :なし ボディ :なし アーム :なし スカート:なし レッグ :なし リア :なし シールド:なし アクセ :赤いマフラー 前へ / 続く トップページ